スイッチングコストを選び、しばしの別れ? Windows Vista
以前のブログで書き込んだ、Windows VistaマシンのLoox P70ですが、とうとうvistaと別れをすることとなりました。
今年の7月に購入して以来、出来が悪いのもそのうち慣れるかと思って我慢してきましたが、ついに辛くなりました。
このFujitsu LOOX P70WNですが、Core Soloで1GBメモリを積むなど、これまでのxpであれば申し分なく走るスペックです。そこに、RedyboostとしてUSBメモリ2GBも付けていたのですが。また、さまざまな常駐を外したり。。でも遅い!
別れの原因は”ノロイ”こと。なにが遅いって何でもかんでも。ここはまとめに、列記してみましょう。
時間はあくまで感覚的
立ち上げでまともに使えるまでの時間
完全終了状態からの立ち上げ 2分超
休止状態(サスペンド)からの復帰 2分
スタンバイ状態からの復帰 1分強。
まあ、立ち上げを待つのは仕方がないとしても、
終了動作が完了するまでの時間
完全終了 2分
休止状態 2分
スタンバイ状態 1分超
会議を終えて、ふた締めてスタンバイ処理が終わるのに、1分とかはかかりすぎです。それまでの作業内容によって長くなったり、早かったりはしますが。
OSの動作関係
やたらHDDアクセスが多く、至る所で動作待ちが発生する
IMEの変換が遅い。候補表示もかなり待たされる
セキュリティ対策は歓迎だが、操作性の犠牲が目に余る
アプリケーションの動作関係
百歩引いて互換モードでインストールや立ち上げようとしても、動作しない、一部機能が不完全な未対応ソフトがいくつもある フリーズが多い
具体的には
Ms-office2000はサポート外のvista
Win DVD8GでDivxを再生すると、音声がでない。aviファイルが既定にひも付かない。
Symantec VPNがインストールできない、対応版がない
その他もろもろ、恨みつらみ?
諸々書きましたが、このマシンスペックでこの不満足感は最悪ですね。3年先のスペックでないと満足できないのでしょうか。また、Ms-office2000はサポート外と言うことで、mobile連携のactive syncも2000じゃ使えません。これは、会社との連携を考えると不都合極まりません。
と言うことで、xpに舞い戻ったわけですが、それならそれでインストール作業も大変。自作機ならデバイスドライバーの導入も慣れたものですが、メーカー製をリカバリディスクなしでクリーンインストールするのは至難の業です。まずは、ドライバーやアプリ探しから。昔と違ってググればかなりわかるんですけど。
今回の”ダウン”グレードでは某掲示板などから情報をかき集めにも関わらず、1回目へたなドライバを当ててしまい、最初からやり直し。結局2回目のクリーンインストールで、なんとか希望するwindows xp tablet edition環境に至りました。
これら一連の大変なOSの切り替え作業がスイッチングコストとなり、今までvistaを我慢して使ってきたわけですが、とうとうこれで解消です。
ボトルネックはストレスです。解消に時間を割いた価値があったと思える日が来るかな。インストール直後の不具合感は残りますが、とりあえず、サクサク動いています。
xpに改宗したLOOX P70WN