[WORLD TOUR2 アイラ] ミュンヘンからグラスゴーそして、聖地アイラ島へ

2018/9/28(金)

おはようございます。日本はちょうどお昼だと思いますが、ドイツは朝5時です。7:20発に乗るために、3時半起きです。

ミュンヘン中央駅のバーガーキングは24時間営業。コクトーバーフェストで騒いだ後か、店内は寝てる奴らがいっぱいです。では、朝からワッパーセットで望みます。

中央駅から乗った地下鉄S1系統が、空港行きではなくてFreising(フレイシング)行でした。系統番号が同じだったのでまさかの事態。Googleで調べたら2個駅を戻って乗り換えることに。でもそれではチェックインタイムを過ぎてしまいます。とりあえず2駅戻って駅にタクシーがいたので、電車をあきらめ飛び乗りました。ギリギリ荷物ドロップ。バーガーキングで電車待ちしたのが発端ですかね。十分余裕はあったのに。焦りました。では、ヒースローへ。

ミュンヘンから無事、ロンドン・ヒースロー空港に到着しました。入国審査も何事も無く速やかに進み、荷物を再度預けて、グラスゴーへと乗り継ぎます。

ヒースローで3時間ほど有るのですが、同じターミナル5でも、入国~荷物取り出し~預け~セキュリティーと回ると1時間は消化しちゃます。来たときと同じAspireラウンジで軽く。国内線、国際線のお客様ごっちゃってEU内だからですよね。

グラスゴー行き、サテライト発で早く搭乗口が閉まるパターン。搭乗ゲートって出発1時間前しか発表されないんです。で、ラウンジから真逆の搭乗口で急ぎました。とりあえずセーフ。ここでもギリギリとは。

イギリスのスコットランドの街グラスゴーに着きました。空港に重いスーツケースは置いて、1泊のみの荷物にして、ホテルに向かいます。

空港バスから、セントラルステーションで路線バスに乗り換えついでに写真をパシャリ。

今日の宿が予想を遙かに越えて快適です。外に出たくなくなる。ヤバい。BBCスコットランド向かいのVILLAGEです。この辺りはメディアビレッジと言われているようです。

グラスゴーのシティセンターに出まして、銀座のような街ブキャナン・ストリートです。寒いのでパーカーでもと思ったのですが、早く店終わるんですね。回転寿司チェーンのYoすしは、寿司も回しながらカツ丼もやってます。

さて、PUBを探しましょう。

グラスゴー、ようやく1軒目。くるっと一周回って見定めです。するとSWINGと言うPUBに、 SHAKATAK’s Jacqui Hicksの文字。でも、予約のみでした。残念。

で、BREWINGの文字に引っかかってたSHILLING BREWINGへ。

ここのUNICORN 5.2%と、GLASGOW RED 4.4%のパイント2杯。醸造樽が並びます。

スコティッシュGINも楽しみのひとつで、GIN71に入ってみました。日本の季乃美や六も有ります。

で、地のGINでTyree(ティリー)とソーダ。ぱっとしないです。そしたら、神戸に住んでたというスタッフから、FEWのおすすめ。

SIPSMITH好きならどうだと。半分ウイスキーで半分ボタニカルがきいたGIN。マジですか。フライデーナイトinGLASGOW。

単なるGIN PUBと思って入ったら、BAR形式のカラオケ。こりゃイカレテ枡。(笑)

日本で言う洋楽縛りの、おやじ選曲にハマらない訳はないです。すげーグラスゴー。

宿に着いて1階のPUB。GOOSE IPA。ビターで〆ます。グラスゴーでも、日本の天気は気になるもので、24号が最大勢力が屋久島付近で935hPaで、本州横断を965hPaの超強力な状態で抜ける可能性が出ています。って、前回22号以上?通過時間は短いかも知れません。被害が少なければいいのですが。

2018/9/29(土)

朝6時半、タクシーでも倍くらいの値段だとわかったので、そちらで空港へ。預けていた荷物を取り出して、再度手荷物で預けなおしてチェックイン。

ラウンジでベーコンサンドイッチ。これからアイラ島に飛びます。

グラスゴーから1時間。ピート臭で有名なアイラに到着しました。羊がいっぱいいる野原はピート畑だそうです。空港の柵が低すぎますね。

スーツケースをボウモアにある宿に置いて、一つ目はCaol Ila カリラ蒸留所。ここかー。

Caol Ila蒸留所のショップで2杯テイスティングして、結局それとは違う蒸留所限定にしました。この後は蒸留所見学です。

蒸留所見学。おおよその蒸留工程は、ニッカやサントリーで見ていて知っているものの、半分も聞き取れないもどかしさ。言葉出来ないとダメですね。

アイラで一番若い蒸留所KILCHOMAN(キルホーマン)。こちらは見学ではなくランチとショップ。

Limited Edition飲み比べ£10。2009vintage、2018Port Cask Matured、Distillery Exclusive Single Cask(sherry)。なんとペールエールも有るんですね。凄い麦味。

お昼時になったので、続々ツアー客が入ってきました。そうしたら、ドライバーのドナルドさんが。1時にここを出るのではなく、次のツアーが1時予約だったようです。

急いでBRUCHRADICHへ。ここの見学ツアーは撮影OK。

さらに醸造中のモルトまで試飲でき出来ました。温かい気の抜けたビールですね。日本ではしたこと無いです。

倉庫にはブルックラディ蒸留所で造られた、ブルックラディ、ポートシャッロト、オクトモア、オーガニックの樽が並んでいます。

そして、ハンドフィル。樽からPORT CHARLOTTEをボトリング。ちょっと試飲しましたが、ピートはヘビーですがシャープな味です。

間もなく10月にも新しい蒸留所がオープンします。ARDNAHOE。どんなシングルモルトができるんでしょうか。

4つめの蒸留所は、BUNNAHABAIN(ブナハーバン)。

こちらも見学コースを回ります。

カリラがジョニー・ウォーカーの原酒。ブナハーバンはカティーサークの原酒を造りから始まったとツアースタッフ。こちらでもモルトが飲めました。

そして、ハンドフィル。瓶詰めです。

ラガブーリンから戻ってきて、さて夜のお店へと思ったら雨。止むのを待つうち、そのまま撃沈。目が覚めたら10時前。あきらめることにしました。

2018/9/30(日)

