2024フジロック2日目にはKRAFTWERK
2024/7/27(土)
フジロック 2日目。9時半に湯沢出て、10時半にゲートイン。今朝もまず本陣。今日は胎内のIPAをグラウラーに入れて、トップバッターのTOKYO SKA PARADISE ORCHESTRAに望みます。
今日も昼から雨予報。昨日は近くを雨雲が抜けましたが、今日はどうでしょ?
膝上は火傷、首が若干ヒリヒリで望みます。
2日目のトップは、TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA。毎度おなじみ常連アーティストですが、毎回新しさや楽しさが用意されています。
今年は35周年ですか。イカ天の頃から聴いてますが、もうそんなに。今回のゲストボーカル1人めは、BRAHMANのTOSHI-LOW。
そして、記念ソングの10-FEETのTAKUMA。3時から10-FEETがアサインされているので、そらそやろって流れです。
炎天下の朝イチからハードです。
ホワイトからヘブンへとボードウォーク。旧木道亭が、森のピアノと言うSTREET PIANO解放されています。
アンプやマイクも有りますが、使っていいのかな。弾けないけど。
14:40からヘブン終わりのトクマルシューゴが急遽演るそうです。
ヘブンでのTHEATER BROOKへ。みつまた、神楽峰方面から雨雲が発生し近寄って来てますが、なんか弱体化のするようです。
パラパラと来ただけで、まだ降りません。
THEATER BROOKって、リーダーが佐藤タイジてのは知ってたけど、観るのは初めてです。バンドよりプロデュースで知ってただけでした。
自分と同世代ですが、バンドブーム系とちょっと違うんですよね。観れて良かった。
ホワイトの通りがかりに、The Bawdies。レッドで観たのもコロナ禍2021年でしたか。
でも結成20年だそうで、客の煽りがいいです。
躍ったり歌ったり、晴れたり、雨が通ったり。
グリーンの10-FEETに遅れること5分。京都人のよしみで10-FEET。
モッシュピットの中までは、足踏まれるとギョサンは痛いので入りません。前回2015年のホワイトでえらい痛い踏まれ方しましてね。
「正三角形に組め~」「座れ~立て~」いじりが関西。やっぱおもろいパンク。
グリーンにて。長岡、大井町、湯沢の皆さん。居るいる。
17時。お日様間も山に近付いて来て、ジリジリ来る太陽の力は感じなくなって来ました。
そして、狼が出て来ます。演奏格好いいのに頭が狼。胴は人。
モッシュピットもノリノリで進行。
Man With A Missionの後は、そのままグリーンに。BETH GIBBONSと言う英国のシンガー。全くの初めてです。
エンヤとか、シンニード・オコナーとか、あのマイナーコードが続く感じ。
その間にトイレと飯。朝、村のおやじ土産のおにぎり食べて以来だったので、横浜野毛の焼きそばでも。極太麺でした。
フジロック 2日目のヘッドライナー KRAFTWERK。
西ドイツのテクノミュージシャンで、1970~80年代通してヒットと出し、日本のYMOと共に世界のテクノの牽引となった。中高生時代、バンドブームが来る前、この辺の音楽を聴きあさっていました。
長らく音楽シーンに登場していないと思われるのに、時に今、なぜこんなに人が集まって来るのだろう。
ピット内へは入場規制が掛かりそうな入り込みです。
ステージ前のモッシュピットは、規制にはならないくらいの満杯。9:10 KRAFTWERKが登場しました。
スクリーンに数字が表示され、1曲目“Numbers”。スクリーンも予習のヨーロッパツアーと同じく、シンプルな作りが続きます。そして、1980年代初頭の一体型マイコンが映り“Computer World“から“Computer World 2“と続きます。うーっ懐かしい。
初めて聴いた時中学生だった自分には未来音楽だったんです。 しかし、4人、やっぱり全然動かない。
KRAFTWERKのテクノって、ディスコ時代にはダンスミュージックとして使われていましたが、リズムが単調なものが多く、今の時代に踊れるかというと不明。
“Autobahn”や”Trans Europe Express”、”Tour de France”も演奏されましたが、今のテクノとは大きな隔たりがあります。
坂本龍一とラルフ・ヒュッターとの1981年の写真が表示されました。YMOがワールドツアーを終えた頃でしょうか、KRAFTWERKの来日の時の写真。両者が影響を与え合っていたことを物語る一枚。そして「戦場のメリークリスマス Mr.ローレンス」を演奏。教授を偲んでの一曲になりました。そして、”Geiger Counter “からの「放射能」(Radioactivity)へ。日本語でフクシマや原子力へのメッセージが歌われます。そういえば「放射能」のシングル(ドーナツ盤でした)持ってたなあ。
KRAFTWERKといえば、「電卓」こちらも日本語歌詞はそのままで歌唱。生で観て初めて、その場で歌っているのが確認できました。
ネット環境も一般的でない時代に、コンピュータによる統制や監視、そういたものへの警笛を曲にしたのもKRAFTWERK。自分の理解には時代が早すぎました。
今日、観られて本当に良かったです。
KRAFTWERKセットリスト
1. Numbers
2. Computer World
3. It’s More Fun to Compute
4. Spacelab
5. The Man-Machine
6. Autobahn
7. The Model
8. Merry Christmas Mr. Lawrence
9. Radioactivity
10. Tour de France (1983) & (etape 3) & (prologue)
13. Trans Europe Express / Metal on Metal / Abzug
14. The Robots
15. Dentaku
16. Boing Boom Tschak / Techno Pop / Musique Non Stop
参照元:
setlist.fm
livefans.jp
山から下りてきて、毎度干からびているので、深夜営業しているジョークンに行って、クラフトビール。
KRAFTWERK観た後ってこともあり、TRONで。さわやかにいたきました。そこにレバーの煮物。これはビールに合います。もう2時。さっさと寝ないと。