今回の震災から、地震の構造について (知ったかぶり)

2011年3月11日に、東北沖で発生した地震。そしてその後、東日本で発生している地震について、その構造をまとめておきたいと思います。って偉そうなものではないですが。
私も、1980年代前半の中学時代は地学部で、天文が好きで小学校から高校まで、よく天体観測をしていたものです。中学校で地学部に入ると、天文のみならず、地球のことまでやらないといけなくなり、地質、気象などもやらされた口です。
京都の学校でしたので、大文字山とか比叡山とかに登り、断層や地層、岩石の調査なども実習でやったものです。この時に教えられたのが、琵琶湖の西から京都を超えて、淡路島へつながる活断層帯があること。そこには無数の活断層があり、見つかっていないものが数多くあるということでした。当時は、知っている人は知ってるレベルですから、阪神淡路大震災の時に初めて知った人も多いことでしょう。
今回の震災の発端となった地震はプレート型地震
阪神淡路大震災は、都市の直下にある活断層が動いて引き起こした、活断層型の地震だそうです。マグニチュード7.2でも震源が浅い(14km)ことで、震度7の地震を引きお越し、数多くの建物が倒壊、死者6400名を超える災害となりました。
しかし、今回、3.11の東北沖の地震は、宮城沖の深さ24km(一部32kmというデータも存在)で、太平洋プレートが北米プレートに沈んでいく部分での発生でした。3月11日は同様の地域で、M5.2、M4.7、M4.9と発生していて、4つめがM9の津波の原因となる地震だったようです。
日本列島は地震の巣
では、日本列島とは、どういった場所に存在するのかということが、今回の地震では重要になるかと思います。日本列島は、太平洋プレートと北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートがぶつかる場所に浮いている島です。
わかりやすく図にすると、図の様になります。http://twitpic.com/49qihy より引用。プレート
この4つのプレートが、日本側に押し寄せてくるので、当然、ズレたり、ひびが入ったりします。これが巨大地震につながるらしいのです。
この図で、日本列島をの真ん中でユーラシアプレートと北米プレートと、フィリピン海プレートがぶつかっているところがあります。これが、東海地震の要因とされる駿河湾です。また、そこから北陸に向けて境界が列島を縦断していますが、これをフォッサマグナとよび、巨大活断層を形成しています。これら、プレートの境界は、お互いがこすりあっているために、地震の巣窟になるというわけです。つまり、日本列島自体が地震だらけの島である理由なんです。
この分布は、山賀氏の地球上の地震分布→http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/jishin-03.htmより引用の様になります。
よく似た環太平洋各地
先の地球分布を見て、では、世界に目を向けると、やはり、プレートの境界で地震が多いことがわかります。先日のニュージーランド震災も、その原因でもあるとされています。環太平洋の地震や火山。ソースは週刊プレイボーイ→ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110312-00000301-playboyz-soci
さらに、山賀氏によると、地球上のM4以上の地震の分布を調べると先ほどの地球分布の図になりますが、M4以上の地震で、震源深さ100km以上なのは、太平洋周辺に集中しているということです。同じく、また、東北の地震の発生個所分布を、深さで示していますが、プレートの沈み込みに従って震源も沈んでいるのがわかります。
詳しくは山賀氏のページ→http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/jishin-03.htmをご参照ください。
我々の地球は、玉子の様になっていて、大地は卵の殻
このように、プレーというものが動いていて、大陸や島はその上に形成されたものであると書きましたが、地球ってどうなっているのか、なぜ、大陸が動くのかを図で見てみると、気象庁が説明するプレートと地震・火山の関係 http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/2-1.htmlの様になります。プレートの下はマントルという、高熱で岩石がどろどろに溶けた様な状態になっています。そしてそれが、ゆーくりと対流しています。それがプレートを動かし、大陸を動かしたりしています。その対流がプレートを動かし、プレートとプレートをぶつけ、沈んでいくような動きなどを作っています。
プレートと地震・火山の関係を気象庁が説明するとこうなります。→ http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/2-1.html
地震の発生を時間軸で可視化するとこうなります
では、震源と規模をを可視化すると http://www.japanquakemap.com/ のようになります。日本海溝付近と、プレートの境目に大きなものが発生しているのがわかりますね。
マントル対流とか、プレートが動いているとか、地球が生きているとか、この可視化からわかる気がするのですが、でも、実際の人間活動からしたらすごく長いスパンで起こっている現象です。今回、毎日のように、そして、数か月~年単位で続くのも、地球の一生(現在46億歳くらい)からすると一瞬の出来事。
昨年のゴールデンウィーク、富山と新潟の県境のフォッサマグナ・ミュージアムを訪れました。その時のレポートは、http://waskaz.com/blog/index.php?e=429 で。先述のフォッサマグナの北の端が、新潟県糸魚川市で、活断層の境界が見える珍しい場所です。
このように、プレートの境界でのズレで生じる地震は、広範囲に規模が大きく、更には長引く構図が見えてきます。
人間が、その活動が小さな存在であることを思い知らされるであります。
引用、参考
http://twitpic.com/49qihy
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/jishin-03.htm
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110312-00000301-playboyz-soci
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/2-1.html
http://www.japanquakemap.com/
http://waskaz.com/blog/index.php?e=429