スコットランドのボウモアは、現在、9月30日の8時。日本は16時ですかね。足摺岬上陸予想時点で950hPa、瞬間最大風速が60m/sと、時速に直すと216Km/hとえらい事になってます。こちらボウモアの風も強いですが、飛ばされないように。

スコッチの聖地巡礼2日目はLAGAVULINから。ポートエレンのビンテージが並んでいます。既に1994年に閉鎖になった蒸留所ですが、間もなく復活とのアナウンスがあります。ただ、このビンテージ、50万円クラス。

蒸留所の横の川は、水が茶色い色。ウィスキーが染み出てるのではありません。ピートとか土壌の色でしょうか。

LAGAVULINの見学ツアーも基本的に撮影禁止。いくつかの場所はOKです。

今日はマッシュから蒸留までやっていて、目の前でポットスチルから流れ出るのが観られました。

見学が終わって試飲は蒸留所限定で。見学者の試飲スペースが雰囲気いいです。

Ardbeg蒸留所。アイラ島の蒸留所の立地ですが、こちらも海沿いにあります。ショップでGrooverを試飲したのですが、日本でも買えるので我慢。

雨が振ったり止んだりですが記念撮影してます。

通算7蒸留所目のLAPHROAIG(ラフロイグ)。

こちらのツアーも、凄く写させてくれます。

ラフロイグにはチャールズ皇太子が来訪されたようで、その写真が飾られています。

今まさに火が入ったポットスチルから流れるスピリッツやマッシュも身近に見ることができます。そして貯蔵庫も。

説明は半分もわかりませんが、楽しいです。

間もなく復活を果たすポートエレン。モルトの蒸留は始まっていますが、製品化されるのはまだまだ先。どんな味になるのか興味深いです。

取水場は工場のすぐ近所。海沿いですが、淡水が出るそうです。

時間が出来たので、ビュースポット回り。ビーチは夏になると、海水浴客で賑わうそうです。

ラフロイグのピート畑。

この原野からピートを切り出し、乾燥させてるそうです。取り尽くせなさそうな広さです。

アイラには8つの蒸留所が操業してますが、最後にBOWMORE。

LAPHROAIG同様に、Beam SUNTORYが母体です。LAPHROAIG同様に乾燥中の麦に触れたり、ピーティング中のスモーキーさも体験出来ました。

奥が深いスコッチの世界。ボウモアの見学ツアーのテイスティングでは、12、15、18年。

さらに試飲室でシングルモルトをいただきます。ですが、いただくのはグラスの1杯にして、ハンドフィルと蒸留所限定をいただきます。今日は自分でボトリングすることは出来なかったので、ハンドフィルは飲むだけ。27年ものですが無料でした。買って帰ろうと思っている蒸留所限定は有料でした。

そして、カウンターでは、現在買うことが出来ないHAND FILL27年モノが無料で試飲できました。深い味わい。蒸留所限定を飲み、購入はこちらに決定。つたない言葉に付き合って、コンプリートしてくれたドライバーのDONALDさんに感謝。

明日?ARDNAHOEアイラに8番目の蒸留所が出来ます。その会社が、ボトラーズものやラムを売るショップをやってまして、帰りに寄りました。

ウイスキーを売ることができるまで10年はかかります。大変です。アイラ島には現在8つの蒸留所が有りますが、今年アナホー?(ARDNAHOE)が、そして、閉鎖が再評価されたポートエレン(Port Ellen)とブローラ(Brora)が、これからオープンします。スコットランド政府も、年間40万人を超える観光資源ととらえているようです。

そして、昨日できなかった夜の部へ。教会まで送ってもらいました。

ボウモアの街は海に面した街です。ちょっと坂道。

宿でもドライバーのドナルドさんにもおすすめされたボウモアホテルのBAR。早くにPUBに着いたのでまずはビール。エジンバラのCALEDONIAN。

牡蠣にスコッチ。アイラから始まったのか知らないですけど、ここアイラ島は牡蠣が有名。からの牡蠣4ピース。これをアイラでやりたかったのです。ボウモアホテルのPUB、ありがとう。

アイラ島のボウモアは9月30日20時前。東京は4時前ですか。台風は過ぎ去ったようですが、風の流れからすると、明日はメチャメチャ暑くなりそうですね。被害が少ないことを願ってます。
ボウモアホテルのパブで、ウイスキー・オイスターのあとは、海辺に近くのHarbor Inのレストランへ。

徐々に夕暮れになってきました。

注文はプラター。島のアイラ。日本と同じく海鮮は旨い!ただ、注文した時は大丈夫って言いながら半端ない量。想定内ですが2人前です。

え?まだ22時って?度数の高いウィスキーばかりなのか目がうつろな。暗くなるのが遅いアイラ。ボウモアそろそろあがりますか。

カキもふんだんに食べたし、シーフードも食べたし。次はBARにでも。近所のDUFFIESです。飲み終えて10時。普段からするとまだまだ早い時間ですが、これにて終了といたしました。

明日は朝一でロンドンへ。つづく。

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