2015お盆は与那国ダイブ ジンベエ登場の<前編>

2015年、今年のお盆は与那国。ここ3年波照間が続いていましたが、今年は4年半振りで与那国ダイビング。なんと超大物が眼前に登場というサプライズ付き。

 2015/8/11(火)

8月7日にゆうパックで出した荷物が、今日現在未配達のまま。昨日までに郵便局に問い合わせるも、台風13号の影響とお盆による荷物集中で、那覇から動いていない模様。おそらく今日、配達できるだろうとの八重山郵便局の言葉を信じて、会社を午後半休で出ました。

会社の前のアンダース東京のリムジン乗り場から、いい時間のバスが有ったので、今日は楽ちんです。1日2本。乗ると、各席には電源が付いているので安心です。

羽田着。北海道の物産フェアの所でPepperくんを発見。一緒に記念撮影したり、子供たちに囲まれています。すると、あれこれ言われ過ぎたのか、首をなだれるPepperくん。すると「問題が生じました。再起動してください」をリピートしだしました。安藤ロイドみたいに、自分ではリブートできないんですね。おにぎり味噌汁セットでお昼。

2時間半で新石垣空港到着。ようやく荷物配送完了の連絡。ほっと一息。バスで市内に移動します。

ホテルチェックインして、夜の部スタート。シャワーしたり明日の準備したりしてるうちに20時半。おーりとーり(いらっしゃいませ)。

宿で借りた自転車で向かったのは、以前E木先輩がアップしていたマグロ居酒屋のひとし。まずは、今日のお勧め本鮪の赤身刺身。身がしっとりしていい脂が乗っています。これは旨い。グラスは玉の露ですが、請福の古酒を1合で。そして、島で養殖している車エビの塩焼き。ぷりっぷり。

カウンターの隣近所の方々とゆんたく状態。私が注文したネギまみれカツオ。カツオのたたきの上に大量の万能ネギとタマネギ。そしてニンニクチップ。これは旨い。どうもこれでヤマだったらしく、皆さんにおすそ分け。お返しもいただいちゃいました。

〆のお寿司は、中トロと石垣牛の炙り。やはり鮪の旨い店。素晴らしい。そして、石垣牛もイイ炙り具合でとろっとろ。今夜は、人の入替りでうまく入店できましたが、その後も待ち状態。ラッキー。また次回も来たいと思います。

その後の2軒目は、イキツケのElephant Caffe。マスターとママに1年振りのご挨拶。カウンターはお隣さんがカップルで、一緒にわいわいゆんたく状態に。明日は西表島を回るそうです。島フルーツの盛り合わせで、泡盛シークヮーサーハイボール。さっぱりと於茂登を割ってもらいました。明日は朝から与那国へ。0時に終了。

 2015/8/12(水)

朝、早めに起きて離島ターミナルまでキャスターバッグを引っ張って歩いて、空港行きのバスに乗ります。今年6月下旬から、途中ノンストップのカリー観光が参入。東交通はいろいろ止まるので、同じ価格で便利になりました。おおよそ30分に1本運行。

石垣から30分ほどのフライトで与那国空港に着陸。タラップを降りて、小さいターミナルビルまでてくてく歩きます。

荷物を取り出して、与那国ダイビングサービス(YDS)のお出迎えを受けまして、宿&サービスのある久部良まで移動。ダイビングの手続きと昼食。今日はマグロ丼。

与那国島1本目は、光の宮殿。島の南側のポイントで、光が穴に降り注ぐ地形のポイントです。台風13号のおかげで、水中がかき回され、驚異的な透明度。中層では、50m先も見えるくらいにクリアーです。

