[WORLD TOUR1 ミュンヘン] 初のファーストクラスとオクトーバーフェスト
2018/9/24(祝月)
今日は半年以上前から手配してきたワールドツアーのはじまりはじまり。まずは羽田からロンドンへ。
マイレージ利用ではありますが、初のファーストクラス。日本-ロンドン間で85,000マイルも使ってしまいました。なので、きっちり余裕を持って空港に着いてラウンジ利用です。ちなみに買うと片道で160万円以上します。
朝の時間はガレットが目の前で焼かれています。定番のJALカレーももちろんあります。
シャンパーニュやワインに無頓着な私ですが、ファーストクラスラウンジには、シャンパーニュが2種類並んでいます。先ずはLOMBARD。次にLAURENT PERRIER。
チーズやトマト、それからご飯用の明太子もアテに合いますね。BARには、昔の航空機の模型やコクピットの計器などが飾られています。
さて、ゆっくりと搭乗口へ。優先搭乗できますが、どうせ12時間も飛んでるんですから、ゆっくりと。
これがJALヨーロッパ,アメリカ路線のファーストクラスです。窓3つ半分が自分の領地。他のクラスとはカーテンで仕切られています。
まずはウェルカムドリンクを尋ねられます。シャンパーニュは、LOUIS ROEDERER CRISTAL2009とBollinger La Grande Annee 2007で。とは言え泡はさっぱり知識無いので、LOUIS ROEDERER CRISTAL2009を1杯目に選びました。
前菜など沢山は要らないので、ミューズなどチョイスしました。さっきカレーライスも食べたので、パン・ライスも不要ってことで。3杯目のシャンパーニュはBollinger La Grande Annee 2007にしてみました。
キャビアひと瓶。普段、ちょこっと何かに乗っているのしか見たことないですが、お代わりも可能って人生最初です。飛行機は西へ西へと向かうので外はずっと昼。まず寝ずに、メインまでをいただくことにしました。キャビア独り占め、神谷町の須賀シェフ監修のキノコとフィレステーキ、焼き加減も好み通り。後であいさつに来てくれましたが、CAさんが焼き加減を調整するそうです。
羽田から9時間。ロシア領土・北極圏を経てスカンジナビア半島に到達。やっとネットが安定してきました。
到着前の軽食に、ラーメンを選んでみました。東京のミシュラン店で行列で有名な蔦。トリュフスープが人気ですが、あまりの人気で行くのをためらって、まだ未訪のお店です。機内食なので冷凍などでしょうが、麺もコシがあり、肝心のスープもトリュフのいい香りが支配しておいしかったです。
30分早く、ロンドン・ヒースロー空港に到着。ロンドン市内をうにうにと旋回して着陸。テムズ川周辺て、こんな感じなんですね。
JALのターミナル3からBA専用のターミナル5に移動し乗り継ぎです。ハリーポッターショップもあります。
ヒースロー空港で2時間半あるものの、ターミナル移動、セキュリティー再チェック、多少うろつくをしていると、どんどん時間が過ぎます。ASPIRE LOUNGEでちょっと完食。ミュンヘンに乗り継ぎです。イギリスの軽食も悪くはないですよ。
ドイツのミュンヘンに着きました。一つ目の目的地です。父方の叔母が、住んで60年ほどになり、明日からは観光に連れて行ってもらいます。こちらは夜の9時。中央駅付近の宿まで電車で移動します。
ミュンヘン空港から中央駅までは約40分。着いたら、オクトーバーフェストのお陰でひと混乱。駅でジョッキ割る奴とか、警官らは機関銃持って酔っ払いの警備。まあ大変なお祭りです。そんな人をすり抜け、ホテルにチェック。
ホテルにチェックインして、近くを回ってみました。23時にオクトーバーフェストも閉店となり、バイエルンの民族衣装のベロンベロン達が街で騒いでいます。やたら深夜営業のケバブ&ピザの店ばかりなイメージです。気温は3℃くらい。寒い寒い。
叔母によると、以前トルコ難民が押し寄せ、この辺りに店を構えたり、住んだりしているそうです。
2018/9/25(火)
朝6時に起きると、まだ真っ暗。外はマジ寒そうです。今日は、12℃くらいにはなる模様です。ホテルのモーニングブッフェを食べて、出掛ける準備です。明日ぐらいから、18℃とかに上がるとの予報。
ホテルまで叔母が来てくれまして、ミュンヘン中央駅からノイシュヴァンシュタイン城まで列車で向かいます。
ミュンヘン中央駅から約2時間。Fussenに到着し、ここからバスでお城に向かいます。列車からの人がどっと同じバスに乗り替えます。
