海の日三連休。雨を恐れながら自転車で雷電様と大地の芸術祭7・8日目

2022/7/16(土)

夜、気温が20℃までぐっと下がり、朝も涼しい湯沢です。昼から雷~雷雨予報なので、遠出はリスクですが、南魚沼界隈を回ります。と言ってもランチ目当てですが。 かぐらの登山リフトの営業が始まった7月三連休初日です。

雲洞庵の近く大月に、以前行った事のある蛍の里があったなと、前も近づいたものの見つからず。今回近くで調べてみたら、5年ほど前に閉鎖になったとのこと。

大月トンネルを抜けて、雷電様のお水まで。新潟県の名水指定のお水でキリッと冷たくて美味しいです。ラーメンの清水でも、このお水で、仕込んだりしてるとのこと。さて、腹減った。

雷電様から六日町まで下りてきて、龍軒の雲呑焼豚麺の醤油を半麺で。基本は生姜醤油なのですが、煮干しがきいたマイルドなスープ。

雲呑も焼豚もいいお味が付いて、チャーシューの脂身がスープにも深みを与えます。トッピングの量が多いので、私には半麺でも満足です。 夏前の価格改定で全体的に100円ほど上がりました。

塩沢駅前を通ると提灯か掛かってます。木金で、住吉神社のお祭り、今夜が打ち上げ花火らしいです。あまり人通りは無いですが。

間もなく湯沢。雨に降られることなく石打まで戻ってきました。そしたら、最近餃子は食べてないなと思い出したら最後、ヒグマで餃子ビール。肉肉な餃子で、ヒグマではもしかして初めてかも。豚の香りがいいです。 さて、あと一息。

南魚沼の雷電様往復で70Km。意外について獲得標高784mもありました。昼から雷、夕方から雨の予報。朝の五十沢では、お日さまに二重のハロが付くぐらい水蒸気が多かったので、ヤバいかなと思ったのですが、全然大丈夫でした。でも、蒸し暑い33℃はキツいですね。長野辺りは大雨。明日はどうでしょう。

今夜はSWING BARに直行。三連休でお食事処は混雑気味。なので、ハイネケンでポテチをバクバクばかり食べます。 そして、ニセコジンohoro。先週、八海山雪室で販売を確認しましたが、まだまだ販売希少酒。1杯目はライムソーダ、2~3杯目はソーダのみ。柑橘は搾らず入れた方が、本来のボタニカルの香りが引き立つかな。 さて、零時。外は本降りの雨。

2022/7/17(日)

今日は電車で十日町駅に9時に着いてレンタサイクル。昼から雨予報なので、恐れをなして峠超えは断念。十日町駅でE-Bikeの方を借りて大地の芸術祭川西方面へ。

先ずはお馴染みT067アスファルト・スポット。ぐにゃぐにゃな駐車場です。

そして、千手神社のK107記憶の痕跡と明日の杜。奉納相撲の土俵がアートに。

お蕎麦のじろばたで、名物蕎麦いなりでもと思ったものの、食堂が営業前で五目ご飯のおにぎり。旨すぎます。 近くのK033境界の神話は、お盆の茄子。

川西高校前のバス停がアートとは知りませんでした。K034パッセージ。白い72脚のベンチにメッセージが彫られています。さて、ナカゴまで登坂です。

ナカゴグリーンパークまで登ってきました。そろそろ付近に雨雲が出てきてます。ここには多くの屋外展示が集結しています。 K110里山アートどうぶつ園は準備中。

K012ベリー・スプーンも準備中。そしてK002時空。

K003レイチェル・カーソンに捧ぐは、ここに来ると何時も見させて頂いてます。

坂を登って、K022絵画のための見晴らし小屋・妻有。見晴らしというより、のぞき穴から見た風景。そして、光の館に到着。見学開館前でした。

見晴らしの良い坂道にK004河岸段丘。休憩所です。

古墳群の様なデコボコは、K023グリーン ヴィラ。象形文字をかたどった地上絵。上空から観ないと良くわかりません。

節黒山に到着。キャンプ場の入り口にはK009森の番人がお出迎え。山を登って城址にある展望台からは、信濃川の河岸段丘が一望です。

そこにK008さわれる風景Ⅰ 城主の座。石に越後三山の山並みが彫られてさわることができます。黒い雲が出てきております。

節黒城趾展望台から下りてきて、キャンプ場内のコテージABC棟。K009~011です。C棟が清掃中だったので中を見させていただきました。キレイ。ウォッシュレット、お風呂、クーラー完備。アートであるだけでなく、いごこち良さそう。

