<速報>皆既日食でダイヤモンドリング in 小笠原

今、父島に戻ってきました。小笠原は回線が細いので、ちょっとしたものを送るだけで一苦労です。
日本列島に梅雨前線が再び南下し、観測が危ぶまれた7月22日の皆既日食ですが、ここ小笠原諸島では、晴れた空の下、皆既日食が観測することができました。
今回、母島の南にある、皆既日食北限での観測となりましたが、皆既時間おおよそ3分。一瞬にして輝くダイヤモンドリング。そして、皆既中の星空には観測ツアーのみんなから、歓声や溜息までももれる、そんな美しさでした。

我々が乗る韋駄天は、朝7時、二見港を出港し母島の南30km程度のところまで進行。欠け始めの10時前、おおよその観測ポイントに到着。

11時26分ころ、欠け具合も最大になった頃、ピッカリと輝くダイヤモンドリングに。あたりは、かなり暗くなり、気温も5から6度くらいは下がったように涼しくなりました。

それから約3分。皆既日食。太陽の周りに輝くコロナ。船上からの観測のため、写真がうまく撮れませんが、目でも確認できる美しさ。ここまで無理してきた甲斐がありました。大自然のすごさに感動。ODCにも感謝。
まずは、速報まで。