会社の創立記念休みで、富山経由で飛騨白川郷・高山へ

10月1日は会社の創立記念日。その前後の土日にくっ付けるのが慣例で、今年は10月3日が振替え休日。

 2014/10/2(木)

仕事を終え湯沢着。今夜は菜具も。お通しは温泉卵にほうれん草。出汁が効いてます。そして、八色椎茸のブルーチーズ焼き。椎茸とゴルゴンゾーラ。これは初めてですが、旨い。バーニャカウダーもアンチョビソースがビシッと香り良く、ぷりっぷりの自家製いくらをサービスいただきました。

木曜日はSWING BARも定休日で、菜具もを出た11時頃は辺りは閉店だらけ。明日は早いので寝ましょう。

 2014/10/3(金)

今回の飛騨へは、富山経由で参ります。湯沢からは特急はくたかで。来年3月15日の北陸新幹線開業で、廃止予定。その後は、北陸新幹線にはくたか名が使われる予定です。

越後湯沢から1時間55分で富山に到着。在来線最速の160㎞運転のはくたかも、この旅で乗り納めです。おそらく。しかし、2時間は速いなあ。

富山駅は、現在建て替え中。3月の開業大丈夫なのと心配になりますが、立派な新駅舎は新幹線の駅らしいごつい感じです。富山は、焼肉えびすがユッケで死亡者を出した2011年のゴールデンウィーク以来です。
ここからは、駅前の日産レンタカーで車を借りて一路、白川郷へ向かいます。

途中で、呉羽というSAあり。KREVAでも無いし、大井町のヨッシーか?って土地の名前です。さらに北陸道→東海北陸道と走って、約1時間で白川郷に到着。

ちょいと、今日泊る宿の近所へ下見。おお、これが合掌造りの集落ですか。初めてみました。京都生まれなんですが、岐阜ってあまり行ったことが無い。さらに白川郷ですから、初めての土地です。目の前の合掌造りも伝説の物ではなく、現実のものなんですね。やっぱり。さて、朝から食べていないので、昼ごはん。やはり飛騨牛ってことで、焼肉のてんから。

飛騨牛のカルビ焼肉セットと、追加で飛騨名物けーちゃん。けーちゃんは、若鳥モモを味噌だれに浸け込んだお肉を焼くものです。けーちゃんとカルビをバランスよく戴きますが、カルビの脂が素晴らしい。旨味いっぱいで、ビールが欲しくなります。が、車なので飲めないのが残念。とろけるお肉。素晴らしい。

ご飯にはこれまたお肉が乗っていて、ひつまぶし丼になっています。お米も旨いし、ぺろりとこの量が入っちゃいました。
お腹も舌も満足したし、観光へ。合掌造りの集落が有るのは、白川郷とこの近所では五箇山。併せて世界文化遺産に登録されています。

白川郷は岐阜県ですが、五箇山は富山県です。まずは、菅沼合掌集落です。霧雨の平日。観光客の姿も少なくずっしり家屋が並びます。

間地かに見ると、さすがの威圧感がありますね。

五箇山は、いくつか合掌集落が有りまして、車で20分弱走って相倉(あいのくら)合掌造り集落に到着です。

住人は60人くらいだそうで、生活の中にある世界文化遺産です。

集落内を散歩。駐車場裏から坂を登って展望台へ。この時期、木が茂っていて一望と言うほどじゃないですが、集落を見渡せます。

のどかです。

ちょっと休憩は、昆布茶とせんべいなど。このお店も合掌造りの建物です。外人さんの観光客も多いです。天ぷらなんか食べてたりしています。

それでは、今日の宿泊地、白川郷へ戻ることにしましょう。

展望台があるということで、車で上がって記念写真。城山展望台からは荻町の集落が一望に見渡せます。合掌造りの集落です。意外に感動。そして、白川郷唯一の天然温泉の宿にチェックイン。白川郷の湯です。