洞窟の中には、広いホールが有って、その出口の青い光が幻想的な光景をもたらします。

宮殿から出て、左を向くとウミガメ登場。ちょっと遠いですが、のそのそ動いています。

上に上がると、そこにもウミガメ。先ほどのが上がってきたのでしょうか、それとも別の個体ですか?よく分りませんが亀です。

港に戻って来まして、ちょっと休憩。YDS・よしまる荘は皆とのそばにあるので、1ダイブ毎に陸に上がるスタイルが基本。それが非常にらくちんなのです。

そして、2本目は赤土。こちらも島の南側のポイントで、先ほどよりも西崎側で、冬場だとハンマーとか大物が出現するポイント。バラクーダーの群れが見られるといいねって言いながらエントリー。

中層をひたすら20分ほど泳ぎますが何も出ません。

一番後ろにいた私ですが、しんがりを務め梵天を引くユカちゃんの方を見ると、黒い影。あ、ジンベエ。

どんどんこちらに来ます。後で6m位って話になりましたが、やはりデカい。人生初ジンベエザメ。それも餌付けされてたりしない完全「野生」です。前回で詳しく書いちゃったので、そちらもご参照ください。

夜のログ付けはジンベエ、ジンベエ、ジンベエ。YDSでも今年2回目と言うことで貴重品。いち早くビデオを編集したのを見たり、各ゲストの写真を観ながら大盛り上がり。

そして、最近できた居酒屋まるてぃに移動。現在、非常勤のガイドのぞみさんが働いているお店です。

軽くつまみながら泡盛シークヮーサーハイボール。与那国を割ってもらいました。閉店時間の23時まで賑やかに盛り上がりました。ジンベエは役者ですねえ。カメが出ようと、ロウニンアジが出ようと話題はジンベエ。これで運を使い果たしたかもしれませんね。宿に戻ってばたんきゅー。

 2015/8/13(水)

朝は早い。7時半に朝食のところ、1時間の遅刻。でも今日は10時出港なんで余裕たっぷりなんですけどね。

1本目は久部良バリ。流れないでのんびりとか言ってたら、最初、流れが多少あります。カジキの角が多数落ちていたんで、それを拾って杖代わり。

でも全体的にはまったりムード。

ドロップの壁に珍しいブルーフェイスが居るとの情報でしたが、撮った写真を拡大してやっとこれかな?というレベル。

真っ青な与那国ブルーを満喫しました。

1本目終ってしばし休憩。うとうと。お昼は島唐辛子のミートソーススパゲッティ。食べたら2本目はダンヌ浜。

魚影の濃いポイントで、クマノミ、ウメイロモドキ、キンチャクダイ、シャコ貝などなど。

流れも無くのーんびり潜った2本目でした。

3本目。夏の間は風や海流が悪く行くことが出来ないことも多い海底遺跡です。私も、過去3回来てはいますが、流れがあったりして、のんびりはなかなかできていません。

エントリーして、流れナシ。まずは城門へ。

穴をすり抜けて出たら、大きな岩が2枚並ぶ二枚岩。ここで記念撮影してもらいました。先日の台風で大きな石がごろごろしていたり、ここにも台風の影響が出ています。

メインテラスへ。流れも無く、メインテラスに座ることもできました。さらに上昇して、水路と亀岩へ向かいます。

水路を潜り進むと、広い円形の穴に着きます。拝所です。丸い壁に十字の切れ込みが入っています。
水路をもう一度戻って、亀岩。上から見ると☆や亀の形に見えるテーブル状のオブジェ。流れも無いので、ゲスト全員で記念撮影。

ダイビング雑誌とかで載っている遺跡での記念撮影が叶いました。エキジットして、オーナーのハチローさんが、立神岩まで観光で回ってくれました。

このアングルからは、なかなか見られませんから。

夕食を食べた頃から何か調子悪く、飲みに行きましょうかのお誘いを断ってしまいました。なんか頭が痛いというか、調子が悪い。
23時過ぎ。ガタガタとしたら、震度3の揺れ。台湾東を震源とするM6の地震でした。きゅーっと睡眠。なんか調子悪いし。

おすすめ