雪は最高、しかし、失態のニセコ第2弾 後編
2013年2月17日(日)
今日も朝から天気がすぐれません。さらに脚が太もも筋肉痛、スネも痛みがひどい。スキーも3日目になると、かなりボロボロです。
さくっと滑るつもりで昼から花園へ向かいしました。
第1リフトからストロベリーゲートを抜けて、リフト線脇をツリーラン。ここで、段差がそれなりにあることに気付かずミスしてリフト線下に落下、転倒。この衝撃で軽いムチ打ち。
そして、キング第4まで開いていますが、ゲートはクローズ。外には出られません。新雪がたんまりなのに残念。花園方面へと、ツリーラン。
多少雪も穏やかになっています。今日は、ウォーターフォールが開いているというので、ヒラフゴンドラまで、コース外を抜けながら向かいましょう。
たっぷりの新雪を抱えたバックカントリー。木々の間をホリデーコースへと降りていきます。
最後に、ゴンドラから見晴らしコース側へ降ります。もうあまり新雪はありません。コブなのかふわふわなのかよくわからないので、結構滑りづらいです。
さて、夜は、これまたMinaminaに行くも、満席で入れず。オイスターバーのEZO SEAFOODはお休み。という事で、坂を下ってピザのYummy’s。サクサクの薄いピッツァがいただけます。4種のキノコピザを注文。ヒラフのピザの代表格です。
その他、モツァレラとトマトのカプレーゼ、エビのアヒージョ、生ハムとチーズ盛り。美味しいお店には、お客さんも集まります。
満杯で盛り上がっているBARUNBAを尻目に、坂を上り、BAR Gyu+。ここもたくさんの人でにぎわってます。カウンターが開いていたので、ショットを一杯。目の前に珍しい西洋ナシのお酒があります。梨の香りとウィスキーの香りが素晴らしい。ストレートだとまろやか、ロックにするとそれなりに攻撃的な一杯でした。
そして、Minamina。やっと入れました。3度目の正直?今年2シーズン来れた事を話しながらお酒が進みます。すると、一昨日このお店でパーティーをやった新婚さん登場。そして、徐々にお客さんも常連さんばかりになり、誕生日祝いのお客さんたちと、遅れてやってきたその友人たちに飲み込まれてしまいました。
ここで失態。テキーラやイエガーで盛り上がり、さてお勘定を済ませて上着を着、外へ出たらケータイが無い。歩く経路とお店内を皆で探したものの、見つからず。カウンターに置いたままだと思ったら、無いんです。
終わり間際に外人グループが入ってきて、それらが外でワイワイやっている。かなりの泥酔のようで、話をしてもわからない。スマホが無くなってしまいました。がーん。最後にfacebookにMinaminaからアップした画像が残っているので、確実にここで無くした様です。既にバッテリーも少なく、程なく電話もつながらなくなりました。
大失態。データはバックアップがあるので良いのですが、スマホをなくすと、連絡先データなどで人々にご迷惑をお掛けする場合も。それから1日連絡を待ちましたが、店にも、宿にも警察にもお届けは有りませんでした。
いたずらで、店の外にでも投げられていたら、春まで見つかりませんね。
2月18日(月)
昨日のスマホ紛失で凹みながら、昼に花園へ。今日は、全ゲートオープンとの話ですが、さすがに昨夜の酒が残っています。
昼前にMinaminaの周辺を捜してみるも、雪ばかり。とりあえず、脚も重いのですが、最終日、軽くのつもりで山を目指します。
花園からキング第4まで登り、藤原の沢を出ます。
昨日一昨日と、山頂、藤原の沢ともゲートがクローズしていたおかげで、昼からの滑走でも、新雪が残っています。ふんわりした未踏の場所を探しながら、沢へと下っていきますが、如何せん脚が重い。思ったように滑れていないのが明らかです。
スマホが無くなったので、サングラスビデオカメラでのスチル撮影。かなり画質が劣るのですが、仕方がないです。
