大地の芸術祭も22・23日目。ラストスパートは松之山まで

2022/11/5(土)

大地の芸術祭も22日目。会期も来週末までと迫ってきました。と言うことで、残しているところで、公開しているものに向かいます。
今日は大沢越えで。山の木々もすっかり色付いています。今日も北の方は天気が悪いようで、雲行きにつけながら進まないとです。

気温が上がらない予報の今日は、12℃程度と寒く手もかじかみます。身体を温めに、アートの前に腹ごしらえ。

千手温泉の壱でスタンプラリー27店目。こちらは生姜醤油ラーメンがメインですが、前回も正油だったので味噌か坦々麺と思ったものの、結局正油で。しょっぱ過ぎないマイルドなヒグマ系で、豚や魚介のスープでしょうか。麺がちょっと柔らか目です。
初の餃子は野菜も肉もざく切りで、食感が良くて焼き目もきれいな仕上がりです。
さて寒い中、目的地に向かおう。

田島征三 絵本と木の実のの美術館を通過して、鉢の石仏。2回目ですかね。江戸時代からの石仏や本尊が祀られています。

やっとこさ大地の芸術祭作品に到着。6月頭に来たときは、まだ公開が始まっていなかったT425ヒルズクラウド。

古民家の広間に、周辺の建物が各地区ごとぶら下げられ灯りが点されています。建物を各方面から撮影して形にするのは手間がかかってます。

ヒルズクラウドから700mほどにある中手の黒滝。途中、ハイキング道の様になって滑りやすいのですが、展望台に着くと絶景が広がります。

春は雪解けで水量が豪快だそうですが、秋は紅葉・黄葉です。

湯沢への戻りに、せっかくなので絵本と木の実の美術館。野外の展示が増えてるような。

こちらはパスポートで3回入れますが、今季2回目。

寒くなると、日没後走るのがかなり辛くなるので、ライド時間も減ってしまいます。十日町の土市に下りてきたら「天然まぐろ」の旗。噂のアルビまぐろ始めて見ました。山の中の天然まぐろ。

そうしてると北の方に雨雲。ヤバい。さっさと峠越えて戻ってきました。
走行87Km、標高差1,494m。石打のはりまやにガラナサワーが有ったのですかさずゲット。

飛石4連休ではあるのですが、9時にもなるとシーンとしている越後湯沢温泉街。1回転で人がひいたのか、宿から出て来ないのか? 地元民がちょいと出て来るには空いてていいのですが。
で、今夜は雪国牛鍋。近年太らなくなってしまったサンマの塩焼き摘みつつ、エビとカキを入れ替えてもらった、カキとキノコのアヒージョ。香り良し、味良しパンに乗せて良し。お腹いっぱいです。

2022/11/6(日)

日曜日。湯沢の最低気温は2℃。日中は天気も良くて気温は15℃くらいまで上がる予報。

色付いた十二峠の清津狭越えて松之山方面へ。大地の芸術祭23日目。

十二峠を越えたところの芸術祭非参加作品に一つ増えてるのに気が付きました。風車だとか。

清津狭から、津南に入ってトヤ沢砂防。こちらも黄葉です。

松之山の山の奥、黒倉にあるY113パレス黒倉。清津狭倉庫美術館で観た、積層ガラスと石や木との接合が作品として古民家に並んでいます。

柱も椅子にも使われており、よーく見ると接合部がうっすら感じるのもいいです。磨くのも大変な労力。

一室は昭和の懐かしい部屋。レコード、ラジカセ、おもちゃが並んでいます。

黒倉から三省に走って、三省ハウス。
廃小学校に、現在3つの作品が展示されています。入ってすぐに並ぶ陶器の器はY027名前蔵。この地区での陶器作りワークショップで作られた。

その奥の談話室には、不思議な窓。のぞき込むと覗き込む自分が、両サイドと正面に見える。Y109Lost Winter。照明の色も変化している様です。

2階には、Y045ラトビアから遠い日本へ。ラトビアから集落の各家に贈られた家具の一部が保管されています。アールヌーボー調家具。

美人林に寄って昼食。前回来たときは30℃近くあった青々とした林でしたが、ブナ林も黄色くなって、落ち葉が広がっています。5月までなら雪景色、6月には新緑、10月からは黄葉。もう2週間もすると雪景色かもです。

そして、近くのY111森の精。夏に着たときは、暑さでスマホ暴走して、写真が一枚しか残ってなかったもの。森に目が光っています。

美人林とキョロロのところにある笑家でランチ。こちら夏には、ご飯がきれて蕎麦でいただきましたが、今回は地元産コシヒカリの新米です。ランチセットの中飯は、美味しいご飯にたくさんのおかずが付いていて、どれもこれも美味しいんです。今シーズンも来週末までの営業だそうてす。 笑こちらと三省ハウスで充電させていただいて、これで不安無しです。

美人林から山道を松代方面に行ったところにD100リトル・ユートピアン・ハウスというカマボコ倉庫があります。間近なユートピアだそうで、内面に言葉や絵の装飾が施された集会所です。

さて、これで芸術祭の回れるところ全て回ったんじゃないかなと思います。これまで何回も来たことがあるアートもありましたが、あらためて全て回ってみました。でもって、9月で公開が終わったり、短期限定で観られなかったモノもありますので、それはちょっと残念です。 さて、湯沢に戻ろう。

帰り道の道草。芸術祭会期中に食べたいなと思っていた清津百貨の地元野菜のカレー。 空腹ってわけでは無かったのですが、この後、峠越えも無いかもとなると、食べておこうと寄ってしまいました。ご飯も新米のようだし。 辛さ控え目ですが、スパイス感あるカレーで、香りも良くて美味しいです。野菜はトマトなど溶け気味ですが、ニンジンとポークはしっかり入っていました。12月くらいまではやってるそうです。

帰りには気温は下がり、十二峠では10℃。グローブ着けてても手もかじかんできます。大地の芸術祭が始まって半年。自転車で峠越えの十日町も今日で最後かもです。

走行距離90Km、獲得標高1,881mでした。 後はラーメンスタンプラリーが、まだ未コンプリート。

6℃の湯沢。このくらいの気温がマジ寒く感じます。扇風機を貰ってもらいに村のおやじへ。併せて雷ソースの金も持ってです。ラベルを見ると金っぽく無い。金箔シールからビニール印刷にランクダウンして、金らしさに欠けてしまいました。使ってみると、ちゃんとキャロライナリーパーの刺激がやってきて、変わらぬ辛さです。 今夜はたこ焼き。素のままいただいて、ソースには雷ソース、ポン酢にはカツヲ節を入れて、たこ焼きを付けていただきます。2個はチーズ入りお餅。どちらもふんわり仕上がって美味しいです。

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