[WORLD TOUR3 ロンドン] ロンドン市内からウィンザー城、ストーンヘンジやバースまで
2018/10/1(月)
それでは、アイラを離れます。買い込んだスコッチは、スーツケースに4本、残り4本は手荷物で入ろうとしたのですが、機内持ち込みはダメって事で、急遽スーツケースと取り出しその中へ無理やり突っ込み。元々5Kg超過で£10取られましたが、課金する時間が無くお咎め無しで離陸となりました。割れないか心配です。
グラスゴー空港に到着。荷物を取り出し、瓶の無事を確認。きれいに並べて入れなおすと、意外にすんなり入りました。そして、ヒースロー行きのBAに荷物を預けるのですが、23kgまでの荷物を一つ事前に予約していたものの、10㎏オーバーした32㎏になっていたため、ここで£65(約1万円)取られることに。空港で預けるとバカ高いです。ラウンジには行かず、ケバブとビールで昼食。
ヒースロー空港に三度目です。
空港から市内まではヒースローエクスプレスにて移動することにします。Webからチケットを購入するとQRコードが送られるシステム。無料Wi-Fiもあります。
ヒースローエクスプレスで、ターミナル5から20分ほど。パディントン駅に到着。ここからまずはホテルへ。
ロンドンタクシー。グラスゴーのと同じですね。広々として良いです。
宿に到着。結構風格のあるアパートです。フロントのあるビルから2つ離れたビルに案内されました。半地下ですが、道と逆側に庭があり、半地下の感じはしません。内装は狭いですが綺麗に手入れされています。
宿に荷物を入れて、宿の裏が大英博物館なので、閉館まで1時間も無いですが入ってみました。入場無料でもありますし。
博物館は宮殿のような建物。中庭全部にドームが貼られすごい規模です。
まずはエジプトから。教科書やテレビなどで見たことのあるものがずらり。
レリーフやミイラ、棺、骨などが展示されています。
ローマ、イランなどのコレクションから、お金、時計と言ったテーマも並べられています。ローマ時代の壷や胸像など。
こちらは、お金、時計。船の模型も時計です。
次に中近東のペルシャなど。
大英博物館の日本コーナー。三菱がスポンサーの様です。
埴輪、青銅器か、甲冑、仏像などなど。そろそろ閉館。締め出し食らってますので駆け足で。
外人には、甲冑や仏像のウケが良いようです。サムライを感じるのでしょうか。
大英博物館には、もちろん中南アフリカや北米も展示されています。
今日は1階部分は観れませんでしたが、明後日に来れますかね。金曜日は遅くまでやってるそうです。
腹も減ったので、宿近くのパブへ。夕暮れロンドン。パブも多数あります。
大英博物館近くのBloomsbury Tavernというお店へ。ロンドンは19時過ぎ。だんだん暗くなって来ました。
お腹も減って、宿近くのBloomsbury Tavernに入り、ビールと、と思ったらFinish&Chipsなど3品も売り切れ。ロースハムとエッグで。ビールはLate REDとGUINNESSで。パイントなので腹にたまります。ロースハムは日本のと同じ感じ。
ロンドンのSuica、OYSTER CARDを買って、オックスフォード・ストリートを無駄に歩いております。エスカレーターは日本では関西と同じ左側通行。
オックスフォードサーカスで下りて、寒いのでパーカー購入。ユニクロも何なのでH&Mで。それもH&Mですけどね。
協会の向こうを見ると、青く光るビル。BBCの一つのビルのようです。
Oxford st.からちょっと外れて、Mayfairのパブ。宛はなかったですが、1軒ラストオーダーで断られ、BARLEY MOWと言うお店。Abbot ALE。月曜の22時過ぎ。往年のポップスが流れ落ち着いた店でまったりです。明日も6時起き。
2018/10/2(火)
朝6時半。宿を出てビクトリアに向かいます。観光ツアー。バス1本で来れたものの、7時半集合はさすがに早いなあ。XPERIA XZ3の広告バスも走っています。
バスまで時間があるので、ヨーロッパ中に店があるPRET A MANGERで軽く。
ウィンザー城に到着。駅には、先日ウィンザー城で挙式したヘンリー王子の写真が飾られています。
今日はツアー御一行様です。ガイドと共に、入城を待ちます。入口にはX線検査機。
オーディオガイドを借りて、お城に入ります。建物の外は撮影OK。山に造られた要塞です。
住居としては最古のウィンザー城。エリザベス女王のお気に入りで、週末をここで過ごすことが多いそうです。その際には英国旗ではなく王室旗が掲げられるそうです。今日はお留守。
お城の内部は、豪華絢爛。絵画や彫刻など満載ですが、室内の撮影は禁止です。ちょっと1枚だけ。聖ジョージ礼拝堂内部も撮影禁止。