山の上に聳える城が見えてきました。チケットセンターに行くと、城への入城は17時とのこと。オクトーバーフェストで観光客殺到中のようで、中は見送り馬車に乗って城方面に向かうことにします。
馬車も30分ほど待って順番が来ました。歩いて登るくらいの速度ですが、おばちゃんも高齢だし、馬が良いです。
ノイシュヴァンシュタイン城。馬車降り場から多少登っておひざ元に到着。ルートウィッヒ二世が、ワーグナーの世界観を表そうと作った城のようです。
なので、城の防御機能ではなく、贅を尽くして、城の城たる美しさを求めたフォルム。シンデレラ城や眠れる森の美女のイメージとなったと言うのがわかります。ヨーロッパの城らしい城。
さらに歩いて、吊り橋からの眺めを楽しもうと進みます。
遅いお昼は、お城からバス停の間で初のドイツ料理。お城の下のビール醸造所っていうSchlossbraustuberlというお店。
まず、ドンケル、そして軽く濁ったビール。2杯で1Lですが、白いソーセージと地元ビーフのステーキでかなり満腹です。白ソーセージは、腸詰めの皮を外すのが本来とのこと。
ガッツリした脂っこい料理が、バイエルンのババリア料理の特徴とのこと。牛は乳牛用がこの地のほとんどで、それほど上質じゃないと叔母が言いますが、赤身の旨さが出ています。付け合わせは、小麦粉をユニ通して、チーズを絡めたものです。
ミュンヘンに戻って、叔母の勤めるレストランMangostin Asiaへ。
なかなかお腹が減らず、たくさん食べれませんでしたが、カリッとソテーされた、スズキのタイ風ソテーや、旨味深いトムヤムクンは、大エビが2尾プリプリで入ってました。
更に腹が。。。
お腹いっぱいなのですが、宿に戻る前にオクトーバーフェスト会場へ。入った側は移動遊園地で、回転コースターやスピンなど様々なアトラクションが並んでます。回転コースター10EUR。あまりに寒いので、今夜はアトラクションはパスします。
I Love Rock’n’roll! ドイツでも盛り上がるJoan Jett。オクトーバーフェストの各ビールテント内ではバンド演奏に合わせて、いすの上で踊り飲みまくってます。
お腹いっぱいなのに、SPATENジョッキ。1Lサイズ。今日も夜は寒い。
場内大盛り上がりで、椅子から転げる人も。
2018/9/26(水)
今朝も3℃の寒い朝。でも、昼には19℃まで上がる予報なので、多少薄着で出掛けます。ホテルの周りはトルコ食材を売る店が多くあります。
先週、30℃まで上がったそうなので、ガクガクブルブルです。今日は市内観光と、昼のオクトーバーフェスト。まずは、観光バスの時間まで、中央駅の喫茶店でコーヒーブレイク。
二階建て観光バスで回ってます。マリエン広場で降りて、薫製のソーセージドッグ。そうする内に新市庁舎の仕掛け時計が動き始めました。
マリエン広場に鐘が鳴り始めました。新市庁舎の仕掛け時計が動き出す11時です。観光客は皆上を見上げています。
さらにバスに乗って市内観光。レジデンスやオデオン広場など市街をバスから楽しみます。
お昼は軽めにと言いながらも、1EURO寿司のミュンヘンの先駆け日本寿司グルメ。
叔母の永きの知った日本人経営です。ビールとつまみのつもりが、握りで満腹。
日本でも通用する寿司バルって感じで、昼は近くの会社員もランチに来ています。
昼からはオリンピアパークを回るコース。ニンフェンブルク宮殿や運河。歴史ある城下町です。統一感ある街並みがいいですね。
1972年のオリンピック公園やBMW本社などを車窓から見学。高い細い塔はオリンピックの塔。丸いビルがyoseatta様なビルがBMWの本社ビルです。
ミュンヘン中央駅まで戻ってきて、昼の空いている間にオクトーバーフェストへ。
このテントは、叔母が務めているお店の会社が出していて、園内で唯一、ワインやスパーリングワインを中心とした品ぞろえになっています。NYMPHENBURG SEKT。SEKT(セット)がスパーリングワインの意味だそうです。
この時間からも会社員が多いのは、接待に使われることが多いとか。食べきれないので、チーズの台は小さく盛ってもらっています。
名物プレッツェルがでかい。これをちぎってチーズとで食べます。
レーベンブロイのテントへ。
レーベンブロイを一杯飲んで、さらに、ハッカープショールも一杯。
夕焼けの時間になってきました。オクトーバーフェストの遊園地。
絶叫マシン連発。スクリューコースターとスピナー2つ?
