山寺の紅葉とサイクリング。夜は山形牛ユッケ
2025/11/23(月祝)
山形市内で自転車借りて、芭蕉の句の山寺で有名な立石寺まで13km。
前回7年前に来たときは、閉門時間で門前払いでしたが、万全を期してやって来ました。
ただ、雨が来るかも。
山寺に着いて、先ずは腹ごしらえ。門前に数あるおそば屋さん。迷いつつも、芋煮とげそ天が並ぶふもとや本店に入ってみました。
山形は牛肉、里芋、醤油味の芋煮なんですかね。玉こんにゃく、車麩も入ってます。内陸でげそ天?となりますが、古くはするめ天だったようで、保存食利用だったと書かれてました。菊のお浸しも、時期終わりでしょうか。
では宝珠山 立石寺 通称 山寺参拝。7年前は閉門時間でここまでだった根本中堂から下山口まで。
日枝神社の御神木の大銀杏もかなり葉は落ちてますが、もみじとのコントラストを拝むことが出来ます。
山寺の根本中堂から芭蕉像、山門へが紅葉の最中。芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」のセミはシーズンオフですが、紅葉の木々に観光の喧騒も吸い込まれているようです。
さて、登山口から奥の院を目指そう。
松尾芭蕉が滞在して一句読んだら、一大観光地。この山寺だけでなく、奥の細道一帯が芭蕉で繋がっています。
山門を入ってほどなく。芭蕉の塚せみ塚が断崖絶壁の下に立っています。
仁王門で阿吽様に阿と睨みつけられて入門。さらに階段を上がること、ようやく奥の院に着きました。断崖には穴々が並び、修行にも使われたんですかね。お堂も建ってます。
奥の院の大仏殿には大きな阿弥陀如来像が安置されています。振り返ると絶景です。
奥の院から振り返って絶景を拝みながら、三重小塔の華蔵院へ。
小さい三重の塔が岩の穴に納められていて、模型かと思うのですが、これが重要文化財。修復はされてるとのことですが、ちゃんと室町時代建造。なんと。
奥の院から下りる途中、断崖絶壁に建つ開山堂と納経堂。立石寺を開いた慈覚大師のお堂です。
その上には五大堂。これは絶景。昨日、晴れた日に来ていたら最高にきれいだったでしょう。せみ塚の上には弥陀洞。岩の削れが仏様のような形。
山形七日町~山寺往復で33km。まだ紅葉が残っていてラッキーでした。まあ終わりかけでしたが。今日はスポーツ型のe-Bikeがメンテだそうで、変速ナシのママチャリ型。獲得標高が475mもあったので、帰って来たらバッテリーほぼ使い切りでした。
三連休最終日の七日町。うわっ、休みだらけです。そんな中、肉酒場ひとりじめが開いてました。お通しがレバパティと肉寿司。お、肉がとろけて旨い。ビールにも合いますよ。
そして、低温調理の山形牛ユッケ。まずは黄身を割らずにひと口ふた口。これもとろけます。黄身を割ってふんわりまろやかに。次は肩ロースステーキ。銘柄牛ではないので、とろとろとは行きませんが、しっかりした身から味が出て来ます。
今夜の2軒目は、7年前に2晩続けて来たBAR12 Yamagata。旬のフレッシュカクテルはラ・フランスとカルピスのラムベースハイボール。甘さ控えめにってお願いしたら、レモンで酸味もあってこれは美味しい。前回の大量さくらんぼのマティーニも、季節になると出すそうです。
そして、今夜もウィスキーや酒談義。話が面白い。前回はスコットランドなどを回る前の6月だったので、今回はその時の話もさせていただきました。
2杯目は山形日本海側の遊佐ウィスキー。まだ新しい蒸留所で、6年が出たとのことでストレートで。59度あり、アルコールが立ってますが、熟成がすすむと深さが期待できそうです。
今夜も楽しく過ごせました。




























































