11月三連休は湯沢に来客。金沢で懐かしの面々が再会

 2015/11/20(金)

今年の連休もこれで最後。11月連休に向けて、金曜日仕事終わりで湯沢入り。会社の先輩が、金曜日休みを取って湯沢に来ていると言う事で、合流して夜の街へ。

既にホテルで夕食後って事で、風の谷HEAVENで軽く。石巻の魚み亭さんからカキが届いたと言う事で、焼きガキいただきました。新鮮で旨い。先輩とは何度も湯沢に滑りに来ていたので、風の谷HEAVENのマスターがBLUE BALLのマスターって話をしたら繋がりました。

2軒目は例の通りSWING BAR。その後は、ゆたで〆。気が付いたら2時。飲み過ぎです。

 2015/11/21(土)

小雨時々曇りな湯沢。昼食を一緒にすることになりました。駅前のビトローへ。ランチをそれぞれ頼んでシェアして食べることに。プラスピザ。マルゲリータと4種のチーズのハーフ&ハーフです。

ビトローはステーキ丼も好評で、ステーキソースがガーリック効いてて旨し。

朝10時から始めたWindows10のノーベンバーアップデート適用、9時間くらいかかって完了。でもそれから、あれこれ調子が悪く、22時頃になって夜の部スタート。

けいたが閉まりかけだったので、今夜も風の谷。久し振りにイナゴの佃煮。かりっと出来上がっています。常連でワイワイ言いながら、酒が進みます。

2軒目はSWING BAR。タンカレーのラングプールをトニック割で。明日朝が早いので、今夜は零時過ぎには終了。

 2015/11/22(日)

今日は朝6時半起床。なんでそんなに早いのか?これから金沢まで向かうためです。8:16発の犀潟行ほくほく線で犀潟着9:24。6分の乗り換えで直江津行きに。
懐かしのメンバーが集まるので、今日は遠出です。

そして直江津で、えちごトキめき鉄道の日本海ひすいラインに5分の接続で乗り換えて、糸魚川に10:25に到着。ここまでで2時間20分。ひすいラインの車両、木を使った暖色系で、なかなかいい車内です。

糸魚川で20分ほどの接続時間が有ったので、駅ビルのジオパルなるものが有るのでのぞいてみることに。

富山はフォッサマグナが有名で活断層があり、翡翠の産地で知られます。糸魚川ジオパークとして認定されていて、そのジオと鉄道ジオラマを掛けたネーミングのようです。館内に入ると、実物のキハ52が飾ってあり、昔、実家前に走る山陰線で乗ったディーゼル車であり、懐かしく見学。

その向こうに降りると、常設では国内最大のプラレールがあり、さらに、Nゲージ、HOゲージの鉄道模型が広がります。広大なジオラマで、各列車にはビデオカメラが付けられ、運転台では、運転手目線で模型を操ることができます。有料ですが、これは大人でも楽しそうです。

糸魚川にて新幹線はくたかに乗り換えて、終点の金沢に11:36到着。前回来たのは2011年のゴールデンウィークでした。大きな門のようなエントランスは出来上がっていましたが、駅舎が工事中でした。それから4年振り。
まずは、乗り捨て可能なレンタサイクルを借りようと、金沢駅のまちのりステーションに行きますが、スマホのモバイルSuicaだとどうも相性が悪いらしくエラー続出。エラーしている間に全部貸し出されてしまいました。

駅近くのホテルに荷物を置いて、兼六園方面に向かいますが、自転車も空いて無ければ、タクシーも空車が全く来ない。観光シーズン三連休の中日ですからね。近江町市場も超えて、金沢城の手前に到着。大手堀の所でピックアップしてもらいました。

今日集まったのは、11年前ですから2004年の9月に、八重山竹富島の民宿で一緒になったメンバー。それ以来、私は1度集まったくらいで、年賀状でのご挨拶位でしょうか。昨今、Facebookで繋がったのがきっかけでしょうか。
そして向かったのが、餃子専門店の第7ギョーザの店。秘密のケンミンショーでも取り上げられた金沢のソウルフードですが、千葉県野田のホワイト餃子グループのお店。出てきた餃子も丸く包まれ、揚げられたようにカリカリの餃子です。

3家族と私を合わせて、大人6人と子供7人。子供はまだまだ小さいので、結構ぐずります。お父さんおかあさん大変ですね。いい温泉があると言う事で、車で20分ほど、金沢郊外の浅の川温泉へ。地元の温浴施設で、お安いにもかかわらず、源泉掛け流しで露天風呂なども揃ってます

温泉の後は、金沢在住のメンバーのご自宅でホームパーティー。なんとご主人が香箱蟹を甲羅詰めにしていただきました。金沢ではメス蟹の事を香箱蟹と言い、福井以西だとセコ蟹とかセイコ蟹と言います。金沢では、甲羅詰めをおでんに入れることも多く、冬の風物詩です。今夜は酢醤油で。細い蟹身をほぐすのは大変です。