ビール飲んでわいわい騒いで、絶叫マシン。吐く人もいるんだろうなと思うと、それも恐怖。この移動遊園地、たかが3週間ほどで、このアトラクションを組み、そして、撤収する。この仕組みに興味ありまくりです。
もう一杯。のつもりが、23時で終了なんです。すでに終了モード。
昨日は22時半にはオクトーバーフェストを出て帰路途中のハンバーガー屋でクラシックバーガー。
なんかほっと一息したら、宿に戻って即落ちでした。
2018/9/27(木)
今日も晴れ。23℃まで上がる予報です。今日はひとりで自転車借りて街を回ります。まずは駅ナカのピザ食べてスタート。
駅ナカにレンタサイクル&ツアーのお店があって、7段変速のシティサイクルを借りて市内観光です。地方裁判所前で自転車撮影。この裁判所で裁かれたら観念する荘厳さです。
マリエン広場へ。昨日同様、11時くらいなので、新市庁舎前に人が集まっています。
仕掛け時計は途中までにして、市街地を東の方へ向かってみます。
マキシミリア記念館から川沿いの公園の中を上ります。
途中、サーフボードを持つスエットの人が。内陸のミュンヘンで陸サーファーって思ったら、小川に波を持たせてサーフィンが出来るようになっています。
オデオン広場まで回って来ました。そこかしこに像や歴史的建造物が並んでます。ヒトラーの演説にも使われた将軍廟は威厳があります。
ここにはオデオンと言う劇場があったそうで、オデオン広場と呼ばれるそうです。
お昼。新美術館Neue Pinakothekの下にレストランが有ったので、こちらでペスカトーレパスタ。
内陸のミュンヘンですが、あさりもえびもプリプリ。
新絵画館Neue Pinakothek。マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ他。テレビ「美の巨人たち」くらいでしか接しないので、絵から出て来る情報量が多過ぎで処理できません。 日本と違って、フラッシュを焚かなければ撮影OKです。
向かい合わせにある旧絵画館では、ルーベンスやヴェチェッリオ、デューラーなどの宗教画が多く、多作なルーベンスもこれだけたくさんの作品が掲げられているのには圧倒されました。また、9月企画として、フェルメールの「手紙を読む青衣の女」が、特別展示されています。美術館で、あたまヒートアップ。
ミュンヘン中央駅に戻ってきて、手羽先を2個。
ミュンヘンも最後の夜。叔母と3人いるいとこの真ん中の一人とで、市内東南部の
Michaeligartenでババリア(バイエルン地方)料理をいただきました。彼女とは30年ほどぶりだとか。随分時が流れたものです。
私は豚肉のロースト「シュヴァイネブラーテン」。日本の角煮と味も一緒。違うのはじっくり焼くこととビールのグレービーソース。底にじゃかいもの団子が付きます。
明日は4時半には宿を出てイギリスへと向かいます。