2017GWは小笠原父島へ 8年振り7回目の帰島 (前編5/2-4)
2017/5/2(火)
本日、お休みいただきましてら竹芝ふ頭です。11時ちょうどに出航しました。今年のGWは小笠原父島へ。2009年7月の皆既日食以来、8年振り7回目の帰島です。
昨年7月に就航した3代目おが丸。いろいろ充実してそうです。まず、乗船タラップがバリアフリー。エレベーターも設けられました。今回は2等寝台にしましたが、これまでの特2等のような造り。新特2等もベッドサイズは同じ。半個室なのにお得感があります。
竹芝を出て、3代目おが丸探索。新造船はなかなか機能的です。貴重品BOXは早いうちに確保。以前より増えているので、速攻確保する必要は結局ありませんでした。
東京湾内はいたって穏やかな海況。
東京湾から外海に出て、波が荒くなる前にブランチ。ラウンジ母島のシーフードカレーです。そして、大島から伊豆七島の三宅島辺りで、船内でも竹芝価格だったので、OGASAWARA RUMとペプシでラムコーク。
七島から八丈島間、八丈を越えるて父島までケータイの電波は圏外になります。
2017/5/3(水・祝)
9時40分、兄島が見えてきました。14時間振りに電波がつながりました。早く入港しそう?でも、どんより曇り。風も冷たく、こりゃ島も寒そうです。
浜松町竹芝ふ頭から24時間。小笠原諸島父島二見港に間もなく接岸。8年振り7回目です。
早く着くかなと思いましたが、ほぼ定刻。ダイビング支度して、ちょっと散歩。2009年からはちょこちょこ変わってますね。
今日は昼からの2本で、兄島のバラ沈。湾のような所なので、水の抜けは悪いです。水温21.4度で冷えまくります。そう言えば、エイがおりました。
二見港で、東京行きのおが丸をお見送り。青灯台にも飛び込み見送りの人が集まってきています。
おが丸を見送ってからの2本目は、洲崎。沈船の横たわるポイントで、かなり大きいものです。その前には、サメのシロワニが暗場に潜んでおりました。しかし、寒い。
そして、沈船へ。バラ沈はかなりバラバラでしたが、こちらは原形をとどめている部分が多いです。
沈船の詳しくは、以前、このポイントに潜った時に聞いたと思いますが、すっかり忘れています。戦争のみならず、民間船の座礁なども小笠原にはたくさんあります。
沈船も、油などを出し切ったら、これはこれで漁礁になります。残しておくメリットも有る訳ですね。
夕方には港に戻り、どっぷりお疲れ。21度程度の水温だと、身体が発熱するために、かなりのカロリーを消費します。さらにエアーも。7時前に宿を出て近くの行幸広場へ。小笠原観光産業祭とかなんとかで、出店とステージをやってます。
食品のテントは長蛇の列なので、お店へ向かいます。今夜の一軒目は丸丈から。
お寿司の美味しいお店ですが、地魚刺し盛りと名物カメの唐揚げ。年間亀獲量130の貴重な品です。魚も旨い。
2軒目は、BAR CREYON。毎回来てるBARで、カウンターで盛り上がれます。今夜は、小笠原RUMのソーダ割りとパッションリキュールのソーダ割り。目の前にBIG PEATの1.5Lボトル。こんなデカいのあるのか。
今夜は疲れもひどいので、10時前で終了。長時間の船旅と冷水ダイビングでかなりの体力消費です。
2017/5/4(木・祝)
ダイビング2日目は、兄島のカメの瀬から。ポイントへの移動中、クジラの親子、単体のイルカ登場。
親クジラに比べ、子クジラの方が息継ぎタイミングが短いのでしょうか。
イルカは単体で、群れからはぐれています。
兄島のカメの瀬にエントリー。昨日より透明度が抜けています。
ユウゼンがたくさん居ますよ。
するとカメ登場。初め遠いと思たのですが、実は小さい子でした。
白黒のクマノミ、キンチャクガニも居たりしました。
そして、ピグミーシードラゴンの撮影を試みるも、今回も白飛び。残念。
今日の2本目は、人丸島のアーチ。岩の下に大きな伊勢エビ。旨そうですが獲る訳にはいきません。
アーチの暗がりにはアカマツカサなど。終盤にクジラの鳴き声が聞こえるも拝むこと出来ず。残念。50m程度離れてたでしょうか、ボートから泳ぐ姿が確認できました。
気温も22~23度と低く、水温も21.5度とか。30分も潜っていると、かなり疲弊します。今日はダイビングを2本にして、原付で島内巡りにしました。
今日は風があるので、宮之浜には、サーファーが集まってきています。旭山への道すがら、二見港方面と裏側の長崎方面。天気が良ければね。
戦時に首を切り落とされた二宮尊徳像。夜明山山頂入口付近にあります。
許可・認定ガイド無しに来れる最南の浜、小港海岸。公園地になっていて、八ツ瀬川添いの水生植物と共に風景も楽しめます。
父島の3つの電波望遠鏡。
国立天文台の電波望遠鏡は、国内外との連携により巨大な仮想望遠鏡として観測しています。だだ、そのデータがテープにより三鷹に船で送られるって看板の説明。マジですか。
JAXAの追跡観測所。種子島から打ち上げられたロケットを、種子島の後を追跡監視しています。
国土地理院のVLBI観測所。既にに運用を終了し、パラボラが外されています。基準の星を観測し、日本の位置やフィリピン海プレートの動きを監視していました。右上は
旧国立天文台VLBI局の先にコペペ海岸が有ります。そして、沈船で有名な境浦。これで、バイクで行けるほぼ一周。残るはウェザーステーションですかね。バイクも寒い。
今夜の一軒目は老舗チャーリーブラウン。先ずはカメ刺し。淡白な馬刺というか鯨というか、今年産の刺身で肉感も抜群。そして、さざえとキノコのガーリック炒めは食欲そそります。お通しのパパイヤキムチ、これ良いですね。
パッションは丸ごと1個で。種のカリカリ食感に、トロッとゼリー状の酸っぱい果肉。酸っぱくて美味しいサワーです。
そして、2軒目も毎回のお店でグリーンぺぺ。洋酒が揃ったBARの一つ。ジャックソーダ~スターフルーツ酒ソーダ~グレンフィディックで。カウンターで楽しい話が出来ました。
グリーンぺぺを出て、気になっていたお店で〆。南国酒場こも。居酒屋メニューも充実してますが、今夜はパッション×パッション、ガリガリ君ラムコーク。ガリガリ君ラムコークは、氷入りのラムコークにコーラ味のガリガリ君が刺さってます。夏に最適でも早い