そろそろ、次の私のモバイル2.0環境を考える


左が[es]、右がEM-ONE
PHS唯一のキャリアWILLCOMの新モデルAdvanced/W-ZERO3[es]が発表されました。また、3月末からは、emobileの定額高速HSDPAが始まって、PCカードや、まだ音声通話はできないですがPDAタイプのEM-ONEなど、日本でもスマートフォンなどの新しいケータイ端末が花咲いて来ました。画面はどちらも画素が480×800程度あり、ケータイの画面より多くの情報が表示されるので、インターネットブラウジング程度なら十分に使えます。
さらにここの所、キーボード付でも軽いB5ノートが多数発売されてきていまして、これが私に迷いをもたらしています。
現在の私のmobile環境は、以前のblogでも紹介しましたが、VAIO typeU(VGN-UX90PS)にWILLCOMのPHSカードAX-420Nを刺して実現しています。場所によっては、auやDoCoMoのケータイ、有線・無線LANなどでインターネットに接続しています。ディスプレイの画素数は1024×600とそれなりに広めで、Windows xpが動いていますので、手の中に入るパソコンとしては大変に便利なのです。ただ、Windows xpのパソコンですから、休止状態からの復帰でもそれなりに時間がかかります。また、分厚く、ごっついです。でも、歩きながら、ブラウジング、メール、簡単な文章作成を越えるような作業って余りしない(画像変換などするので、全くしない事も無い)ものです。一時に比べるとZAURUSなどPDAを使っている人もケータイに移行した人が多い洋で、最近でこそ、PSPやDSを持って歩いている人も多くなりましたが、歩きながらパソコンっというのは超少数派ですね。
最近、スマートフォンが高性能化してきています。フラッシュメモリも数GBレベルが実現し、W-ZEROとかEM-ONEとかで、word、excelなどかなりの要求が満たせるようになってきました。カバンにはキーボード付B5最軽量ノートを入れておき、複雑なexcelの作業やビデオなど使う時は、パソコンに座って向かう。歩きながら作業での利用には、ケータイとかスマートフォンで対応するという利用図式が見えてきました。
まあ、webやメールのチェック程度ならスマートフォンで十分ですからね。

持ち歩きパソコンと、スマートフォンの関係
ここで、ひとつ贅沢がありまして、それでもB5ノートをカバンから取り出して、ネットに接続したい時に、できるだけ簡素に接続したいと言う欲求です。つまり、スマートフォンをパソコンとUSBコードで接続したり、simを取り出しアダプタをつけて接続するというような「ヤボ」な事はしたくないんです。スマートフォンと、パソコンはワイヤレスで接続し、スマートフォンからインターネットに出て行く形が望ましいのです。
現在のVAIO typeU(VGN-UX90PS)もbluetoothは搭載していて、DoCoMo P902iを大東島で使った時はワイヤレス接続でインターネットしていました。ケーブルや、PHSカードがついていないのも使いやすいです。
これを単体で満たせるスマートフォンが、emobileのEM-ONEで、bluetoothでパソコンと接続し、インターネットが使えるんです。
これから発売のW-ZERO3[es]は、bluetoothアダプタを付ける必要があり、また速度もPHSなので遅い。でも、サービスエリアも広く、地下まで使える。端末価格も安い。地下は魅力大。また、地方に行った時にこそmobile環境が重要になるので、サービスエリアは重要。うーん。
さて次には、パソコン側の選択です。最近、1kgを切る軽量機が多数登場し、薄型ならかばんの中でもかさばらない様になってきました。キーボードも結構打ちやすい。ただ、バッテリ時の動作時間の問題からも、CPUは制限ありますが。それでも、Core solo程度あれば欲は出るがサクサク動きはするので、まあいいかと。また、ディスプレイがくるっと回転し、タブレット型になるのも、外で使う時にはそれなりに有効です。

左が、LOOX P70、右がU8240
となれば、FUJITSUのLOOX P70 とか、現在法人向け(直販サイトなら個人でも購入可能)のFMV-U8240あたりがターゲット。ただ、FMV-U8240は、580gと軽いのですが、今もっているVAIO U101/Pと大きさがあまり変わらず、キーボードも期待できないし、bluetooth内臓でないのでちょっとパスかな。
また、この夏、asusやGYGABYTEが、Dialogue社のFlybookなども並んできているので、さらに、調査が必要です。
さて、、昔、ZAURUSから始まった私のモバイルですが、ここに来て、手のひらサイズまで小さくなったパソコンを、B5程度の大きさに戻すのですのは大きな転換になります。意外と今の状況を継続かも。このあと、どう展開するか。悩みます。