藤原の沢を降りて、再度、花園3を登って、ウォーターフォールを出て、林の中へ。ちょっと先の方まで行き過ぎて、滑ることもままならない林を降りる羽目となってしまいました。
ホリデーコースからゴンドラ、そして、見晴らしコース側へと滑りこんで今回のニセコスキーは終了。毎日3時間くらいの滑走ですが、一人で滑っていると、かなりの手応えがあります。首のムチ打ちもかなりきつく、東京で癒さないとです。
最終日の夜は、まずはMinaminaに赴き、諸々相談しながら、鶏のハーブ竜田揚げなどをいただきます。皆さんいろいろ探していただいたようですが、出てこない。うーんスマホさん、どこへやら。
土産物を購入したのち、次にはJAM CAFEBAR。ここのスタッフも昨夜同席だったので、事情を説明。もし心当たりが出てくるようでしたら、Minaminaまでとお伝えしながら、大盛りのフライドポテトで一杯。500円なのですがBIGサイズ過ぎますよ。
さらに、BAR BARUNBAにもご挨拶がてら、ご説明。名物カクテルのジェット・リーをいただき、まずは目的を果たしました。でも、カウンターの目の前に並ぶニッカの原酒の瓶。年数によって値が違いますが、原酒15年で3千円超。うぅ、ステーキが食べられる値段。でも、一度聞いてしまったお値段。最後の夜だし、スマホも無くなったし、景気付けで一杯行ってしまいました。やはり旨い。今夜は少々早いですが、明日朝10時の便で札幌に移動しようと終了しました。
2月19日(火)
朝、慌ただしくパッキングし、宿にスマホの特徴などを私、ヒラフウェルカムセンターまで送ってもらって札幌行のバスに乗り込みます。スマホが気がかりですが、待ってばかりいられません。札幌で機種変しないとです。
10時にヒラフを出て、札幌市内に12時半着。市内に入るところで渋滞があったもののそれなりの時間で到着。とりあえずお昼は白樺山荘で味噌ラーメン。縮れ麺が札幌ですな。
ホテルに荷物を預けて、いざ、電気屋さんへ。
機種変を済まし、新端末はLGのOptimus G。そもそも冬機種はパスで、夏機種に期待していたのですが、計画が崩れてしまいました。あ。。。それからは、ヨドバシ、ビックでポイントカードの手続きをしてホテルへ。
あら10時。ケータイの設定やアプリのインストールをするだけで一苦労。まあここらで切り上げて札幌の街に出ましょう。
入ったのは古典家さん。以前にも来たコーヒー焼酎を量り売りで出すお店です。
三点盛り、ザンギ、串焼きなど。安くて美味しい。ここのコーヒー焼酎はマイルドです。ついつい飲みすぎますよ。
そしてShigekiyo。SPRINGBANK SMALL CASK 9年。LaphroaigのKingsburyボトラーズ12年など。どちらも特徴的なお酒。
出てきたレコードは、ディスコお富さん。企画物ですがしっかりしたファンクです。さて、小腹も空いたし、明日は朝抜きだろうし、ラーメンでも。近所の信月。昼が味噌だったので、醤油で。生姜をトッピングし、さながら長岡系。
2月20日(水)
朝起きて、向かったのが小樽。昨夜、街のお寿司屋さんを教えてもらい、晴れたり雪が降ったりの街を歩きます。みよ福さん。
上握りです。小樽はお寿司ですね。
電車の本数が少ないので、バスで余市へ。昨年も来ましたが、ニッカの余市蒸留所があります。駅から2分。大雪で歩きにくいこと歩きにくいこと。
今回は見学もせず、無料試飲も必要なし。向うは限定物の有料試飲室。
まず勧められたのが、竹鶴17年ノンチルフィルター。ほとんど出回って無い品。より風味が強く、後々苦味が残る。
そして、原酒の20年と15年。15年のシェリー樽は素晴らしい。樽の香り、色、度数60度の強さ。私にはやはりこれです。
さて、千歳着。スマホは無くなるわ、首は痛めるわと困った旅でしたが、これにて終了です。最後はCalbee+でコロッケ。ビールでくいっと。