立山黒部アルペンルートと富山延泊 5/4

5月4日は早朝起床で黒部まで
ゴールデンウイークの富山と言えば、立山黒部アルペンルートです。高ーい雪の壁の間を通る、ああれです。昨日買った前売りチケットが8時40分発なので、6時起きで7時過ぎにはホテルを出たのですが、駐車場が1万円札が使えない。近くを探すもやっている店もなく、ちょっと離れたコンビニへ。ここで20分のロス。あー。

そのため8時15分頃立山到着。駅から離れた駐車場に回され、10分少々歩くことに。立山駅はGW中日と言う事で、大混雑。指定なので立山からのケーブルには楽々乗れましたが。
ケーブルの後は、美女平からの高原バスです。

バスにも余裕で乗り込め、室堂を目指します。所要は50分。美女平が1000m近いので、ここでの高低差は1400m近くあります。室堂見学は帰りにするとして、まずは先へ進みます。
室堂からはトロリーバス。トンネル内を大観峰まで進みますが、こちらも待ち時間なしで乗車。そして、10時前には大観峰に到着いたしました。

次のロープウェイまでに間に展望台に上がると、そこにはアルプスの山々が広がり、槍ヶ岳など名峰が見渡せます。下を見ると黒部湖。
広大に広がる雪原にはシュプールも。
大観峰までは、長野側大町から、かれこれ15・6年ほど前に来たことがあります。その時は雲の中で、風も強く雨も。しかし、今回は素晴らしい景色を拝むことが出来ました。

大観峰から黒部平までロープウェイです。全長4kmを支柱なしで渡りきるロープウェイ。今日は大混雑のため、銀座線のすし詰め状態のようでした。

黒部平まで下りて、ここで10時15分くらい。下から見上げる大観峰と、ここから見下ろす黒部湖が美しい。

天気も良いので皆さん、眼前に広がる絶景と雪世界を楽しんでいます。そして、黒部ダム・黒部湖への最後の乗り物はケーブルカー。このケーブルカーは全線トンネル内を進む珍しいもので、最大斜度31度とか。
黒部湖駅到着は10時33分。各乗り物はピストン運航していて、ダイヤ表以外に便が運航していて、ここまでスムーズに来ることが出来ました。駐車場についてから2時間20分。

黒部ダムは、その15・6年前に来て以来の人生2度目。この巨大なダムがこんな山奥に存在すること自体驚きです。そのストーリーは映画「黒部の太陽」などでよく知られていますが、長野側と富山側から掘ったトンネルなどで作られ、そして今も、整備や観光でそのインフラが役に立っていることも素晴らしく感じます。

緑色の黒部湖にはまだ、氷が張っていたりしています。まだようやく春が来たという感じでしょうか。

さて、すでに帰りの渋滞が激しくなっていますので、ほんの10分ほどでケーブルカーの列に。しかし、乗車まで1時間ほど。
これは、帰りの渋滞でなく、長野側から室堂へ行く行きのお客さんが大多数。長野側から黒部ダムは、マイカーの終点の扇沢からトロリーバスで1本。意外に簡単に来れるのです。
そして、黒部平に戻ったのが12時。ケーブルカーの乗車時に配られたロープウェイの整理券で、大観峰までの乗車時間が決まります。13時25分の乗車。ここで1時間半の待ち。

じゃ、ここで昼飯です。蕎麦を食うのも待ち時間30分。で、時間もあるので黒豚コロッケ、黒部餅、白エビのかき揚げ立山そば。立山そばと言っても冷凍麺です。ただ、かき揚げは一応揚げています。
まあ、味はそんなもんで、余った時間は展望。大雪原にはスキーヤーの姿も。

リフトなんてありませんから、ロープウェイの駅などから歩いてポイントまで行き、そこからの滑走です。広大な雪原。しかし、斜面はシャーベット状で、かなり滑りにくいのではないでしょうか。
一度は滑ってみたいものです。
さて、ロープウェイに乗り、大観峰に到着。ここからのトロリーバスは待ち時間なし。ほどなく室堂に到着。14時前。ケーブルカーに並んで3時間超。まあ、仕方ない。
室堂ターミナル内は大混雑。試しに現在の行列を見ると、1Fの乗車口から3階の展望台を出て、行列は雪原に続いています。うぁ~。
まあ、仕方ないので名物の雪の大谷ウオークに行きましょう。

雪の大谷は、美女平から室堂手前の500mほどに遊歩道を作り、そこを観光客が歩けるもの。この時期のニュースなどでいつも取り上げられているものです。

今年の最大高さは17m。標高2390m地点。現在の気温0度くらい。寒っ。

この雪の壁、過去最大が23mということで、冬の間、いかに雪が積もるかがうかがえます。この上の雪原もウオークが作られ、この時期は一般開放されています。

さて40分少々.雪の大谷ウオークもそこそこに、室堂からの高原バス待ちです。行列整理のお兄さんに3時間と脅されましたが、増発のバスが出て、かなり減り1時間程度で高原バスに乗車。美女平までが50分。美女平でこれまた1時間待ち。そして17時40分、立山駅にケーブルカーで到着。8時40分に立山を出て約9時間の旅でした。
でも、待ち時間が4時間半???

そこから富山に戻り、レンタカーを返し特急に。でも、既に1時間前。うーん、間に合いません。ということで、観念し富山泊を選択。さらに、富山ブラックラーメンも食べたいし。
夜は、富山ブラック。宿の近所の大喜駅前店。GWだからか並んでます。ブラックの元祖ということで、こちらへ。

色も黒いですが、味もかなり醤油辛い。かなり辛い物好きの私も、しょっぱいなーと思うくらい。元来、労働者に、肉のボリュームあり、飯と食べるて旨いことからこのしょっぱさだそうです。

そして、かなり疲れモードなので、さくっと一杯。昨日もお邪魔した洞ほら屋。いやー、体力不足。再会を誓ってそそくさと〆させていただきました。