2012GW後半 四日間四国一周(後篇) 宇和島→佐田岬→松山→今治→高松

さて、後編2日間。ここでも走りまくりです。前篇の昨日までに、高松→徳島→室戸岬→高知→足摺岬→宇和島と回り、580kmを超えています。これからあと半分。
5月5日
昨夜、静かな町だった宇和島。今日も良い天気でスタートです。宿から車で発信し、まずは朝ごはん。物産館が朝からやっているということで、港にある道の駅うわじまささいや広場へ。なにやら、伯方の塩のイベントがあるらしく、そのリハーサルで騒がしいですが。

朝飯は軽くって感じですが、旨そうなものを見ると、それなりに買っちゃうのですよね。ブリカツが挟まったブリカッちゃんバーガー、揚げたてじゃこ天、じゃこカツ。

あと、アコヤ貝の貝柱料理とかもありますが、ここは真珠の養殖も盛ん。真珠の展示もあります。

そこからは一路、佐田岬へ。宇和島から100㎞ほどあります。最近出来たであろう高速を使って大洲、大洲から佐田岬。長さが約40㎞もある半島だけに、延々、左右とも海の道が続きます。その道の上には、風力発電機がずらり。

ここ佐田岬には、58基もの風車があり、伊方町は風車の町を標榜しています。これは圧巻っです。

さらに車を進め、終点まで行くと佐田岬灯台の駐車場。灯台はここから1.8km歩くようです。ここから40kmほど先には大分の佐賀関。関サバ・関アジの佐賀関。もちろん、佐田岬であがるサバ・アジも関のと同じ。
時間もないので、途中まで歩いて引き戻り。

駐車場からは灯台の頭だけ見えたりします。まあ、次回ゆっくりきましょう。
そして、昼ご飯と言うことで、風車の道を戻る途中の三崎漁師物語りへ。

刺身とか焼きものとか、好きな物を選んでお会計と言うシステム。一つひとつは安いのですが、まとめるとそれなりに。

ハマチ刺、アジ刺、シメサバ、サザエとアワビの浜焼きなど。プリプリの捕れたて。旅行のちょいと贅沢品です。
伊方町は風力発電が並びますが、四国電力の伊方原子力発電所もあります。これまで福井や新潟の原発も見てきましたが、かなり間近まで見に行くことができました。

両方とも以前はクリーンエネルギーと言っていたんですけどね。
さらに、駒を進めます。東へ東へと進み120km、高速で松山に到着。今夜のお宿は道後温泉。古の温泉宿かと思ったら英国調のホテルで、ベルマンさんもハットでお出迎え。内装も英国調で統一されますが、お風呂は露天付の日本的。ここは和の方が身体が休まります。道後山の手ホテルです。

今日の走行は230kmとか。温泉に入ってリラックス。道後温泉を歩いてみます。やはり観光地ですね。昨夜の宇和島とは大違い。道後温泉本館は、長蛇の列。雰囲気はいいのですが、まあ、外から見ておきましょう。

風呂上りにはビール。ということで地ビールの道後ビール。フルーティーな香りと、ビターな味がバランスして風呂上りにベストマッチ。

道後温泉の商店街はかなり立派。並ぶお店はお土産物主流ですが。

でも、食事で一杯って感じのお店が無いんですよ。ということで、坊ちゃん電車に乗って松山市内大街道へ。市内は、四国一の都市と言うこともあり、人も賑わってます。
昨夜、鯛めしでも釜飯だったので、宇和島名物鯛めしを松山にていただきます。で、五志喜さんへ。こちらの創業は素麺屋さんだそうです。

宇和島鯛めしは、鯛のお造りをたれに絡めて、とろろをまぜてご飯にかけていただくもの。その他、牛しゃぶのポン酢、タコぶつなど。瀬戸内海の海の幸が旨いです。

お会計をすると、レジの横に坂の上の雲のポスターにもっくんのサインが。ここで食事されたそうで、その後送ってもらったそうです。
さて、食事からバーへ。三番町の飲み屋さん街です。まず1件目はアルコホール・アディクト(Alc hall addict)。ピザがおすすめらしく、ちょいと一枚いただきます。

