2024GW後半 北陸周りで京都へ【敦賀泊】

2024/5/3(金・祝)

実家に帰らせていただきます。

その割にはほくほく線です。新之助のおにぎりと風味爽快で朝ご飯。旅の先に旨いもんあり。まずは、抑え目で。

直江津でほくほく線からとき鉄に、糸魚川で北陸新幹線に乗り換えです。直江津2分、糸魚川9分の接続で駅では何もできず。

糸魚川に来るのは3年振りかな。炎天下の糸魚川ブラック焼きそばとフォッサマグナだったかな。
更に西へ。

糸魚川からのはくたかが金沢止まりのため、金沢でかがやきに9分の乗り換え。富山、金沢、福井と人が減っていき、敦賀では1両10人居ません。

湯沢を9:14に出て、13:20に敦賀着。北陸周りで4時間。このまま京都まで行くと5時間で、東京周りより1時間長いくらい。それでもって数千円安いです。

福井県は2011年のGW以来なので13年振り。報道では見てましたが、新幹線コンコースが空港のようです。新しい駅ですね。ただ、在来線への乗り継ぎが面倒くさいとの論評もありますが、敦賀まで新幹線が来たのは画期的です。
在来線側の西口駅舎は、外側だけキレイにしたようで、中は昔の造りでした。
赤い自転車借りて昼飯へ。

福井と言えば、ヨーロッパ軒のソースカツ丼。敦賀は福井の暖簾分け?ですが、しかし、1時半にして昼営業終了。えーー。

漁港の方に出て、海鮮丼屋みたら、のきなみ20組とか待ってるし。近くの越前おろし蕎麦屋が待ちなしだったので入ってみると、ソースカツ丼セットが有りました。
ヨーロッパ軒より甘目なソースで、衣はサクサクでした。
蕎麦は平打ちで、辛い大根おろしが添えられ、つゆもキリッとした感じでした。まあまあですかね。
ヨーロッパ軒だったら、福井と敦賀制覇だったのですが。
敦賀も観光客が多い。

シェアバイク転がして、敦賀港へ。漁連の加工場が、いい曲線を描いた屋根になってて気を引きます。
岸壁には釣りする人が、たくさんいます。GWです。

敦賀の見所のひとつ気比の松原。松原より海水浴場のイメージが強いです。砂浜の背景に広大な松原が広がっています。

気温20℃と過ごしやすいので、冷たい日本海の海遊びにはまだ早そうです。

赤レンガ倉庫の横には、旧国鉄の急行型気動車キハ28が止まってます。急行わかさのヘットマーク。とき鉄で走ってるかな。

倉庫の先には敦賀港駅。この貨物駅の先に、遠くヨーロッパまで列車で行ける欧亜国際鉄道の船接続線が有ったようです。

レンガ倉庫の向かいに、旧敦賀港駅の駅舎。中には敦賀と鉄道の関わりがせつめいされた資料かわ並んでいます。
日本からドイツまでの切符って凄いなあ。

明治の鉄道書記の時代、資源確保など大陸との関係が強く、東海道線と現在の北陸線の整備が急がれました。その頃、新橋から敦賀経由でヨーロッパまでつなぐ鉄道の旅も整備され、旅客機の無かった時代の輸送経路となったようです。
敦賀って昔、関西にいた頃はよく通過したもんですが、あんまり鉄道のことは考えなかったな。

敦賀市内の大きな寺社にもご挨拶。多くの人が参拝に来てます。
創建は700年代だそうです。

敦賀駅前から気比寺社までのシンボルロードには、松本零士原作のヤマトと999のモニュメントが並んでいます。全部で28体あって、こちらは『銀河鉄道999』サイドの一部。

敦賀駅前のシンボルロードのモニュメント。こちらは『宇宙戦艦ヤマト』サイドです。敦賀は松本零士氏の出身とかじゃ無いそうですが、市のイメージの科学都市、駅、港に重ねたそうです。
小中坊時代に影響を受けた両作品なので、銘板まで読んでしまいます。

999の機関車も、ヤマトのアナライザーも登場します。ヤマトが12体、999が16体あるそうです。うっ撮り忘れありました。

市内観光の循環バスにも松本零士ラッピングが施されて走ってます。
新潟古町の水島新司、島根境港の水木しげるとか、いろいろマンガストリートありますね。

敦賀夜の部スタート。観光客とか多そうなので8時に出て来ました。先ほどは夕陽で写り辛かったブロンズもよくわかります。
そのシンボルロードに人だかり。屋台のラーメン屋が出ています。そして待ちがハンパない。歩道が広いので、屋台が出せるんですね。

初の敦賀ナイト。京都からだと1時間くらいの場所なので、仕事でもない限り泊まらない街なんだすよね。
なので知ったお店もなく、ネット情報頼りに入ったのが、てんてん。2席だけ空いてた所に滑り込みました。

お刺身を適当に盛ってもらい、中トロ、ハマチ(東ではワラサ)、真イカ、サーモン、サバ。地物揃いで、中でもサバが素晴らしい。
そして、若狭と言えば小鯛のささ漬け。こちらは自家製。かなり浅く〆てあり、レンコ鯛の身が締まって香り良く絶品でした。
いやー旨い。

先程のてんてんの大将に教えてもらったバー。Egg’s。ワインソムリエのママで、基本はワインバー。そこはちゃんとウィスキーも置いています。
GLENLIVET 12年をソーダ割りで。次にジャックソーダ。小民家のような造りですが、素敵なお店です。
いいお話ができました。

駅前の宿まで帰ろうと歩いてたら、やっぱり寒い。13℃は長Tいっちょじゃ寒い。で、屋台のラーメンに行ってしまいました。22時過ぎ。やってるのは、おかや一軒になってました。
あっさり豚骨スープで、軽く豚骨臭が漂い美味しいです。だんだん温まってきましたが、やっぱり寒い。

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