2016GWはJR南北縦断でJR最南端~最北端<稚内・利尻・札幌編>

昨日は、函館から11時間、3日前の枕崎から3,126.1km(営業キロ3,111.1)ほぼ24時間かけて最北端の稚内に着きました。この後は、北海道周りです。

枕崎~稚内の道中は、ブログ2016GWはJR最南端の枕崎・西大山~最北端の稚内 <JR移動編>へどうぞ。

2016/5/2(月)

稚内に来るのも13年振り。前回は2003年の8月終わりでした。その時2夜に渡ってお邪魔したイタリアンも既に無くなっていました。駅舎も新しくなり、フェリーターミナルも新しくなり、大火事の跡地にも建物が建っています。13年は長いですね。

北海道の朝は早い。明るくなって目が覚めたらまだ5時。日の出が4時20分。東京より20分、一昨日の鹿児島からだと1時間10分も早いようです。

レンタカーを借りまして、宗谷岬。こちらも13年振りの再訪です。前回は強風吹きすさぶ日でしたが、今日は天気も良く、遠くロシアのサハリンが望めます。

ロシアのサハリンSkhalinの山々。前回来たときは暴風で全く拝めませんでした。船で6時間、43kmの距離。与那国と台湾が111kmですから、それより近いです。

大韓航空機撃墜の追悼碑の下、宗谷岬のラーメン屋と言えば間宮堂。塩帆立ラーメンのホタテの肉厚。素晴らしいです。スープも帆立や魚貝香る美味しさ。春日部にも有るそうです。

日本の東西南北を並べるとこんな感じ。宗谷岬、納沙布岬、与那国西崎、波照間最南端公園。2002年の根室納沙布岬を皮切りに、稚内宗谷岬が2003年、与那国西崎・波照間島を2004年に制覇。

前回来られなかった稚内公園内。氷雪の門、正式名が樺太島民慰霊碑。旧日本領土の樺太(サハリン)で亡くなった人々を慰霊しています。小説・映画としても有名。ここからの稚内市内の展望は絶景です。

車を返却し、利尻にわたる前に、稚内駅から近くの洋食店デノーズ。ここの創業者がノシャップ米軍で働いていた頃の米国軍人母の味だそうです。直径18cmもあるハンバーガーを、鉄板に乗せ、ミートソースとチーズを上からかけてオーブンで焼き上げたスラッピージョー。バンズもパティもふんわりしてますが、鉄板で焼かれて底はカリッと。これは旨い初体験でした。

ちゃんと、いや何とか食べ切りました。

稚内からフェリーサイプリア宗谷に乗り、所要1時間40分。利尻島鴛泊にやってきました。こちらも13年振りです。稚内、鴛泊ともにターミナルも一新されて、えらい綺麗になっています。

港と鴛泊の街なかをつなぐ道も、新しい道が出来ています。

利尻島。昼のハンバーガーの破壊力がはんぱでなく、今夜は湯沢の友人に紹介いただいたTSUNAMIへ。タコ刺しがイイよって。甘かったです。プリップリ!でも、GWで店やってない!

ツナミさんで紹介してもらって、スナックのマリエ。本来、スナックやキャバクラにはめったに行かないのですが、さすがに利尻島。ショットバーが見あたりません。しかし、ここで、湯沢の友人を知っている人がいるとは。

ツナミ~マリエの次は、月。もつ鍋主力なお店ですが、フードLOでの訪問。カウンターのお隣さんは、冬場ヒラフのショップにいて、つい先日に利尻に来たとのこと。Minamina、JAMなど利尻とは思えない話に展開したです。

利尻の夜はこれにて終了。

2016/5/3(月・祝)

朝、時間もあるので鴛泊港の脇にある小高い岬、ペシ岬に登ってみました。

90mほどの高さなのですが、今朝は暖かくて13℃、風速15mとぶっ飛ばされるほどの風。頂上は息もできない状態でした。

フェリーターミナルへ。もう食堂が開いていて、麺類以外できるとのこと。ウニ丼がちょうど炊き上がったとのこと。解禁前で、昨夜もいただけなかったウニ。通年のボイル使用ですが、利尻昆布出汁の利いたご飯とイクラは格別です。

利尻空港から札幌丘珠空港へ。行きとは違って、帰りはスムーズに。丘珠までは50分ほど。

札幌大通公園。市内にある丘珠空港からは30分くらい。新千歳の便の悪さとは各段に違います。今日は暖かい。まずはホテルにチェックイン。

ちょいと買い物して喉が渇いたので、前から気になっていた狸小路のじゃがいもHOUSE。ポテト&ミートとサッポロクラシック。まあ、普通に美味しいコロッケです。干からびてるのでビール最高!