そこからは、バーをハシゴですよ。2軒目はBAR SOHO。女性バーテンダーのお店で、常連さんらが入ってきました。明日のおすすめを調査です。それによると今治にB級グルメがあるとのこと。興味津々。今晩は美味しいお酒に乾杯して、終了。

5月6日
とうとう四国回りも最終日。今日は夕方高松発で岡山経由で帰ります。さあ、最終日200㎞の道のり予定。まずは朝飯。

大街道からすぐの、ことりさん。この辺りには、アサヒっていう同様のお店があるのですが、どちらも鍋焼きうどんのお店。朝早くからやっていて、今日、祭りがあるようなのですが、その皆さんもずるずると食べています。その甘めのツユが、関西風に近く、懐かしいお味です。

讃岐のようなコシではなく、京都のうどんのようにもっちりとしています。アルミの鍋で熱々ででてきます。あわせてお稲荷さんも。お品書きは鍋焼きうどんといなりすしのみ。うどんが500円はお安い。
さて、松山市内から山に入ってどんどん進み、今治へ。ここは、しまなみ海道の四国側の起点。本四連絡橋は、東から明石・鳴門大橋、瀬戸大橋(坂出)、しまなみ海道と3つあります。ここは来島大橋です。初日の鳴門海峡は見学コースとかありましたが、こちらは展望台に資料館があります。ここから尾道までいくつもの橋でつながっています。

今治と言うと造船。今治造船についでに見に行ってみました。大型船の造船所はさすがに迫力があります。ビルの建設よりずっとデッカイです。

さて、昨夜紹介いただいたB級グルメに向かいましょう。
今治のB級グルメとしてB-1グランプリで5位に入賞したとの、焼豚玉子飯です。名前を聞いただけで鉄板ですね。
市内の中華屋さんには大概あるようですが、白楽天でのまなかい飯が発展して、それが町興しになったとのこと。しかし白楽天が待ち人大杉だったので、こちら重松飯店へ。回転は速そうですが、昼時でもあり多少並んでいます。

想像通り、ご飯にチャーシュー、たれ、目玉焼きが乗り、ハイカロリー。味はご想像通りです。チャーシューはしっかりとしたタイプで、食べ応えあり。やはり鉄板の組み合わせですね。目玉焼きをつぶしてトロリご飯に掛かり最高です。
さて、行程は最終ストレートに。ここから一気に高松を目指します。なぜか、府中SAに初音ミクが。エビせんにミクの絵が描かれているそうで。

高松と言えば、うどん。今朝も食べましたが、うどん県なので再度、食べないと。高松市街に入るまでに、一軒。ヨコクラうどん。古民家を改造したお店で、注文してから湯がき始めます。

うどんは、かけ。

腰が強く、エッジも効いています。そして、ツユもダシがきいていいお味です。うどんの〆にここで良かった。
高松市街に入り、時間もあったので、栗林公園へ。昨年は兼六園に行きましたが、こちらの松も素晴らしいです。


庭園を一周して、お腹もこなれ、車を返して高松駅に。以前、来た時は、こんなきれいになってなかったのですが、駅前再開発で、タワービルもできてたりします。
タワーの下のお店で発見したのが、醤油サイダー。小豆島の醤油が使われていて、一口目と残りに醤油っぽい香が。総じてジンジャーエールっぽいと感じます。

高松駅からはマリンライナーで岡山へ。

夕日に瀬戸大橋が映えます。次、四国はいつになるんでしょう。この橋で、四国を離れます。

岡山に着くと約1時間の待ち。ちょっと駅ビルで一杯。
そして、ママカリをいただきながら、居酒屋新幹線。ペットボトルにはサントリー角瓶が混ざってます。

今回の四国一周。車のメータで、最終的に1080㎞でした。観光そこそこ、ドライブの4日間。ちと疲れた。