大地の芸術祭10日目は松之山まで自転車で

2022/8/11(木祝)

紀伊半島の南には台風の種熱帯低気圧。日本全国がオレンジ色に染まる灼熱。天気良い湯沢ですが、蒸しすぎ。じっとしていても汗な中、駅のビジターセンターで検温終わらせて、自転車で大地の芸術祭10日目スタートっす。
GALAでは、サマーパークが開催中で、サマーゲレンデなどアトラクションがあるようです。

そして、県外ナンバー連なる清津狭入口でモーニング。カレーは11時からって残念。おにぎりセット。魚沼のご飯はやっぱり美味しいです。

清津狭から十日町に入って、N010「日本に向けて北を定めよ(74°33’2”)」を過ぎて、M071「三箇の人々は自然の厳しさ 恵みをいかし、郷土を育んできた」。

どちらもなんどもみてますが、円筒形の土石流を止める砂防ダムは迫力あります。 今回は、砂防ダムや水管のモニュメントは無いですが、説明の展示となってます。

トンネル越えて松之山エリアへ。旧東川小学校がアート空間なY052最後の教室。

展示エリアから体育館に入ると沢山の扇風機と藁?のマットに電球が吊されてます。そして、電球の点く廊下を進み、2階へ上がると白のシーツが造形物に被る教室。

3階はあたかも棺桶のような箱が並んでいます。 展示エリアの上は新作Y101影の劇場 ?愉快なゆうれい達?。ふらふら漂う光と影。

最後の教室がら近く。Y072家の教室。古民家に張り巡らされた黒い毛糸。

まさに岩井俊二監督の『undo』か? おびただしい張り巡らせ方です。

これは大地の芸術祭ではありませんが、ちょっと遠回りして棚田アート。東京の飲食店が作ってる田んぼで、去年観に来たときはおにぎりと温泉マークでした。 只今34℃、湿度62%。汗が吹き出ます。

美人林に到着。ナビの指示する道が山道から途中で獣道になり引き返し。それも苔で滑りやすく難儀しました。滑ることなくアスファルト道に戻ってひと安心です。 林も青々としていますが、物凄い蒸し暑さです。台風の影響ですね。

やっと昼食。美人林入口の笑家で中飯セット。のつもりがご飯売り切れで蕎麦セットに。朝がおにぎりだったので、蕎麦の方が嬉しい。小鉢の味付けも濃くなく美味しいです。 外が灼熱なので、クールダウンにもいいです。

森の学校キョロロの近くに点在するオブジェY028悠久なる恵み。7つの塔は、春のブナ林だとか。車だと見逃してしまいます。

キョロロ横の林には顔のドアップタペストリーY111森の精。そして、キョロロ周りに点在する昆虫たちは、Y041超高解像度人間大昆虫写真。キョロロ中にはパネル展示もあります。

森の学校キョロロと言えば昆虫。中でも蝶の標本は来る度に美を感じます。

塔がそびえるキョロロの建物もY019のアート。囲いの空間はY023足下の水(200m3)だったりします。

そして、キョロロの展示で毎年の積雪量グラフ。目立たない一番右の白いのが今シーズンで412cm、2年連続の豪雪でした。

キョロロのまわりでY025ネイチャーウォークってのがあり、行ってみたのですが、草が生い茂り道標となる石は見つけることができず、人間大昆虫タペストリーだけが確認できました。途中で引き返し。

Y029星の誕生。穴の開いた球に名前や地名が書かれてる。そして、星の誕生。この小学校にいた子供の名前も入ってるらしい。

4時半、松之山から湯沢方面を見ると黒い雲と、勢い良く上がる積乱雲。雨雲レーダーでは、南魚沼一帯が真っ赤。5時頃には北に流れてホッと。 今日は大丈夫かな。

行く手の雨の危機も遠のいて、お腹も減ったので、鹿渡のロードサイドにあるじょんのきへ。前から気になっていたラーメン、そば、定食とあるお店ですが自家製麺。メニューのお蕎麦のところに、冷やし肉そば(冷)とあります。

もしやと注文したら、辣油と胡麻が浮いたつけ汁に、肉蕎麦。お肉の量が結婚多くて、お蕎麦と同じペースで食べると余る感じです。そばはへぎそばの布海苔つなぎですかね。つるんとした麺で、細麺で美味しいです。 例の港屋のような固い麺ではないですが、美味しい一杯でした。 さて、山越え。

8時半に出て、20時に湯沢に帰って来ました。実質の走行時間は5時間半。102Km。思ったより獲得標高を稼いで2,200mも有りました。途中、ランチの笑家とキョロロで充電させていただけたので、湯沢まで帰って来れました。感謝感謝です。草むらの中にも居たために、アチコチ刺されて膨れています。ステロイド塗って対処してます。

8時前に湯沢に戻って、温泉街を見たときは、歩いてる人も多く、店内も人が入ってましたが、9時半に再び出て来たら、電気落としてるお店が多く、通行もまばら。引きが速いなあ。 あさくさが開いてたので、ビール3杯。やっと飲めた。

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