ウィンザー城。近衛兵の交代でございます。バッキンガム宮殿の衛兵交代が有名ですが、こちらの城もれっきとした英国軍兵士が守っています。
バンドの演奏と共に、一群が城の外からやってきます。
隊列がちょっとでもずれていると、隊長が大声で直しています。また、引継ぎも大声。バスの時間が間近。急いでバスへ。
ロンドンから郊外へと進んでいきます。
海近く街バースに来ました。こちらで街並みとローマ風呂を見学。
街の広場にずどーんと聳えるのはバース寺院。この横にバースのローマ風呂があります。
ローマ風呂ケルト人の街に、ローマ人が侵攻してきて、浴場・サウナなどが造られ大ヒットしたそうです。で、街の名前もBATH。
中庭には露天風呂。ちなみに、現在は営業しておりませんので、入浴は出来ません。
サウナもあります。ローマ時代の彫刻などもあります。
サウナは、ブロックで積み上げた上に板を引き、下に湯を通したらしいです。映像を使っての説明もあります。
30分ほど出来たのでちょこっと、屋台のソーセージ。激辛ソースがあったのでかけてみましたが、それほどでも。
観光地らしく、人もお店も多いです。街並みも綺麗で英国だなって感じですが、そこにローマが出てくるという違和感があります。
バスで1時間弱世界遺産ストーンヘンジに到着しました。ビジターセンターにバスが着いて、シャトルバスが出ています。
ストーンヘンジ。紀元前3000年から2000年くらいに、遠くから運んで積んだのだから、まずそれだけで感心します。
ロンドンから西のストーンヘンジ。夏至に石と太陽の位置が一致する暦とか、祭祀とか、周りは墓だったり、神秘的なだけでなく、重要な意味を持つ場所だったことが窺えました。
世界に広がるの巨石文遺産の一つです。ストーンヘンジ自体はポツーンなんだけれども、すぐ横に国道が通っていて、ばんばん車が走っています。以前は、この横に駐車場があったらしいのだが、保護のために離れたところに移設されたそうで。
そう言えば、夏至の日に太陽の位置が一致するって、昔のテレビでも観たことがあります。当時はまだわからなかったことも多かったんでしょうね。
ストーンヘンジから、渋滞にはまりながら2時間半。12時間の観光終了。20時、ビール呑みたーい。ビクトリア駅のWeatherspoonに突入します。
観光の1日なのに、終わりの一杯が旨い!ビクトリア駅のWeatherspoonで、Greene King IPAと、San Miguel。スモークサーモンもプラスされたEggs Royaleで。さて21時、ちょっと回って来ますか。
日本のドコモチャリの様に、ロンドンも赤い自転車が借りられます。
それも30分£2(300円程)で、30分以内に返せば何度でも24時間0円。
ウェストミンスター大聖堂、同寺院、トラファルガー広場から、ピカデリーサーカス、ソホーと通って大英博物館横に到着。途中、一回借り換え。
宿で整理などをして、再び自転車で出かけます。
SOHOからピカデリーサーカスへの沿道には、ミュージカル劇場が並んでいます。
遅くまでならSOHOとは言え、ロンドンの夜は限られます。イタリアンCoccni’sのバーはフード終わりでビール。
隣のCafe Bohemeでジョニー・ウォーカーのソーダ割り。そろそろ1時。日本が動き出します。
2018/10/3(水)
熱烈に食べたかった「イングリッシュブレックファーストうどん」。念願が叶いました。夜は居酒屋さん、朝・昼も営業しています。昨夜も通ったソーホーのKOYA BAR(こやバー)です。
ベーコンエッグとソテーした椎茸が乗り、かつをが利いたお出汁の月見うどん。麺も締まっていてこれは旨い。勝手にバターがもっと強いのかと思っていましたら、意外に脂は控えめでした。£12.45(1,850円)はさすがに痺れますが、ラーメンもそんなものなので。
今日は赤い自転車でサイクリング。ソーホーからユーストン経由でリージェンツパーク~蝋人形館・ホームズ博物館前。ホームズ博物館は行列ができています。さすがマニア達。
そして、ハイドパーク。広い公園です。
バッキンガム宮殿。まずは戦争記念碑とウェリントン・アーチ。並木を超えると宮殿前のビクトリア記念堂です。
ちょうど、近衛兵交代時間でしたが、人混みと自転車持ちなので近寄れず。遠目にチラ見で残念です。昨日、ウィンザー城で行われていたのと同じ様な交代式のようです。観られただけ良いですか。
3分ほどでビクトリア駅。一旦、自転車を返して、GREENWOODでコーヒーブレイク&トイレ休憩。
テムズ川。ビッグベンは只今工事中。時計部分は出ています。ウエストミンスター橋をバックに。
