老兵の退役、そして、新OS「windows7」の登場とマーケティング

巷では、マイクロソフトの新OSであるwindows7が発売され、アキバではセブン博なるイベントに、ウルトラセブンや水樹奈々と言った“7”繋がりの出演もあったようです。

BCNによると、出足は好調の様で、10月19日~10月25日のパッケージ製品の販売数量は、同期間のvistaの2倍弱を叩いているようです。
イベントの詳細は、impress akiba watch へ。
今回のwindows7は悪名高いvistaの改良版。テレビとかでは新OSを紹介する画作りとして、画面をタッチして動かしたりする機能を紹介してたりしますが、iphoneの様な複数タッチをサポートした程度で、特に目新しい機能ではありませんね。タッチスクリーンなんか20年以上前から有りますしね。
売上好調の根源は、そんな派手な機能より”遅くない”OSであること。私も9月5日から約1カ月に渡り、ダウンロード版のwindows7 ultimet 64bitを自宅デスクトップで使ってきましたが、それまでのwindows xpと比較しても悪くない印象でした。ただ、新OSのため、一部のソフトが使えなくなるというお決まりの不便さがあります。特に64bitは顕著です。
しかし、メモリの使用量はかなりのもの。2台のデスクトップはiC2D3.16Gで、2GBのメモリを載せていますが、立ち上げ直後で50%を越える状況。急遽、4GBと6GBに増設いたしました。
今回の新OSの販売実績と評判は、vistaまでのマイクロソフトのマーケティング展開をもしかすると変えさせるものかもしれません。これまで、機能増強、見栄え増強、よって、システムパワー増強を必要とするOSやオフィス製品を出してきましたが、OSの基本であるスピード、安定性、セキュリティがしっかりしていることが、ちゃんと売りになることが証明されたようなものでしょう。今後とも軽い、落ちにくい、安全で使いやすいソフト開発に傾倒していただきたいものです。
さて、このOSにメイン機を載せ換えるにあたり、老兵の退役が。カノープスのアナログチューナーカードのMTV1000です。2000年に購入した当時は、4万円もするもので、これまで様々なテレビの録画を担ってきました。しかし、vista登場に際してカノープスは、ドライバの更新をしないことを表明。デジタル放送時代の到来を実感させたものです。既に、我が家ではfriioが大活躍しているので、今回のOS入れ替えで、3枚あったMTVがついに1枚を残すのみとなってしまいました。1枚はまだxp機で残ってはいます。

このカードもまだ余生を過ごせるかと、中古の日にsofmapへ売りに。最高買取価格は800円。中古の日なので15%増額で920円。まあ、10年近く使って1000円近い買い取りなので十分ですよね。お疲れ様でした。