スキーそっちのけで、ちょい鉄オタな行動に走ってみる湯沢
2015/3/13(金)
今週末は湯沢です。仕事終わりで越後湯沢着。JRグループは明日、北陸新幹線開業と大幅ダイヤ改正。越後湯沢から金沢・能登へ向かう特急はくたかがそれに伴って、今日をもって廃止となります。
行先表示サインには、「さよなら特急はくたか」の文字とありがとうはくたか号のメッセージボード。越後湯沢駅は、さすがのざわざわ感。いつもの通り、上越新幹線からはくたかに乗り換える人の波とカメラを構えた鉄分多めな人々で普段より賑わっています。
ちょうど、金沢からのはくたかが入って来ました。どどっとカメラマンが動きます。この車両は681系で、前方車両が北越急行所有、後方車両がJR西日本所有の編成になっていますので、前方が赤いラインのスノーラビット、後方がホワイトウイングという愛称です。この車両、ほくほく線内では、在来線最高速の160km/hで走行し、北陸への中継列車として活躍していました。
一旦、荷物を部屋に置いて風呂に入って、再度、越後湯沢駅を通ると、そろそろ越後湯沢発の最終列車の時刻。記念ですので入場券を買って、ホームに行ってみました。
レルヒさんもお別れに来ています。そして、対面のホームにまであふれる鉄オタの皆さん。廃止されるものを重点的に追う葬式鉄と言うようですが、機材とか力入っている人も多く見受けられます。
越後湯沢発の最終列車は、北越急行保有の683系スノーラビットエキスプレス。言わばエースの投入です。そして、出発。電子フォーンと汽笛が鳴らされはくたかは走り出しました。手を振って見送り。最後は拍手で。私は2往復しか乗ったことは有りませんが、ホームにいると爆走通過する特急は圧巻でした。また、上越新幹線からはくたかへの乗換え猛ダッシュも見られないと思うと、ちょっと残念です。
さて、夜の街へ。今夜は風の谷HEAVENへ。烏賊の浜焼き肝醤油で一杯。
その後は、SWING BARといういつもの流れです。でも、さらに風の谷HEAVENへ拉致られてしまいました。
2015/3/14(土)
朝からピーカンの湯沢です。各スキー場では、昨夜からの積雪が10cm程度あった模様。火曜日のドカ雪から降ってないようで、コンディションも良くなったようです。今日からダイヤ改正で、北陸新幹線が開通するわ、はくたかが廃止されたほくほく線では、超快速スノーラビットが運航開始とか、話題が多い新潟であります。
なので、昨夜からのプチ鉄を継続して、越後湯沢から超快速スノーラビットに乗ってみました。乗客は、そう多くないのですが、鉄分が多めです。あとネギ分も。車内で記念のマスキングテープが配られました。ほくほく線の車両デザインです。
超快速スノーラビットは、これまでから使っている車両で速度は変わらず110km/hですが、越後湯沢-直江津間を十日町のみの停車で時間短縮を図っています。所要57分。はくたかの通過待ちが無くなり10分も短縮されました。なお、ヘッドマークの「CSR」これは、”Cho Rapid” Snow Rabbitの略らしく、超快速の超をチョーってしちゃうところがほくほく線なのかも。
録り鉄や撮り鉄な方は、録音録画に集中している中、十日町駅に到着。ホームでは、この列車の発車式が行われていて、新潟アイドルのNegiccoの3人がテープカット。湯沢から列車に乗り込んでいたネギっぽい人は、このイベント目当てでした。
そして、さらにほくほく線を爆走し、直江津着。ここから越後トキめき鉄道に乗り入れ、そのまま新井まで行きます。トキめき鉄道は今日開業の第3セクターで、新幹線と並行する信越本線と北陸本線の一部が独立したものです。ついでなので、そのはねうまラインで、北陸新幹線の新駅上越妙高駅に行ってみましょう。でも、乗換案内アプリなど、今回のダイヤ改正の大きさで、未対応が多くちょっと不安です。