チェックインして、夕食までに近所を散策。重要文化財の和田家や神田家など、集落内にはずらりと合掌造りの家や納屋なども密集しています。

これは凄い。

そんなに大きな集落ではないので、ぐるっと一周20分ほどで回れてしまいます。それだけ密集している感じです。

それにしても、外国人観光客の数が多いですね。

宿に戻って温泉、夕食です。大浴場には露天風呂が付いていて、庄川の流れが見えます。肌がつるつるになるお湯にゆっくりつかって夕食です。ここでビール。

飛騨牛の朴葉焼きや湯豆腐など。飛騨牛は、昼のカルビがとろとろだったので、こちらはちょっと歯ごたえが有る感じ。でも、赤身からでる肉の旨味は最高です。
さて、この辺に飲みに出られるところは無いの?とスタッフに聞いたら、皆無とのこと。宴会場の片付け後に戻って飛騨白川郷のホワイトビール。小麦と米で作ったフルーティーな一本。

私には珍しく部屋飲み。先程の散策の時に飛騨名物どぶろくを買っておいて正解でした。高山の天領。濁り酒です。いつも外で飲むのが楽しみなので、1人で部屋飲みって何年振りでしょう。

 2014/10/4(土)

夜おとなしくしていると、途端に朝が早くなります。白川郷の集落を朝飯前の散歩。

30分くらい集落内をうろうろしますが、まだ店はどこもやっていません。

吊り橋の向こうは公園で、そこにはお食事やお土産物屋さんなどの合掌造りの建物が並んでいます。

朝食は、鮎の一夜干しが生で。焼いていただきます。鮎。好物です。でも、あまりたくさん食べ過ぎないようにしないと。まだまだ旨いものが待っています。
今日は、高山へ。


高速使って1時間くらいで高山に到着。車を市営駐車場に止めて散策です。宮川の朝市で人が集まっています。

小京都と呼ばれるのがよく分ります。古い街並みや川のせせらぎ。そして、東山の寺町へ向かいます。

東山遊歩道は、京都の東山と同じように、お寺が集まってます。浄土真宗や臨済宗とか様々な宗派が並んでいます。

東山から坂を下って町屋の方へ。三町伝統的建造物群保存地区。観光客がドバッと増えて来ました。しかし、飛騨牛コロッケと、握り寿司はどこにでも有る感じですね。しかし、スルーします。

そして着いたのが、歓楽街のステーキ店ワンポンド。やっぱりステーキでも食べておきたい飛騨牛です。

注文はA5ランクのヒレ150g。なんと4500円でいただけます。焼き加減はお勧め。ミディアムレアで出てきました。

口いっぱいに広がるヒレの肉汁。すばらしい。これは最高です。さらにサーロインも食べたいところですが、高山には食べておかないといけないものがまだ有りますし。。。

腹もこなさないといけないので、さらに散策。JR高山駅です。駅前には高山祭の旗が立っています。来週の土日が高山祭で、市内に屋台と言われる祇園祭の様な山車が回るお祭りです。駅前にはゆるキャラ。郵便局のぽすくまとさるぼぼ。さるぼぼとは、飛騨の言葉で猿の赤ん坊の事。お土産にもなっていますが、おばあちゃんが子供に作ってあげるおもちゃの様なモノだそうです。

さらに街歩きして、セブンイレブンの変色看板を発見。京都よりさらに地味に展開されています。そして、桜山八幡宮に到着。

桜山八幡宮は高山祭の神社で、高山の鎮守さまです。その境内に高山祭屋台会館が有りました。来週のお祭りは見ることが出来ないので、屋内に屋台が展示してあるこちらへ入館してみます。

京都の祇園祭の鉾に比べると小さいですが、それでも人が何人も乗れる立派な屋台。全部で12基あり、その3基が展示してあります。
では、そろそろ高山を離れないとレンタカーの返却が心配です。でも、食べておかないとならないものが。高山ラーメンです。

あれこれ調べた中で、基本とも言える老舗にしました。桔梗屋。アッサリしたスープに、縮れ麺が辛い観ます。作るとき最後に茶色いものを注ぐのですが、その脂?のようなものがコクを足しているのでしょうか。さらにチャーシューがいい味をしています。ふー満足で満腹です。

富山まで爆走。レンタカー返却に間に合い、ほっと一息。路面電車の富山地方鉄道でホテルへ向かいます。写真を撮っている人がいるなと思ったら、レトロ列車と言う奴らしく、 JR九州新幹線などの水戸岡鋭治氏デザインらしいです。

