2015GW 静岡~豊橋を横断で自分探し?? 豊橋・豊川編
湖西市で自分も多数見つかったので、今回の最終地である豊橋へ向かいます。中編。
2015/5/5(火祝)
湖西市のガイドマップを見ていたら、今日の目的地の前に「うなぎうどん」なる豪快なものがあることを知り、昨夜のBARエルドラドでその話をしたら、同年代で、昔からよく知ってるとの事。鷲津駅から隣の駅の新所原駅にあるうなぎ屋さんやまよしです。
JR新所原駅を出て、隣の天竜浜名湖鉄道の改札口横の販売所で注文します。うな丼もありますが、ここは名物うなぎうどんを注文します。そして、横の座敷に回り出来上がりを待ちます。
鰻の大きさで値段が変わり、1匹だと1,800円。食べログなどでは1,200円くらいの時代もあったようですが、うなぎ高騰の折り、国産うなぎでこれは安いです。うどんの出汁もしっかり出てて、ちょっと甘め。揚げのきざみが入って豊橋のにかけうどんの様です。関西風に蒸さずなうなぎはボロボロにならず、味わい深いです。徐々にうどん汁に鰻のタレも広がっていきます。
鉄道ファンには知られたお店らしく、これは大アリで大満足でした。
次の電車まで、近くの喫茶店でお茶。では、豊橋へ向かいます。10分で到着。こちらも初めて降り立つ駅です。
豊橋は手筒花火発祥の地。トヨッキーっていうロボットゆるきゃらがお出迎えです。新幹線側の西口は西駅と呼ばれ、東側からするとこじんまりとしています。ホテルにチェックインして、明日夕方までのレンタサイクル探し。明日休みのお店でしたが、引き受けてくれました。
観光ガイドマップを見ながら、見どころが集まっている豊橋公園周辺へ行ってみます。まずは、豊橋公会堂。そして吉田城。吉田城は1505年に築城され、今川・武田・徳川らの攻防ののち、池田輝政が入封したものの未完成のまま明治に至ったとのこと。
天守閣にあたる部分は、現在の市役所付近のようで、お城っぽいものが鉄櫓だそうです。すぐ横には豊川が流れて、堀の役割となっています。
城の近所にはハリストス正教会。大正2年の建物です。
豊橋市、市内中心部をくるりと回ってみましたが、ガイドマップを見てもそう多くないですね。とりあえず宿に戻って汗を流し、夜の部スタートです。
SNSなどからいろいろ店を紹介いただきましたが、今夜は西駅の串屋さん百万石へ。いろいろ珍しいものがありますが、うずらの半身を注文。しかし敢え無く売り切れ。うずらは豊橋名産なのですが。。気を取り直してネギま、砂肝、ひよこ。そしてメニューには無いですが、聞いたら有ったどじょう。
甘辛いタレが、ひよこ、どじょうにぴったりマッチ。焼き加減も良く、ネギまの肉はコリコリするぐらい締まっています。
さくっとやって、次に豊橋カレーうどんのお店に移動です。どの店も、営業時間が短く、遅くても9時頃には〆てしまうようです。東口繁華街にある玉川へ。
注文後、程無くして到着。今回はミニ(100円引きで麺半分)。この状態では、普通のカレーうどん。お店には食べ方、特徴の説明が書かれていて、それに従って食べ進めます。まずは、うどんと具材をいただきます。うずらの卵、鶏カツ、豚バラ煮などが入っています。
食べ進めると、丼のそこからとろろとご飯が出現。これが豊橋カレーうどんの特徴。まず、丼にご飯を敷き、とろろを掛ける。そして、カレーうどんを掛けるのが基本構造。カレーうどんを食べると、残ってしまうカレー出汁をご飯で頂こうと言うコンセプトです。なるほど。
こちら玉川のカレーうどん。スープがスパイシーで切れもあって良かったです。うどんはもちもちな方向性。鶏カツが入っているのが、食感が出てイイです。
お腹もいっぱいになったので、この後はBARですね。花園のFORUMというお店に入ってみました。
ずらりと並んだボトル。目の前にはIchiro’sが。目移りするのですが、でも一昨日も飲んだしなあ。まずは、カレーうどんを消すために、ジントニックから。スキッといたしました。マスターと話しながら、ウィスキーが決まっていきます。ニッカのカフェグレンは有りますかと聞いたら、カフェグレンとお勧めで珍しいものも。サントリーの知多蒸留所限定のシングル・グレンウィスキー。知多は工場見学や販売をしていないそうで、業者の見学の際に購入したそう。工場限定物です。
