過剰殺菌、清潔へのアンチテーゼ? ~子どもを花粉症にしないための9か条

えーっ、乳児からの清潔生活が、花粉症にさせるの??こりゃ、大変。
でも、最近の過剰ともいえる「除菌」「殺菌」「清潔」ブームは、ちょっと行きすぎな気もするんですよね。潔癖な人には悪いですが、自ら抵抗力を減らしているような気もします。多少汚い水を飲んでも大丈夫な人もいれば、すぐにお腹を壊す人もいますし。
2月23日19時53分配信の医療介護CBニュースによると、
横浜市の理研横浜研究所谷口センター長は「スギ花粉症ワクチン開発」と題しての講演の中で、
▽生後早期にBCGを接種させる
▽幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる
▽小児期にはなるべく抗生物質を使わない
▽猫、犬を家の中で飼育する
▽早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす
▽適度に不衛生な環境を維持する
▽狭い家で、子だくさんの状態で育てる
▽農家で育てる
▽手や顔を洗う回数を少なくする
 ―の9か条を紹介した。
(以上、ニュースより引用)
私も、30年来の花粉症。スギ、ヒノキ、イネ科のアレルギーで2月から6月まで苦しんでいます。私は花粉症のハシリを自認していますが、日本人の抵抗力も低下しているのでしょうか。最近、やたら「除菌」「殺菌」「清潔」など衛生意識が高まってますが、それに対するアンチテーゼとも言える主張です。
谷口センター長はさらに、
「花粉症は、ある程度不衛生でエンドトキシンの量が多い環境で育つと発症しにくくなる。逆に、下水道などインフラが完備されている所、車の交通量の多い所で育つと発症率が高くなる」(引用)と。
私は、いわゆるポットン便所の家で、家族4名+祖母で育ち、砂遊び、工作など好きで育ちましたが、杉の多い京都で、さらに家が交通量の多い道に面してたので発症したんですかね。
谷口センター長によると、
「幼児期でアレルギー体質が決定するという仮説は正しいことが証明された。花粉症などのアレルギー性疾患は文明病であり、人間が物質文明を追求したために生じた免疫機能失調症だ」(引用)だそうです。
でも、アレルギーって、アレルゲンに接触し続けると発症し、その発症限界(スイッチ)は人によって違うとよく言います。また、免疫の過剰反応がアレルギーだとも言うので、「免疫機能失調症」てなのもよくわからんです。でも、谷口先生は免疫系の専門だそうです。正しいんでしょう。
詳しい人、いかがでしょうか?
以下、リンクは記事本文です。(引用本文)
子どもを花粉症にしないための9か条
医療介護CBニュース より
2月23日19時53分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000004-cbn-soci