さて、南の方が荒れてきました。十日町駅付近は土砂降りのレーダー。お陰様で節黒は、たまにポツリ程度です。早く戻りすぎても雨か。

節黒城趾キャンプ場から奥に進むと、K013庭師の巨人。

巨人が山に埋もれて、所々土から出てきてる感じでしょうか。沿道に散在しています。

庭師の巨人からさらに進んで、T012詩人の瞑想の路。広場に並ぶカラーの彫刻には、鴨長明、良寛、夏目漱石、世阿弥、井原西鶴の名が彫られて捧げられてます。

さらに進むと、K014空と大地の展望台。ここ上ると、十日町駅方面、六日町方面が真っ黒でビビります。雨が。。。

雨雲レーダーと予測しながら、十日町駅駅に帰ってきて自転車返却。ほぼ濡れずで助かった。

お、飯山線のおいこっととShu☆Kuraが対面してます。 さて、飯。

十日町駅前の志天でお昼。天ぷらや蕎麦のお店ですが、以前からラーメンもやってました。最近、超こってりラーメンを始めたとの情報。ちゃんとありました。

出てきたのは、香りもドロドロさ加減も、味も天下一品の超こってり。中細縮れ麺と厚めのチャーシューや、ちょっとした味は違いますが、40年ほど以上天一を食べてきた私にしても、これだけ寄せて来たインスパイアは思い当たりません。 更に辛子味噌が、ドライな固形であるものの、香りも味も天一。辛子ニンニクは有りませんでしたが、この完成度はヤバいです。 たっぷりの鶏と野菜から取ったスープや、タレも自家製でしょうから凄いです。天下一品の無い新潟にできたインスパイアです。

クロス10でひと休み。喉も渇いたのですが、今日は醸燻が夜からのタップルームのため、その横のいこてで、妻有ビール。豪雪ペールエールです。コクがあるのにすっきり。暑い日にもぴったりな豪雪です。ちなみにこのいこてもT309のアート作品です。

六日町で途中下車して、じゅー。クラフトビール目当てではありますが、お肉料理豊富で、迷っちゃいます。 ビールはHEISEIのセゾンで、ベルジャンホワイト麹。名前に比べてすっきりしたホワイトビール。渇いた喉にすーっと流れます。2杯目はセール品。あと少しなので売り切りだそうで、

長野AJBのJoy Juice ver.2。麦芽の香りが濃く、ちょっと苦めなIPA。肉にぴったり。 お肉はローストビーフ(ちょっと)にセロリ漬けから。醸造の町長岡に肉用醤油を発生したそうで、その醤油が熊本・鹿児島の様な甘過ぎずキレがあり合います。元々のガーリックソースとで使い分けできちゃいます。 そして、トリュフ・サラミ。ふわっとトリュフの香りが広がり、ビールに持って来いのサラミでした。 小一時間でしたがビール腹再び。電車に乗って帰ります。

六日町は夜の7時。昼の土砂降りから夕焼け。今日はうまいこと雨を避けることが出来ましたが、梅雨前線が梅雨明け後に現れているので、予測が難しい天気が続きそうです。

2022/7/18(月祝)

大地の芸術祭8日目。今日は自転車で峠越え。十二峠手前で声掛けられたらマンハッタンのひよちゃん。これから仲間で津南に釣りだそうです。 峠越えて、N012中里かかしの庭を過ぎて、N071の田の玉/白羽毛が公開中になっているので、スタンプを押しに。

ちょっと休憩して、津南駅まで。今日はちょっと涼しいです。

津南駅から山を登ること200m。津南町河岸段丘と信濃川の展望台に到着。 ここまでの山道で、苔の滑りがあって、登りで滑って転倒。魚サンなので、左足親指傷だらけ。 でも、この眺めを見て癒されます。

津南マウンテンパークに到着。標高720mです。津南駅からでも500m登った事になります。

このマンパクスキー場も滑ったことは有りませんが、河岸段丘を見下し、越後三山をはじめとする山々を拝めるのは絶景です。 ここの池周りにアートがあるので散策。

マウンテンパーク津南のアート群は初めてです。池の周りに5つのアートがあり、先ずはその3つ。 M003森は倉庫に鉛筆が並んでます。

M0240121-1110=109071は、木材を加工した丸い球体の繭の様なもの。

その近くには、M002カモシカの家族。電動農機具などの一部を使ったカモシカの親子です。

池の脇あと2点。白い低反発枕のような大理石は、M005再生。草のベッドと堅い枕です。

福建省から登窯を移築した異様な物体は、M001ドラゴン現代美術館。

森の中に佇み、最初は気が付きませんでした。

スキー場から上野集落まで下りてきて、M011かささぎたちの家。この建物ごと釜で覆って焼き上げて完成したそう。

その近くにM026時を越える旅。自然を写す鏡。

更に信濃川近くまで下りて、台湾風の門が目に入ると、M028国境を越えて・山。水牛の親子が両側から対峙しています。

更に下ると人がぞろぞろ。M019「記憶―記録」足滝の人々。前のベンチで背を向けてこれを投稿していると、背後が気になるので、対峙しています?

ランチは津南の喫茶定食のぽぱい。前を通る度に、お客さん入ってて気になってました。ぽぱい○○がいくつかありますが、ぽぱい重を注文。 まさに大人のお子さまランチ。妻有ポークの焼肉重に、白身魚のフライ、クリームコロッケ、ナポリタン、サラダ、ポテサラ、漬け物。ただ、豚が焼きすぎで固かったのが残念。ご飯も美味しくて、コスパ井伊です。 喫茶とありますが、食事注文すると、カウンターのソフトドリンクがフリーなところが嬉しいです。

津南往復で86km。十二峠越え往復と、マウンテンパークで1,860mの獲得標高でした。この実績になるとバッテリーは途中で充電が必要。1時間ほどで30%分ほど継ぎ足しで、無事帰って来れました。3時頃からの雨予報もなんとか降られずに戻ってきました。でも、コケたの痛い。

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