映画館などが集まる商業地SOUTH BANK。この観覧車も大きいですね。でも乗りません。時間が無くて。再びテムズ川を渡って、シティ側へ。
金融街のザ・シティちょっと前をテムズ川へ曲がります。広いとは言えない道なのに、まあ、交通量が多い。
金融街ザ・シティ側から、再度テムズ川を渡ってシェイクスピアのグローブ劇場へ。実はトイレを借りるためでして、チップ代わりにバッチを購入。元は小さな劇場だったのが、周りに拡大したんですね。
バラマーケットまで来ました。どーんとサザーク大聖堂。
鉄道の線路に囲まれた、日本で言う闇市のような所で、屋台がずらりと並んでます。サザーク大聖堂と対照的な光景。いや、日本の寺社も門前に店を並べていたのも似たものか。遅くなりましたが、そろそろ昼メシ。
バラマーケットで昼ってことで、魚の店発見。Applebee’sで、やっと初のフィッシュ&チップスとなりました。
まずはおすすめってことでカキ。小粒で濃厚。Haddockと言うタラの白身が、外はカリッと中ふわふわに仕上がっていてSarson’sのモルトビネガーも酸っぱくて合います。さて、スケジュールが、混んできました。
さて、自転車観光を続けます。シティを通って大英博物館方面への経路。
お!ロンドンタワーブリッジを通り過ぎて、赤信号に。高い船も通らない様子なのに跳ね上げるんや。かなりの交通渋滞になっていますが、お構いなし。ちなみに東京の勝鬨橋は上がりません。そして、ロンドン塔。
ロンドンの金融街、シティー。旧証券取引所とイングランド銀行。そして、でかいビルが立ち並び、さらにビルを建てています。街はビジネスパーソンがせかせか歩いてます。
シティーから聖ポール大聖堂。これまた立派な聖堂です。自転車で駆け抜けてるのが惜しい。まあ、今回はそんな旅ですし。
世界的秘密結社フリーメイソン。
その総本山が宿の近くにあるというので、駆け足で周ってみました。世界的名士が集まる威風堂々の建物。その中に宝物や勲章などを集める博物館があります
。サロンの椅子に座って、気分良し。東京では東京タワー前にも、日本ロッジが有るようですが、そちらは未訪です。
宿に戻って、アイラ島で仕入れてきたシングル・モルトをユーストン駅近くの、クロネコさんに持ち込み。割引やサーチャージなどで£110.5。トータル13Kgでなんとか日本に送れます。ただ、関空被害で、成田・羽田とも積載規制でいつになるかわからないとのこと。さて、気も楽になりました。
左から
Bowmore 1999 Craftsmen’s Collection
Kilchoman 2011 100% Islay Single Cask
Lagavulin 2000 Distillers Edition
Bunnahabhain 13-year-old Moine Hand-Filled Exclusive
Port Charlotte SHC: 01 2006 The Distillery Valinch
Laphroaig Cairdeas – 15-year-old
Caol Ila Distillery Exclusive Bottling
ユーストン駅から、再び自転車でアビーロードスタジオ。ここがビートルズのアルバムのタイトルともなっているアビーロードです。スタジオは現役で営業中です。
普通に走っている車をかき分けて、例の横断歩道で観光客が記念撮影中。なるほど、ここですか。「アビーロード」のジャケット写真。ロンドンに来たならせっかくですもんね。
あのタワー何だろう、観光サイトとかに載ってないしなって、アビーロードの帰りに寄ったら、やっぱり非公開のBT(ブリティッシュ・テレコム)のBTタワーでした。代々木のドコモみたいなモノですね。
ロンドン3泊も最終夜。かねてブッキングいていたLarry Carltonを、SOHOのRonnie Scott’sで聴きます。その前に、すぐ近くのOLD COMPTONにて腹ごしらえ。今夜のお勧めローストチキン。ソースがさらっとしているのに深みがあっておいしかったです。
かねてブッキングいていたLarry Carltonを、SOHOのRonnie Scott’sで聴きます。スティーリー・ダンをはじめ多くのプロジェクトにも参加した巨匠ギタリスト。しかし、ステージ一番前、それも本人の前。なぜ、こんな席が来ちゃった??
前過ぎて、写真撮ることもできず、圧巻の演奏は終了。
今夜のセットリストはこちら。名曲ぞろいで、やはりROOM335はアンコールでした。
SOHOから毎日帰る途中に、24時間やってるカフェが有って、気になってたのですが、入ってみました。この堅いポテトチップがガーリック効いてますが、ブルーチーズディップが勝ちすぎ。