おっと、もう9時前。ホテル着いて3時近く寝てしまった~。昨夜の分も取り戻さないと。(笑) いざ、総曲輪(そうがわ)方面へ向かいます。桜町から歩いて5分ほど。今日のお目当ては居酒屋ほそかわ。

前回入ったわさびの向かい側です。お通しが刺身。しかし、刺身盛りもね。好物のブリはこの時期も旨い。ビールで始め、銀盤に続く。

葉加瀬太郎さんや安部首相などの色紙が並んでます。首相は来られたわけでは無いそうですが。富山なら白エビ、かまぼこ。三笑楽、富美菊、満寿泉の利き酒セットで。

白エビのかき揚げ。エビと玉ねぎの甘さが引き立ち、天つゆ、塩、しょうゆ。なんでも美味しい。旨いと胃が拡がるんでしょうかね。さて、2軒目へ。

おっと、ほそかわのすぐ近くにSASAYAがあります。蒲田のSASAYAと同じ系列らしいです。で、2軒目は前回2日続けて入ってしまった洞ほら屋。BARです。

今回はオーナーがカウンターに。あれこれ飲みながら、楽しい会話が続きます。

そして、富山ナイトの3軒目。初めてのOR BAR。American Barらしく、バーボンの種類多し。そして、女子多し。TURKEY RAY McCORMICK SIGNATURE Xなどで夜が更けます。

こちらでも楽しいトークが続き、時間はもう1時半。今夜も飲みすぎました。そろそろ帰らないと。

 2014/10/5(日)

今日で3連休も終了。朝10時にチェックアウトして、目指す店は11時半開店。1時間半、総曲輪辺りをうろうろしながらオープン待ちです。

前回もお詣りした日枝神社。今回もお願い事をお伝えしましょう。なんだかんだと11時半。雨。お目当ての総曲輪の人気すし店、寿司栄がオープン。私で2組目の5人目。その後、続々とお客さんが続き、カウンターだけのお店はすぐに満席。

朱塗りのキレイなカウンターの下には水が出ています。手で食べる時、ここで洗えるシステム。これは便利。

では、富山の味握りを注文。10缶だそうです。まずは、イカとヒラメ。そして、穴子と太刀魚。穴子は塩です。太刀魚はひさっしぶりに戴きます。

続くは甘海老とカンパチ。カニ身とカニ味噌の軍艦ともう一個は写真撮り忘れ。バイ貝と平貝?。コリコリ感がたまりません。最後は、追加で中トロと生ウニ。この二つもお塩で。海の味が口に広がるウニ。脂がとろりと溶け出す中トロ。うなります。

さーっと流れるように握られてきます。富山の寿司。米も旨いしネタもイイ。これはリピーターが続出し、回転ずしのレベルも高いと言われるのがわかります。

本当は、さらにラーメンの富山ブラックを食べたかったのですが、もう満腹。前回食べたので良しとしますという事で、富山駅へ。特急はくたかで湯沢へ向かいます。

湯沢の駅でのこの殺伐とした乗換え競争も、3月14日まで。特急はくたかもこれで乗り納めな気がします。

湯沢夜の部。湯沢の夜は風の谷HEVENから。東京は台風18号と前線の影響で強い雨が降っているようですが、こちらはまだ小雨。厚切りベーコンとエリンギの炒めを食べながら一杯。すると、ブドウのお裾分けを戴きました。セトジャイアン、シャインマスカット、スイホウの3個だそうです。シャインマスカットが濃厚なブドウって味で美味です。

風の谷HEAVENの後は、けいた。お通しの甘海老と銀杏。銀杏も初物で、このエメラルドグリーンな銀杏は、香りも高く、ホント美味しいんですよね。酒が進みます。

上越新幹線で東京着。大井町に着くと土砂降りに近い感じ。ここはお土産でも持ってSUNFISH KITCHENへ。

飛騨高山の名産とうがらしを使ったタバスコ的スパイス「うまっ辛」。チーズナチョスにかけてみましたが、激辛という割にはそれほど辛くは無かったです。でも酸味と旨味があってこれはこれで美味しいホットソースです。

これにて富山~飛騨の旅は終了。明日は台風直撃です。

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