ふらふら歩いて宿へ。ジンギスカンのだるま本店の前を通ったら、30人くらいの長蛇の列。ゴールデンウィークですね。支店に行けばイイのに。実は隣の新店の花に株式会社わしづって気になりまして。
ところで、LED信号機に透明のカバーが付いてるの初めて気付きました。新潟でも見たこと無いです。電球と違って熱くならないLEDは雪が付きやすく、それを防ぐらしいです。

だるまの行列見たらジンギスカン食べたくなり、宿そばのふくろう亭。予約満杯で断られそうになったものの、時間区切ってOKに。

ラムリピート!さすが人気店。たれも旨いし、もちろんラムも。

そして、札幌の夜のお決まり。Shigekiyoに来ております。Shigekiyoは、年末のニセコの前泊以来。今夜はJimi Hendrixのライブがかかる中、生ビールに始まり、Lagavulin16年、Glendronach15年、

サービスでニッカ宮城狭2000’sをいただきました。ロックとアルコール。

宿への帰中、やはり吸い込まれてしまいました。百戦麺磨 鬼武者。店内には鎧甲も展示。スープは豚骨と鶏に野菜。たまり醤油を数種練り合わせたと言う醤油が、味噌のような味わい。さっぱりしているのは、大根おろしを配合しているとのこと。ぷりっとした縮れ麺で、美味しい一杯でした。

2016/5/4(火・祝)

今日もいい天気。恒例になったとも言える余市・小樽へ向かいます。その前に。このビル見てピンと来る人は、うちの会社でも古い人。昔の札幌支店が入っていた郵政福祉札幌第一ビルです。郵政互助会ビルから名称変更されてます。

朝スープカレーを探したのですが、現状なし。宿を出るのを遅くして、ドミニカの本店へ。東京にも有りますが、札幌は初めて。黄スープの野菜、ポーク、ガーリックチップ4辛で。柔らかいポーク角肉とふんだんの野菜がいただけます。旨い辛い!

高速バスに乗って余市へ。もう何度も来ていますが、ニッカ余市蒸留所。ポットスチルに火が入っています。しめ縄が巻かれているのがニッカの特徴。

春の蒸留所。マッサンから2年半経つと思いますが、見学の人も多くなりました。

マッサン放映前の冬に来たときは、ドラマ効果で原酒販売が終わるんじゃないのって冗談飛ばしていたのですが、現実のものに。おかげでヤフオク価格跳ね上がり。手持ちの一本も飲むに飲めないです。

桜の花も美しいニッカ余市蒸留所。見学そこそこに目指すのが有料試飲所。ここで、買ってく酒やもう買えない酒をいただきます。1杯15cc。じっくり味わいたいですが、人も多いしなかなか。余市ノンエイジ(現行品)をリファレンスとして、余市の2000’s(\400)、Sherry&Sweet、Peaty&Salty、Woody&Vanillc(各\350)、最後は既に終売の20年(\700)。
既に1980’s、1990’sも販売所にも無く、シングルカスクが本数限定も無く売られていた頃を懐かしく思う限りとなってしまいました。

売店にて揃えて買った品々は、某所某店に持ち込みのつもりです。

バスで小樽へ。サンダースおじさんが、小樽はトナカイなのかと近づくと、真田丸でした。端午の節句に合わせてですかね。秋葉原のサンダースおじさんより金がかかってそうに見えます。
お寿司屋さんの予約まで時間もあるので小樽運河でも。

予約前の一杯。小樽ビールのビアホール小樽倉庫NO.1でドンケルとクラウトサラダ。クラウトサラダは生キャベツとベーコンです。

小樽の魚真。HTBの後輩に連れてってもらって、早や20年かも。寿司屋通りから離れてますが、地元からも愛されて、店も大きくなりました。八角を焼いてもらいスタート。

北の誉の純米東川米。四合瓶1本売りのみでしたが飲んでみたくて注文。握りの魚真はシャリ駒にしてもらいましたが満腹です。

小樽から札幌に戻ってShigekiyo。ちょうど札幌に来た大井町の飲み仲間とこちらで合流。酒とロックで談笑です。

店を出て〆のラーメンが恋しくなり、札幌にも関わらず天下一品で〆。天下一品は去年ですかねようやく進出してきました。なんど、キャベツ、ネギ、大根漬け、高菜漬けが取り放題は凄いなあ。

2016/5/5(水・祝)

さあこの旅も最終日。今日は札幌駅で荷物を預け、1日500円のレンタサイクル。30分100円の都市型も有りますが、1日借りるならこちらがお得。

で、やって来たのが昔の札幌営業所の近く、南1西9の布袋。ザンギと麻婆豆腐が人気ですが、なにせ1個がデカいので、小盛り3個とビールで。ジューシーでうまい。

ザンギの布袋で量を抑えたのはラーメンのため。冬場は足を延ばさない中島公園の狼すーへ。純すみ系の味噌専門店。色は薄目ですが、まさに純すみ系で美味しい一杯。ただ、10人ほどの待ちの割りに着丼まで1時間はかかりすぎです。

快速エアポートで新千歳へ。そして、羽田に向かいます。今回の枕崎~稚内~利尻の南北縦断も大ラスとなりました。

千歳空港もゴールデンウィークの賑わい。黄色い着ぐるみが人気です。

大井町に着いて、サンフィッシュ、CHAPにお土産お届け。これにて日本縦断の旅も終了です。

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