松代の棚田と清津峡、南魚沼のホタル乱舞
2011/6/26 まつだいから松之山へ
南魚沼も、田植えから経ち稲もすくすく育ってきています。夜ともなれば、カエルの大合唱。そんなカエルも駐車場までピョンピョン来たりしてしまいます。
アマガエルですね。近寄ってもビクともしません。車に轢かれる前に逃げてくれるとよいのですが。
さて、稲の生育と言えば松代の棚田です。昼ご飯を食べに、まつだい農舞台へ。ここの里山食堂では昼食ビュッフェをやっていて、地場で取れた野菜を中心とした食材を、たくさんいただくことが出来ます。
かなりアートな設計の建物なので、ブルーを基調とした食堂ですが、以前来た時も書きましたが、あまり食材が綺麗に見える色じゃないですよね。
お腹いっぱい野菜を食べられるというのは、ビュッフェでもあまりないですよね。調理も薄味で素材を生かして1500円です。
この農舞台を中心に、アートなオブジェが棚田に展示されています。この時期の棚田は稲もすくすく伸びて来て、緑が増して美しいです。
さて松代まで来たので、ちょいと松之山温泉で一休み。松之山温泉は、日本三大薬湯の一つと南北朝時代から言われてるらしく、戦国時代は上杉家の隠し湯との説があるらしいです。あとの日本三大薬湯とは、有馬温泉、草津温泉とのこと。あったまります。
清津峡
さて、次は清津峡へ。松之山温泉から来るまで1時間ほど。しかし、梅雨の終わりのような土砂降り。前日も豪雨で、信濃川も濁流が流れまくっています。いやー運転しづらい。
途中、3月11日の東日本震災の翌日に起きた、十日町を震源とする震度6の大地震によって、道も通行止めや、迂回になってたり、建物が崩れたりもしてます。この土砂降りでさらに悪化しなければ良いのですが。まあ、それでも津南を抜け清津峡へ。
清津峡は、苗場の方から流れてくる清津川が、切り立つ山間を流れる渓流で、トンネルの所々に展望所が開かれていて、渓谷を眺めることができます。
清津峡は、溶岩が冷え固まる過程でできる柱状節理に見応えがあり、安山岩の柱状に切り出された渓谷は、雪解けのその水量と共に雄大な景色でした。
トンネルを終点まで行くと渓谷が一望にできる、パノラマステーションに着きます。渓谷のカーブにあり、正面に警告を拝むことができる絶景ポイント。まだ、積雪がちょっと残る清津峡。なかなかのものでした。
大月ほたるの里
南魚沼の大月にほたるの里があるということで、夜、やってきました。日が落ちて8時前くらいから、ホタルが飛び始めます。
ここは看板にもあるように養殖池で、餌のカワニナを放流してホタルを増やしているそうです。この前夜には、ほたる祭りも開かれ、模擬店も出ていたそうです。
この日は模擬店もなく、また、ホタルを見るもんですから、灯りもありません。そんな中、暗くなるに従い、観光客がぞろぞろ集まってきました。
降ったり止んだりの雨。徐々にホタルが飛び始め、方々でホタルが点滅しています。飛んでいるのは意外に体にとまったり、手に乗ってきたりします。人に警戒してないのか、鈍感なのかわかりませんが。
子供の頃にあったかも知れませんが、こんなに飛び回るホタルを見たことは初めてだと思います。調べてみると、西日本の蛍は、2秒間隔くらいで点滅するようですが、東日本は4秒間隔くらいとのこと。
ちょいと飛んでるのを動画にしました。なんかホタルの感じもしますが。。鈍感と言っても、ホタルを写真に収めるのは難しいですね。
もうすぐ梅雨も明けるのでしょう。そんな南魚沼でした。