湯沢から佐渡往復 1日目 湯沢~高田泊

2023/9/16(土)

三連休初日。6時前には起きてたのに、朝8時前に出る予定がチャリの調整などで1時間押し。十二峠から「たくさんの失われた窓のために」を通って、トヤ沢砂防ダムでひと休み。第一ポイントまで、まだあと22Km。

松之山から奴奈川抜けて、星峠の棚田。既に刈り取られた田もありますが、黄金の稲穂がまだまだきれいです。
しかし、暑い。水筒の水が半分に。

星峠の棚田から上越市に入って、更に山の中。仁上ほたるの里からまだ奥のラーメン店、岩前戸商店。普通の家に入る感じで入店です。
メインは背脂中華そば。そのままでも脂多めですと書かれていますが、やっぱり脂多めのボタンをぽちり。

出てきたら大油。でも脂が良いのか、サッパリしています。ちょっとスープはしょっぱいですが、脂多めに勝つためかも。チャーシューは、ヒグマのように甘辛いバラ肉で、メンマ同様たっぷり入っていて、チャーシュー麺かと思うほどで旨い。
ほくほく大島駅から6Km超え。なかなかの秘境です。

新潟では、夏になるとメディアに登場します。日本一うまいトコロテン。
背脂でギトギトな口をサッパリするのにちょうど良いと、ほくほく大島駅近くのこちらへ。
店の池には錦鯉がわんさか泳いでいて、涼しさを増やします。

ほどなく心太着。始めから酢醤油が掛かっていて、そのままでも美味しい。コシが強くて、今まで食べた中でも最高クラスです。そこに青じそドレッシング。これは更に旨い。サッパリ感も増して、さっきの大油を忘れるくらいです。
湧き出す清水も心太の美味しさを引き立ててます。

ほくほく大島から、ほぼほくほく線沿いに進み、高田方面に曲がりますが、北西の風2~3mが地味に効いてきて、進んでる実感がしません。松之山の山の中と違って、景色も単調な事もありますが、疲れがどっと増します。

それでも高田城趾公園まで到着。観蓮会は8月で終わってますが、ちらほら蓮の花が観られます。
ここまで来て、やっと着いた感が出ました。

3時過ぎに高田駅前に到着。今夜は初の高田泊です。身体中から塩噴いてて、シャワーかビールかで迷って、ORIONでクラフトビール。上越のOTAMAが遂に発売って事で、記念すべき初号醸造樽をいただきました。MAGIC TIME IPA、ABV6のすっきりドライな苦みと、フルーティーなホップが汗かいた後の一杯にベストマッチでした。
今日は湯沢から松之山通って大島から高田へ、93Km、獲得標高1,192mと比較的ヘビーな実績でした。やっぱり向かい風が地味に辛かったです。

高田は初の泊まりなので、宿の仲町近辺から店探し。スナックとか居酒屋がぽつりぽつりと並んでます。
うーん、なかなか難しい。

ご夫婦が出られたところで席が空いて、タイミング良く入れました。仲町の雁木亭。んんん!メニューが多い!県内外の日本酒が3ページに渡ってびっしり。フードも看板2枚にびっしり。

まず目に付いたのが、生マグロ唐辛子醤油。醤油に青唐辛子を漬け込んでます。沖縄や小笠原で島唐辛子を醤油に潰すあれ。これこれ。久し振りに旨いマグロでやることが出来ました。
次にハモのフィッシュ&チップス。これもアリ!塩コショーされた天ぷらをそのまま、タルタル、ケチャップで。ハモはそのままがふわふわして最高。
上越料理とは違ったものいただきましたが、メッチャ美味しかったです。

高田の夜。2軒目は出戻りORION。上越の新蔵OTAMAのもう一つ、YAWA YAWA Pale Ale。柑橘強めなセゾンな感じのビールでした。
そして最後の一杯は、OTAMAの修行先の岐阜のカマド。セッションIPA飲んだら、先のYAWA YAWAとそっくり。
早いですが今夜はこの辺で。

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