今年も幕張へ CEATEC2014 ウェアラブルデバイス全盛
今年も日本のテクノロジーの総合見本市CEATECが幕張メッセで行われています。このところ、自動運転カーとか車内ITとか、車の展示が多かったのですが、今年は、グーグルグラスなどによるウェアラブルのブームが来ております。
2014/10/8(水)
まずは、いつもの通りキーテクノロジーのエリアから回ります。
CEATECのアイドル、村田製作所のチアリーダー部です。ムラタセイサクショくんは1輪車、セイコちゃんは2輪車、そして、今回はボールに乗って踊ります。
村田製作所では、注目のロボットダンスより、高速超小型RFIDのトミカサーキットでラップ測定。
あとは、赤ちゃんやウェアラブルのライフログなど
ミツミに列が有るなと見たら、ウェアラブルディスプレイ。Googleグラスな様なもの。時間がかかりそうなのでパス。
ALPSで面白かったのは、指輪型センサー。これを使って画面を動かすデモ。マジシャンのよう。
あと、Jinsとのコラボのセンサー付きメガネ。市販される予定とのこと。
日本電気硝子は、超薄いフィルムガラスの他、DLPブロジェクターに使える蛍光板、そして、ほぼ見えないガラス板。ほぼ見えないです。
TDKの磁力の共鳴を利用したワイヤレス給電のデモ。音叉の共鳴を使って説明。分かりやすいです。これがキャパシタなど組み合わさって、走行中充電など実現するのはいつ?
KYOCERAまできて、コンシューマー的なモノの展示が。高耐久スマホ。ボタンが付いてるところがアウトドアで使い易いと思います。
コンセプトモデルでは、曲げられるスマホなど。
Panasonicのキーテクノロジー側のブース。動画のHEVCデコーダーなど。4Kの160Mbps映像は、細部の破綻もなく美し過ぎるが、容量デカ過ぎ。ただ、裏に展示している、2K4Kアプコンがきれい過ぎなので、組み合わせるとすごい事になりそうです
フジクラの超伝導フィルムを使ったリニアモーターのデモ。超電導素材を冷やすと磁石を反発する性質を利用。なんだかんだとワクワクしますよ。
NLTテクノロジーの、透過型液晶パネル。ブラックは完全に裏面を隠してた。バックライトは周囲から。そして、3D液晶も。
東芝には、地平あい子っていうアンドロイドが手話をしながら座ってます。あいこ、皆藤愛子っぽい?前面にはTrancefer Jetとか、Flash Airとか。あと、東芝グラスは、まずは60分待ちでスルー。
列も短くなっていたので、東芝のウェアラブルディスプレイのToshiba Glassを体験。視力がダメで文字がぼやけました。軽いのでまあまあの感触。
オムロンには、卓球するロボ。人の打ちやすいところへ返すのは凄いが、人間がミスします。
地味に凄いのが、揺らさず左右に動かすシステムと平面立体サイネージ。
帰りに取材をやっていたので、もう一度見てみました。
エプソンも、ウェアラブルデバイスが多数。メガネには50分の待ち。
スマートウオッチやライフログは今年のトレンドですね。
富士通の、ARを使った作業支援システムが良い。車のメンテで、マニュアル見ながらなんて必要は無くなる。そして、お店などで客の視線を分析するマーケシステム。視線まで使われてしまうのか~。
NHK&JEITAは、スーパーハイビジョンの8Kを前面に。
シャープとBOEと言うパネルが並んでます。シャープのは色が浅い感じ。4Kに比べても、奥行き感とか細部の再現が圧倒的です。
パナソニックは、4KとオーディオTechnics。なんかアナログ臭がして、昔のオーディオフェア、エレショーのよう。
でも、ピュアオーディオの世界は深い。結局、鼓膜までは空気伝導ですから。
シャープでは、8Kパネルを展示して、スマホ、液晶パネルのIGZOなどの展示。
スマホの狭額縁を生かしたマルチディスプレイも圧巻です。
8KパネルはNHKのより濃いめの色使いに調整?さすがなパネル。
ドコモ、今年も地味です。中でも5Gに大きく面積をさき、10G通信を実現する取り組みを紹介。あと、禁断のおサイフiPhoneジャケットを展示。端末からBT経由でチャージできるという変態ぶり。
車屋さんは、トヨタ、ホンダ、マツダ。IT自動車技術と、燃料電池やパーソナルビークル。去年の自動運転とかは見当たらないです。
ティラノザウルスがスマホから動かせるとかな、TEタイコエレクトロニクス。なんか、キティちゃんいただきました。
デンソーのブースには、将棋ロボ。電王戦で使われたもの。的確にコマを進めてます。
CEATEC2014も17時で終了。スマホのバッテリーは途中で交換、腰も痛いです。今年はウェアラブルが非常に目立ち、メガネ、ライフログ、時計、ヘルスなど。ハッとするデバイスは見当たりませんでした。見落としかも。