謎の公衆便所、水道代月15万円 河北新報

今日のニュースであまりにも、「どんくさい」ネタが転がっていたので、ちょっと転載。
仙台の街中にある公衆便所の水道代が二ヶ月で30万円に上っているという。市としてはそれなりに手を打ったのでしょうが、ちょっと抜かりがありそうです。04年から異変と気付き、それからというもの二ヶ月あたり10万円以上を続けた模様。しかし、毎日4トンもの水が使われるって、どんな状況だか。タンクローリーで水をもって行くとか??浮浪者とか4tもの水いらないし、大体、水道料金以上で、水道水を売ることもできそうにないし。広瀬川の川原に散水したとか??
そもそも、「30年近く前にできた公衆トイレが、時代のニーズに合っているかも含めて今後の対応を検討したい」という課長の話ものんびりしてませんか。政令指定都市の仙台市で起きた、妙な話でした。
この辺りにあるらしい。yahoo地図
「怪」公衆便所 水道料金、2カ月で10万―30万円 仙台
2月6日14時40分配信 河北新報
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 仙台市青葉区大手町にある「琵琶首公衆便所」で、2カ月分の水道料金が10万―30万円に上り、管理する市を慌てさせている。水道料金の異常は2004年夏からで、漏水していないかどうか調べたが、原因は分からずじまい。現在は「故障」名目で使用を停止しているが、新年度には解除して対応を検討する方針だ。
 水洗式の琵琶首公衆便所は1978年に設置され、市環境局が維持管理している。異変に気がついたのは04年7月20日―9月19日分の水道料金請求からで、5―7月分は3700円だったのが一気に11万4000円に跳ね上がった。一日4トン以上の水道水が使われた計算になる。
 その後、3万―12万円台で推移したが、05年9―11月分は31万1000円を記録。05年度は6回の請求で計66万9000円だった。本年度もこれまですべて10万円以上で、1月までの請求額は計62万6000円に上る。
 市内に公衆トイレは200カ所以上あるが、市環境局が管理するのは7カ所で、一回の請求額はせいぜい3万円前後。本年度、環境局は公衆トイレ事業費のうち水道料金を計149万円と見込んでおり、琵琶首公衆便所だけで全体の4割強を占めることになる。
 琵琶首公衆便所は藤坂神社の西側で、広瀬川河岸段丘に位置する。日中も人通りはまばらで、利用者はあまり多くない。
 市は05年秋以降、週2回の定期清掃や水道使用量の検針、見回りなどのたびに水道をチェック。水抜き栓を閉めた状態でメーターの針の振れを目視で確認しているが、漏水は認めらなかった。
 蛇口は通常、取っ手を外してあるが「水を出そうと工具で回した形跡がある」と市の担当者。“盗水”の可能性もあるが、目撃情報はない。
 不可解な高額請求に市は1月25日、公衆トイレの使用停止に踏み切った。水抜き栓を閉めて、水がトイレに流れないようにし、入り口を遮るように張った板には「故障のため」と記した。
 市環境局廃棄物管理課の相沢政宏課長は「漏水か、誰かが水を盗んだ可能性もあるが、原因を特定できずに困っている。30年近く前にできた公衆トイレが、時代のニーズに合っているかも含めて今後の対応を検討したい」と話した。
 市は新年度当初予算案で、原因不明のまま公衆トイレ事業の水道料金に約150万円を盛り込んでいる。
最終更新:2月6日14時40分