京都御所あれこれ

金曜日から京都に来ています。祖母が大往生で亡くなったためです。宿泊は京都御所を目の前にする平安会館。裏のお庭が綺麗です。
今日は、ちょいと京都御所をチラホラ歩いてみました。

京都御所は、京都御苑の中にある御所の一つで、御苑の中には、京都御所、大宮御所、仙洞御所があり、御苑は南北1.3㎞、東西700mの広大な公園です。東京ドームの13個分だそうです。ちなみに東京の皇居は外苑を合わせると49個分だそうです。

そこで、一般の観光客は知らないが、京都人には当たり前のものをご紹介。
まずは、建礼門です。門は門ですが、その前を通る自転車。御苑内の道は砂利道ですが、自転車がそれなりのスピードで抜けます。砂利道をです。

御所名物自転車轍です。これは昔からついていて、知っている人は、ほぼ必ずこの上を走ります。ただ、幅が15㎝くらいなので、離合はどちらかが砂利道を離れます。

そして、これ。赤外線感知器です。昔は、結界を貼るのに猿や狐や鹿などがその役割を果たしていましたが、今はこれです。
夜間など、お濠を超えようものなら、警告音と共に見張りの皇宮警察が走ってきます。わたしも昔、注意を受けたクチです。

京都御所の中は、基本的に宮内庁の許可書があれば拝観できますし、一般公開や特別公開の時には、無くても入れることがあります。でも今日は通常。許可書ナシには入れず、皇宮警察に入門を拒否られます。
この皇宮警察。あまり聞きなれない名前ですが、実は国家警察です。警視庁とか京都府警とかは地方公務員ですが、警察庁の下部組織なので国家公務員なんですね。護衛とか警備が主な仕事のようです。

京都御所のあれこれでした。