さらに話を進めていくと、三河のBARで共同してボトルを買って、コンセプトを持たせたというウィスキーが出てきました。名付けてAKECHI MITSUHIDEとODA NOBUNAGA。三河なので、人気は信長にありと言うことで、NOBUNAGAを一杯。Glentouchersの出しゃばらないフルーティーな香りを楽しめました。いい店だ。
この辺でもう一軒と思って、検索で調べたお店を数軒回りましたが、GWで休みだったり、早く終わっていたり。気温も15度くらいに下がってきて寒いので、街を回って今夜は終了。あした頑張ります。
2015/5/6(水祝)
豊橋2日目も、昨日のレンタサイクルで走ります。夜の新幹線指定も、夕方の便が空いたすきに変更完了。今日は自転車で豊川稲荷に向かいます。その前に、中京地区と言えば必要以上のモーニングで有名ですが、豊橋西駅でヤマサの鯛竹輪をモーニング代わりにいただきます。
豊橋駅から豊川稲荷駅までは、おおよそ9.5㎞。ゆっくりめに走って40分で到着。
10時の参道は、人もまばらでお店もあまりやっていません。
門前まで行ってみますと、おきつねバーガーと言うものが売ってます。1個320円。ハンバーガー好きの私は食いついてしまいました。
分厚い油揚げを焼いてパリパリにして、レタスとヒレカツを挟んだもの。ケチャップとソースが掛かってます。これはベストマッチ。揚げはタンパク質だし、炭水化物のパンよりヘルシーかも。これは大当たりです。ハンバーグや唐揚げ挟んでも美味しいでしょうね。
では、豊川稲荷にお参りします。さすが、今日との伏見稲荷に次ぐ、2番目のお稲荷さんと言われる規模です。でかい。
豊川稲荷は、豊川閣妙厳寺と言い曹洞宗の名刹です。うぬ?基本は寺だったのか。本尊は千手観音とのことです。鎮守が豊川?枳尼真天を祀っていて、商売繁盛の稲荷と言うことになったらしい。神仏混淆なるほど。
境内には、七福神も大師様も祀られており、有名なのは狐塚。物凄いかずのきつねさまが祀られています。
パノラマで。
門前に戻ると、参拝客と共に門前のお店もオープンしています。稲荷寿司を扱うお店も数多くありますが、1個から帰るお店は少なく、来恩という何度も稲荷寿司の選手権で受賞しているお店が1個から買えました。
大葉天ぷらいなりは、豊川名産の大葉入りの稲荷寿司に衣を付けてカリッと揚げたもの。葉わさび稲荷は、おろしわさびを塗った上に葉わさびを乗せたもの。どちらも旨い。バーガーと稲荷。なかなかいいじゃないですか。豊川のB級グルメでは、豊川いなりうどんと言うものがあります。善丸に向かってみるも、逆に門前に移転していて、近くのなか緒へ。
豊川いなりうどんは、餅入り揚げのいなり餅が特徴。かけつゆ、カレー味、あんかけ味に定義されています。また、大葉を入れるなど。こちらは手打ち麺で、シコシコ。コシもありなかなか美味しいうどんでした。
さて、また自転車で豊橋まで戻ります。
豊橋なら菜飯でんがくもお勧めと押されましたが、なぜか気が進みません。菜飯でんがくの店きく宗の前を通りましたがパス。田楽は豆腐に味噌です。でも、豊橋カレーうどんを比較したくなって、老舗の勢川本店に入ってみることにしました。
自転車で渇いたのどをビールで潤します。程なくしてカレーうどんが到着。昨夜の玉川と較べ、多少スパイシーですがクリーミーでもあります。
麺はもっちり系。麺は玉川の方が好みでしょうかね。ご飯が出てくるまで食べ進まないと意味の無い豊橋カレーうどん。完食でお腹いっぱいです。
夕方18時47分のひかり号まで、まだ4時間近くあります。さてどうするか。あまり意味も無いですが、うどん2食のお腹を消費するために、自転車で走ってみることにします。海の方面へ。1時間ほど走って着いたのがアクアアリーナ豊橋。腕は好天で真っ赤です。
まあ、ここでも何することも無く、豊橋駅へ戻ることに。自転車返して、昨夜入れなかった立飲み呑ちゃんをのぞいてみるも満席。このまま駅へ。30分ほどあるので生ビールを一杯。
ひかりで品川まで1時間16分。これにて今回の東海ツアーは終了です。
自分探しも完了してなんかちょっと満足な旅でした。