直江津を発車時点では、まだ余裕のあった車内も、高田駅からの大量のお客さんでまるで朝の銀座線の様。乗り切れずに積み残しが発生するありさま。皆さん通勤ラッシュなんて経験したことが無い人ばかりで、もう大騒ぎ。
なんとか上越妙高駅に到着。ここで大半の乗客が降りるのですが、ホームには乗る人も多く、完全にキャパオーバーになっています。普段、電車なんて乗らない人ばかりな感じです。
駅を出ると、眼前には妙高の山々がずどーんと。駅周辺は大変な盛り上がりでペンギンまでいます。お店も沢山出て、まあどこも人混みです。
圧巻なのは、この桜。今日のために調整を重ね咲かせるそうで、以前、情熱大陸でも観たプラントハンターと名乗る西畠清順氏が、おもてなしドームに活けたものです。トークショーが開催中でした。「越五夢サクラ」だそうです。
ずらりと並ぶ中継車。新潟県のテレビ局全局並んでいます。盛り上がりぶりがわかります。そして、ズドーンと上杉謙信公が。銅像お金かかってそうです。
お店を見てみると、数ある新潟のごっつぉが並ぶ中で、いい香りが出ているお店があります。頸城牛のステーキ。120gで1,000円!これは安い。新潟古町の小黒館で以前いただきましたが、ステーキ店で食べると数千円の代物です。うまい。
北陸新幹線は、まあ、いつでも良いので、クルリとまわって直江津へ。直江津も駅ナカでイベント中。そりゃ越後トキめき鉄道の開業日ですからね。朝天気が良かったのに小雨。向かったのがカニ専門店の越後屋。ネットで調べての訪問です。
ズワイガニの刺身、天ぷら、ゆでなどの組み合わせセットが有りまして、その中から天ぷらとゆでガニのセット3,700円を注文。どーんと出て来て、この値段でこのボリュームはかなりお得。暖かいうちに天ぷらに箸を付けるとこれまた旨い。
天ぷら、ゆで、茶わん蒸し、サラダ、押し寿司、味噌汁すべてにカニが入っています。満腹。満足。
お店を出て、電車まで時間もあるので、直江津の港の手前まで歩いてみます。遠くに佐渡汽船が出港して行きます。汽笛が響く港町です。
そして、ふたたびほくほく線に乗って湯沢へ戻ります。雨の湯沢です。
夜の部スタート。シーズン真っ只中の夕食は難民が出ています。あちらもこちらも満席。うまく空いたところで、今夜も風の谷HEAVENに入れました。
今日はNegiccoを見たので、ネギの一本焼き、アサツキ。そして椎茸焼き。ヘルシーです。
今夜はSWING BARが貸切状態という事で、ちょっと挨拶して、けいたへ。カマンベールフライとニンニクの肉巻揚げでパワーアップ。
そして、SWINGに戻ってみると、大騒ぎ状態。ちょいと一杯戴いてるうちに、ぶっ倒れている人が二人ほど。あらあら大変なことに。私は帰らせていただきます。
2015/3/15(日)
今日もいい天気。雲一つないピーカン。早割チケットを買っていたこともあり、今年2回目の神立高原。
ホントいい天気です。雪も中腹以上は適度に閉まっていて、軽快なクルーズが楽しめます。火曜日の大雪、金曜日夜の積雪はもう既に滑り込まれていますので、ゲレンデスキーです。
そんなゲレンデでは、パウダー板はイマイチで、コブなんてボロボロになってしまいます。いや、私のレベルが低いだけですが。
天気良すぎて汗かくかく。お昼は、ゲレンデのレストランで豚丼。温泉街にある焼肉店ひびきが出店しています。店長には昨夜、マジェスティックでお会いしたばかり。
鉄板で焼きますが、十勝豚丼の様で旨い。ごはんもちゃんと美味しくて、かなりいいです。食後もちょいと滑って本日終了。もうすっかり春ですね。と言っても、また寒波はやって来るのでしょう。
夜は、一二三に寄りまして。シーズン中は、いつも満席でなかなか入れません。今シーズンもやっと入れました。
八海山の純米生原酒の越後で候を一杯やりながら、今日は鰤刺しが無く残念ですが、鰤焼、環八と生蛍烏賊の刺身をいただきます。やはり安定の一二三です。
では、一路東京へ。越後ビールを一杯やりながらスルメ。今日からはくたかからの乗り換えは無くなりましたが、でも、指定席は満杯。これからどう変わっていくんでしょうね。