高崎の絶メシと世界遺産 富岡製糸場

2023/11/23(木祝)

不忍池を散歩しながら上野駅。今回、東京に延泊したのは、明日を有給休暇で4連休にしたため。

JREポイントが9万も貯まっているので、「どこかにビューーン」を使って東北でも当たらないかなとバクチしてみました。行き先候補駅 【水沢江刺駅】【山形駅】【新青森駅】【軽井沢駅】パターンで申し込んだのですが、当たったのが軽井沢。ビミョー。
東京~軽井沢往復で6,000P。せっかくなので片道だけでも使おうと、延泊して途中の高崎まで利用する事にしました。
軽井沢といえば、既にスキー場がオープンしていますが、かぐらは延期。今週末は積もるでしょうか。

軽井沢行きの切符なので、高崎で一旦下車。
高崎を舞台にした飯テロドラマ「こむぎの満腹記」で知った「絶メシリスト」麦の産地である群馬は、高崎パスタなど有名なグルメもあるようです。

高崎って通過はすれど、乗換程度でしか下りたことが有りませんでした。ヤマダ電機の本社店でトイレ借りたくらい。
まずは、駅前でシェアバイクの高チャリ借りて、周辺散策。

絶メシなお店の開店まで時間もたっぷりあるので、自転車で街なかくるり。街路樹も色づいてます。
絶メシ店は日・祝休みが多く、オランダコロッケの平林精肉店も事前情報通り休みでした。

一際高いビルがあり、近寄っていくと高崎市役所です。21階の展望ロビーは無料解放ってことで、高いとこに上がってみました。

遠く谷川連峰や浅間山などが望めます。

隣の前橋市には、日本一高い県庁ビルの群馬県庁がありますが、都庁には負けるようです。高崎にして21階建は高崎観音もびっくり?

高崎パスタかつ絶メシリストのお店デルムンド。パスタや定食なども並んでいますが、全員が名物ハンブルジョアでした。ふわっと焼き上がったハンバーグが乗るミートソースで、ちょっとブルジョア気分だそうです。Sサイズでもボリューム十分。
釧路では豚カツが乗るスパカツを食べましたが、ハンバーグの方がしっくり来る気がします。

オープン30分前の11時に来て4番目。店内は10席で、詰めて11。15分前に入れてもらって、食べて出てきたら15人程の待ちでした。人気です。

高崎から出ている上信電鉄に初乗車。富岡製糸場に行ってみようと思います。
上信電鉄は高崎から下仁田までをつないでいます。
ホームの端には電車型待合室。電車型ってか、普通に電車が待合室になってるだけです。あと、昔は都内でも見られた「今度の電車」「次の電車」表示。先発、次発なのだか、やっぱり分かりにくい。

高崎から40分弱。富岡製糸場最寄りの、上州富岡液に到着。お富ちゃんがお出迎えです。「お富さん」だったら春日八郎か。。

駅前の旧富岡倉庫には世界遺産センターやお店が入っていて、近くの富岡市役所は隈研吾設計だそうで、独特なデザインです。ここからは徒歩で製糸場へ向かいます。

富岡製糸場に到着。受付から入って、ガイドツアーに申し込み。

スタートまで、ガイダンス展示を観てます。

富岡製糸場のガイドツアー。江戸時代は手で繭から紡いでたのを、手作業から機械式を実現した工場。

フランス人技術者も日本人女工達の待遇も良かったことが伺えます。仏人寄宿舎は立派な木筋煉瓦造りで、全て周辺から調達された部材。その開発も大変だったんでしょう。

富岡製糸場のガイドツアーは約40分。さすがに全部は説明仕切れないようです。

よく紹介記事などで見る、繰糸所の機械は閉鎖当時のもので、初期の手繰りから比べて各段に効率が上がったそうです。鍋から手でやってるのと、見ただけで凄さが分かります。

富岡製糸場のツアーも終わって、西置繭所のギャラリー見学。国宝の大きな倉庫の中に展示場建物を入れた造りで国宝部分には触れないようにされています。大倉庫だけに柱の無い屋内で、大きな空間が創られてます。

外には蒸気釜の複製。鉄水溜や、煙突のある蒸気釜所は工事中でした。
東京ドーム1固分だそうで、腰が辛らいです。

行きに見つけた吉田七味店。ちょっと味見をさせてもらい、特辛と冬期限定の柚子七味で。胡麻と青海苔の香りがいいです。

駅に着いて、そばのセカイトをチラ見して電車へ。カラッ風の群馬なので天気も良く、世界遺産をたっぷり観ることが出来ました。さて、湯沢へ。

高崎から湯沢までは上越ローカル線。新幹線だと30分なのに、高崎~水上間乗ったこと無いので、良い機会。

高崎の地ビール、シンキチ醸造所は売ってなかったので、缶で売ってる軽井沢2本。群馬伊勢佐木のペヤング。ペヤング味の揚げせん食べつつ水上到着です。11分の接続で湯沢へ県境越え。

水上を出ると谷川連峰の下を抜けるルート。土合駅は下り線の、日本一のモグラホームに停車。久し振りです。
水上から30分ちょいで越後湯沢着。

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