4月28日は宮崎観光、南へ向かいます

宮崎といえば、神話の国。でも、北の高千穂に行くにはちょっと遠いので、昨夜のアドバイス通り、南へ向かいます。

朝からレンタカーで日南へ。市内を越えてしばらく行くと「伊勢海老」の旗が続きます。盛り上がります。昨夜、焼酎バーのマスターに勧められた「ドライブイン大海」に。まだ11時半だったので先客はなし。伊勢海老の活き造りの定食を注文。お品が出てくる頃には、予約の団体さんたちがぞろぞろ。見る見るうちに満席に。そうしていると、お刺身、伊勢海老、サザエのつぼ焼きと出てきます。これは盛りだくさん。地物の刺身も、伊勢海老もプリプリで満足感大。それなりに値の張るランチですが、せっかくですから。最後に、活け造りについてきた伊勢海老の頭がお味噌汁になって登場。朝ごはんを抜いて良かったです。

そして、一路、都井岬へ向かいます。宮崎から100km弱。かなり道のりは長いです。南郷を越え、徐々に道も悪くなり、かなりの時間がかかり、都井岬に到着。もう、1時半を越えてます。昼食から2時間。遠い。都井岬は宮崎最南端の岬。野生の馬が放牧されていて、草を食べています。そして、先端には都井岬灯台が。

さて、最南端にも着いたことだし、一休みして、宮崎へ戻ります。その途中に観光地に立ち寄り。

まず、鵜戸神宮へ。日南の鵜戸にある由緒正しき神社で、桓武天皇の頃建立されたとされてるようです。本殿は岩の洞窟の中に作られ、ピッタリと収まっています。こんな神社は見たことがありません。
そして、さらに北上し、青島へ。青島は干潮時にはつながりそうな島で、島の中には青島神社があります。こちらも立派な本殿でした。

宮崎に戻るともう夜。往復200kmの旅は結構ハードです。ということで、うわさの宮崎牛をいただきに。なにやら、種牛を松坂ほか、各地に提供しているそうで、焼酎バーの皆さんからも、地鶏に続いてプッシュされたものです。昨夜の山やの近所、西橘通りにある焼肉「りょう」へ。カウンターのみのお店で、りょうさん曰く、一人で楽しめる焼肉屋を目指すとかなんとか。カウンター越しに話も弾み、出張族や私のような一人旅の人にお勧めです。

では、今日のお勧め上ヒレ、上ハラミ。どれも生で食べられる一品です。周りをさっと焼いて、たたき状態のヒレは柔らかく、牛のうまみも抜群。ハラミは表面をちょっと強めに焼きいただくと柔らかく深みのある味。あと、レバ刺しもきっちり血抜きがなされ、おいしくいただけました。

最後に、カルワサなる一品が出てまいりました。さしが素晴らしいカルビをあえて、こんがり焼き、わさびを乗せ大葉でくるんでいただくものです。うまい脂が、わさびで相殺され、さっぱりかつ、濃厚な相反するうまさが口に広がります。でも、焼肉を一人で食べると種類がこなせないので、ちょっと残念。でも、このりょうは、ハーフもOK。一人焼肉の強い見方です。
今夜も、はしごを開始。やはり、焼酎バーということで、昨夜も遅くまでお世話になった一休へ。今日はカウンター内が二人。地元の酒好きで盛り上がっています。今日も、東京ではあまり無いお酒をと「庄三郎」「川越」をいただきました。庄三郎は芋臭さがうすく、でもまったりとしていて、川越はそれなりに芋っぽい。私は川越かなと。

さて、別府、宮崎とまだラーメンをいただいていません。一休で宮崎のラーメンはどう?と聞いたら、最近、辛ラーメン(からーめん)という、そば粉入り盛岡・韓国冷麺の麺で、真っ赤なスープなのがうまいとのこと。その中でも発祥の東風屋(こちや)がおすすめと。ということで、ハーフサイズの3辛を注文。そんなには辛くなく、スープもうまかったです。隣の水商売風の女性は25辛を注文していました。25辛はどんなものでしょう。えらい気になります。

さて、勧められたもう一軒、とんこつ系です。ここもハーフがあり、それを。お店は横道家(おうどうや)です。濃厚なとんこつで、関東で言うところの家系。ばっちし〆ることができました。

夜が明けて29日は帰るだけ。チェックアウトを済まし、レンタカーで空港へ。帰りはJALです。これにて、全県制覇完了。全県制覇については追って書きたいと思います。