釧路2日目はまりもの阿寒湖往復、最終日は厚岸でカキ

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帯広から釧路へ。ばんえい競馬とオンネトー入浴
9月17日(祝)
帯広のBARですすめられた釧路のソウルフード「スパカツ」その元祖である、レストランの泉屋。ホテルの裏と言う事もあり、開店まで部屋でゆっくりしてからお店へ。

ショウウィンドウ内に、サンプルがずらりと並ぶ古典的レストラン。街の洋食屋さんです。しかし数あるメニューの中から注文は、スパカツです。他のお客さんも、スパカツが多いです。

ほどなく、ジュージューと音を立てるスパカツが運ばれて来ました。スパゲッティの上にとんかつが乗り、その上からミートソースが掛かっている仕掛け。なるほど。この組み合わせは外れなしですね。
量もかなり多め。また、食べてるうちに下のスパゲッティがカリカリになってきます。釧路民に聞くと、このカリカリも売りで、食感が変化して飽きにくい気がします。
さて、今日は一路、阿寒湖へ。昨日、帯広からの道中で通過しましたが、その時はすでに暗く、何もわかりませんでしたので、リベンジ?です。
釧路市内から1時間半ほどで阿寒湖に到着。まりもで有名な湖です。

湖畔の温泉街の奥には、アイヌコタンというアイヌ村があり、木彫りの民芸品や、伝統舞踏などが催されています。昔、北海道土産でもらった木彫りの置物が並んでます。

北海道と言えば、どこを掘っても温泉が出るとか言われますが、阿寒湖にも温泉があります。立ち寄り湯に来たのがホテル阿寒湖荘。5階に展望温泉があります。

阿寒湖が一望にできる展望大浴場。硫黄臭とか無いなめらかなお湯で、3つの湯船に、上から源泉、それが下の2つへと流れ、徐々にぬるめのお湯になって行きます。

源泉かけ流しで、温度調整もしていないそうで、一番上のには熱くて入ることはできません。
曇り空で少々残念ですが、絶景が望めるお風呂でした。
さて、釧路と言えば湿原ですが、市内への帰り道に展望所に寄ってみることにしました。以前来た時も雨で、見晴らしは良くありませんでしたが、今回も小雨で霧。これが湿原だ!と写真を写しても、いまいち何が湿原なのかよく分かりません。

以前にも湿原展望はしているので、さらりと済ませ、市内へ戻ります。北海道は広いです。もう17時過ぎ。
釧路フィッシャーマンズワーフでは、岸壁炉ばたが催されています。岸壁でBBQっていう感じでしょうか。

さて、釧路のラストナイトスタートです。ですが、、、店がやっていない。昨夜よりもさらに寂しい状況です。三連休で日曜定休のお店が今日に振り替わったのも影響してるのでしょうか。

街中には鮭とかをモチーフにしたオブジェがあちらこちらに。

そして、少ない数の中、盛り上がってる声が聞こえる店がありました。居酒屋のちゃりんこです。

釧路の海鮮ものをお安い価格で出しているこのお店。ガヤガヤとしていますが、人気店だけあります。安いし旨い。

うには若干色が悪いですけど味はいい、これで500円。地物ですよ。

八角の刺身は300円。安い旨い。そしてお酒は北の勝。地物です。それも大吟醸1300円。こちらはちょっとはりこんでしまいました。すっきりお造りにはぴったりのお酒です。

上のは山ワサビの醤油漬け。すでに半分の量に食べちゃいましたが、これは酒がすすみます。絶品です。釧路辺り、山ワサビがいろんな所で採れるそうです。
では本日のBAR探しです。昨夜から気になっていたHummerは街コン開催で貸切状態。そして、ひっそりとしたところのGASPへ。

漁師の網宿を店に改造した店内で、天井が斜めになってたりするのがその名残だそうです。そして店主がかけてくれた曲がレベッカ。え、好みを存じてられる?それとも見透かされた?いや、店主は私よりちょっと下の年齢。それからは音楽談義に。

トイレに入ると、えっ?!ゴールドディスク? 自分で、金色スプレーで作った模造品だそうです。しかし、酔っ払ってぱっと見ると、なぜここに?って思ってしまいました。それも、ポニーキャニオン盤が2枚。マジ奇遇です。そして、話題は共通の好みPsy・s(サイズ)の話へ。昨夜の消化不足を埋めるかのように話が進みました。

次はHummerへ。2階にあるパブ。さっきまで街コンの1軒だったそうです。街コンって、全然店やってないじゃない?って聞いたら、3軒が参加していたそうです。

話も盛り上がり、釧路の見どころ、旨い店とか世間話。夜は深まっていくのでした。
9月18日(火)
三連休も終わりましたが、今日は休暇をいただき、釧路ラストデー。朝ラーから始めます。釧路ラーメンと言うと、細麺のあっさり魚介系ですが、その老舗まるひらへ。朝9時半頃からやってる店で、近所のおじさんも10時過ぎですが食べに来ています。

麺ゆで1分ほど?速攻で出来上がります。味は見た目そのままのラーメン。生姜が効いてうまさアップです。
さて、今日は何しようかと。。。そうです時間も少ないので、厚岸へカキでも食べに行こうかと。約1時間で厚岸に到着。

10年前にも来た道の駅コンキリエ。普通のレストランと、自分で炭焼きができる炙り屋があります。では、炙り屋へ。

まずは、魚貝やお肉、野菜など焼き物を選びます。そして、炭台で焼きます。

殻つきの蒸うに、貝に乗った粒うにを焼いていただく焼きうに、殻つきカキ。そして、生カキ。王道です。ラーメンもまだお腹に残っているので、この辺りで十分。

プリプリ中粒の殻つき焼牡蠣。ミルキーで海の味が口に広がる逸品です。生カキもこれまたミルキー。やっぱり厚岸は旨いです。

そして、1時間半ほどでたんちょう釧路空港へ。今回の旅もこれにて終了。4日間で820㎞を走破するという、まあ走ってばかりの旅でしたが、初めての帯広・十勝・襟裳岬。10年ぶりの釧路を楽しむことが出来ました。
でも、釧路の末広町界隈の沈み方が気になります。店やお客さんに聞いても、飲みに出る人が少なくなったり、郊外に店が広がり、そちらに行ってるのではとか。
街コンとか、これから盛り上がってくれるといいのですが。