春は筍。大井町で二日連続。

このところ、東京もちょっと寒いですが、春ですね。夕方の日の入りがめっきり遅くなりました。春と言えば竹の子です。
昔、京都の実家にいたころは、この時期、戴きものを毎日のように食しておりましたが、東京に来ると、めったに京都産のなんてお目にかかれません。そこで、イキツケで筍メニューが出たので、二日連続の筍にしました。

まずは4月6日のもっこく屋。大井三叉の居酒屋さんです。お薦めメニューに、焼竹の子。お塩でいただきます。残念ながら京都産ではないのですが、穂先の柔らかいところも、根の方もホクホクで瑞々しい。醤油でも、何もつけなくても春が感じられる一品でした。
次に4月7日。ここは、大井町駅近所の食彩 市。こちらは京都産。じゃ、何が違うのって、実はよくわかりませんけど。

筍と言えば、若竹煮。菜の花と人参が添えられています。木の芽の香りがぱーっと広がり絶品。主人の修業先が大阪なので、この店の出汁は私好みなんですよ。もう一品は椎茸海老しんじょう。プリップリの海老が白身にまとわれ、さらに椎茸。こりゃこりゃ旨い。
二軒とも大井町では貴重ないい和食屋さんです。