湯沢から佐渡往復 2日目 高田~佐渡真野泊

2023/9/17(日)

高田の日の出は5時半。別に合わせたわけではありませんが、本日のスタートです。

魚沼の田舎と違って、24時間の原信や山岡家など便利なのがあっていいなあ。そんなことはさて置き直江津港へ向かいます。

佐渡汽船直江津港。高田からピッタリ30分です。乗船手続きして立ち食いそば屋でラーメン。ちゃんと生麺茹でてます。あっさりした鶏がらで、まあありがちな醤油ラーメンですが、朝ラーにはちょうどいいです。

自転車をフェリーに乗せるときは、輪行袋での手荷物と、車両として乗せることが出来ますが、重いし分解はキツいので車やバイクと一緒に乗ります。自転車は乗り降り共に先頭は佐渡汽船も同じでした。

瀬戸内海航路、釜山航路、小笠原航路と自転車乗せて船に乗りましたが、佐渡はお初です。
必然的に客室も一番乗り。→コンセント確保。

佐渡汽船で2時間40分。佐渡の小木に着岸しました。車よりも一番先に下りるので、ハッチが開くまで10分以上待たされます。

下りると佐渡おけさ像。今日は真野まで。去年と逆のルートになりますが、去年同様暑いのでへたらないように水が重要です。

小木からそう遠くない観光地の宿根木(しゅくねぎ)。番屋のような民家が、迷路のような路地に並ぶ街並みです。

去年は中を回ったので、今回はスルー。たらい船が人気で海に浮いてます。

海から隆起して出来た深浦の海隆段丘。段々と海につながる小木半島です。

その段丘の田んぼでは、佐渡米の刈り取り後の乾燥で、はザ掛けが行われてます。普通は棚に掛けますが、この地区、ガードレールに掛けてたりしてます。アリなのか?

沢崎鼻灯台を越えて、延々佐渡一周道路を走ります。あと20Kmほどの河ケ瀬崎の海底地層手前で行き止まり。手前で「この先行き止まり」とは書いてたのですが、去年同様にここはやっぱり行き止まりでした。

小泊まで登って海岸線に戻ります。

宿根木を越えると店も無くランチになかなかありつけず、西三川のキンちゃん本舗へ。国道から上がった見晴らしのいい高台にあり、敷地内のカフェ米こころへ。

スパイスカレーも気になりましたが、野菜も美味しい佐渡なので、ニンジンと豚肉のクリームパスタを平麺で。もちもちの米粉入りパスタで、あっさりしたニンジンの味わいとクリームソースが麺に絡みます。
サラダのドレッシングもニンジン。これもドレッシング美味しかったです。
さて、今日の目的地まで走ります。

昨年は時間の都合で入れなかった日本酒蔵元。道すがら真野鶴の尾畑酒造へ。無料試飲も並ぶのですが、自転車なのでここは我慢。

ただ一つだけ、純米大吟醸無濾過生原酒をテイスティング。飲み込めないのが残念ですが、辛口にフルーティーな香りが口に広がりますがこれは呑みたいなあ。

国道350号を走るともう一軒、真稜の逸見酒造。こちらもお話を聞くだけですが、お酒の話は面白いものです。
販売店限定酒の話も聞けて、飲みたさ全開です。

宿のチェックインまで時間があるので、真野の海岸をサイクリング。新潟市内で好調展開中の弁慶。その本店は佐渡の真野。前回はスルーしたので、チェックインまで喉も渇くのでちょっと寄ってみました。

三連休中日ですが、3時過ぎだとそれほど待たずにご案内。やっぱり流行ってます。
佐渡マグロ赤身に生ウニ。そして、本日のオススメ天然ブリ。回転が基本なので、握りは強めですが、ネタはやっぱりいいもの使ってます。ウニはちょっとパサついてたのも問題ない程度です。
流行るのがわかります。

日の出から上越市内を縦断。佐渡の小木から海岸線を北上し、真野に到着。佐渡一周道路は、そう大きなアップダウンはありませんが、それでも獲得標高は582mでした。走行距離は68Km。最後、チェックインまで時間があるので、無駄に5Kmほど走った一日でした。

今夜の宿Hostel Perchには、120℃まで上がるサウナやクラフトビールのダップが3本も有ったりします。サウナは遠慮しましたが、クラフトビールは遠慮しません。
3本共につながっているのがtOki brewery。佐渡の蔵で、先日も長岡のビール展でいただきました。

今日の1杯は、Bubble Sort v1.0。ひと口目は苦味とフルーティーさがやって来ます。そして、後味が良い苦味。ABV7。思ったより強い。

宿近くの蛇の目寿司に入ってみました。カウンターに地元の方々が並んでて、大将との嬉しい橋渡しをしてくれました。

まずはいいもの4種くらいをつまみで。ホウボウ、真鯛、カンパチ、南蛮エビ。旨い。ホウボウなんて、しっとりしつつの味わい最高。
そして、地物4つほどと握りをお願いしたら、その一つがめかぶ。握りなのにと思ったら、これが最高。刻みも生姜も最高。あおり、鯛、カジキの4っがバランスよく感激する美味しさでした。

宿に戻って来て、tOkiビールを再び。ORIGINAL PRANKSTERから。カウンターも満席。ラウンジも多くなりました。宿泊者以外の人も飲みに来てます。そして、長岡でも飲んだElixer v1.0。ホップを少なくしたすっきりと言うか柔らかい一杯です。カウンターでのビール談義も盛り上がって来たところで、BREWDOGのラム酒を棚に発見。珍しい。ソーダ割りで注文。ダークラムの甘さ。ラムまでパンクしてるBREWDOGです。さてもう11時。お開きです。

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