その他、近くのイオンで買ってきたお食事と、湯沢みやげの白瀧酒造の湊屋藤助、残波など。昔の写真も登場して、11年前からの時間を感じさせない楽しい宴会となりました。ホームパーティーのセッティングありがとうございました。

タクシーで香林坊・片町に向かいまして、入ったのが4年前にもお邪魔したBAR Griffith。こちらでも楽しい話が広がります。そして締めのラーメンでも。自然派ラーメン六六鱗(りくりくりん)。どう自然派かよくわかりませんが、あっさりしたスープは、〆にはよかったです。

ラーメンの写真を撮ろうとしたら、「写真ダメ」って。何か有ったんでしょうかね。

 2015/11/23(祝)

連休最終日の金沢は快晴。ホテルの近所のレンタサイクルは空き無しなので、まずは、歩いて近江町市場へ。

くるっと回って見ますが、まだ10時半なのに、海鮮丼屋など長蛇の列ができています。築地のお店と同じような感覚ですね。

行列もなかったので、せっかくなので回転寿司にでも入ってみます。かいてん寿し大倉。入店後すぐに待ち状態になってしまいました。ぎりぎりセーフ。ちなみに、金沢は回転寿司のレーン発症の地です。

ブランチとしてのお寿司。普通のブリも美味しかったですが、ブリトロの美味しいこと。寒ブリの季節。ブリトロリピートしてしまいました。

レンタサイクルを借りて、ふらふらと。金沢大学病院でけぇ。兼六園は巨大な盆栽の松が多いからか、紅葉って感じが薄いです。

前回寄れなかった21世紀美術館にも寄ってみます。中では有料の展示もありますが、無料のコーナーも多くあります。

ここのエレベーター、ガラス張りだなあと思ったら、油圧で昇降する仕組みで珍しい。自転車セ香林坊まで戻って、金沢洋食のハントンでも食べようかと思い、オーツカ。でも、行列が。

ハントンはケチャップライスのオムライスに魚フライを乗せたもので、ハンガリーのハン、マグロのハンガリー名のトンを組み合わせたとか。並ぶほどではないと思い、再び自転車で、金沢城を越えてひがし茶屋街へ。

スイーツのお店ばかりの中、ランチもやってるワインバー照葉を発見。ビールセットには小鉢三種がついてきます。小鉢が美味しくて、ビールお替り。

加賀金沢は北陸の酒処。照葉から出てすぐの所に左党な強力店発見。酒楽。石川の酒蔵から120種の地酒を集め、プレミアム以外は500円で30ccが楽しめます。

1階は立ち飲みで、カウンターで注文して、その横の立ち飲みコーナーでいただきます。しょっぱなは、加賀鳶の純米大吟醸藍。日栄の純米吟醸石川門、御所泉の純米大吟醸古都のいずみで金沢酒蔵おすすめセット。

2階もありまして、1階でお支払いしてからお酒を持って上がります。畳敷きで、今日は貸し切り状態。これはいいです。もう一杯は、天狗舞の山廃純米大吟醸北陸新幹線ラベル。旨い。

いやー、飲んじゃいました。30cc×4杯でも120cc。それなりに酔ってます。金沢名物の香箱蟹のおでんが食べたくて、香林坊へ。店のオープンまで多少ある4時半。菊一のオープンは5時半なので、ちょいと他も回ってみましたが、どこも満員。結局菊一に戻って来たら待ち6人。30分ほど待ってオープン。

まず、香箱蟹含め、おでんをいくつか。蟹は温めて出すので15分ほどかかります。あと、名物のつぶも。つぶ貝は串でなく、バラで出てきます。老舗の菊一で念願が叶いました。カウンターの向こうには、笑天の木久扇師匠、林家たい平師匠のお顔も。笑点の収録が金沢であったようです。

香箱蟹登場。おでん出汁で温められ、非常に美味しいです。出汁は薄味で、関西風に近いですね。ウニトロなるメニューがあり、聞いてみたら瓶詰ウニととろろを混ぜたもの。お酒のあてにこちらも注文。最後、甲羅酒が付いてきます。ウニトロで一杯。

ホテルで荷物を引き上げて、金沢駅へ。19時半過ぎの新幹線だったので、まだ30分以上の余裕があります。お酒売り場の横に、日本酒試飲コーナーの地酒蔵があります。先ほど行ったひがし茶屋街の酒楽と似たコンセプト。

セットと単品があり、天狗舞の百万大吟醸。ビーフジャーキーをつまみながら、時間まで日本酒を楽しみます。金沢からは北陸新幹線かがやき。

今回の旅は、東京~越後湯沢~金沢~東京で、鉄道営業キロ数で905Km。の割には遠く感じた旅でした。でも北陸新幹線のケータイ繋がらなさ加減は、今の世の中どうかよと思います。東海道はトンネルの中でも繋がるのに。改善してほしいものです。

しかし、11年ぶりの再会は楽しいものでした。きっかけや場所を提供してくれてありがとう。