CEATEC2018開催 自動運転車、IoTから工場オートメーションなども
2018/10/18(木)
CEATEC会場の幕張メッセに到着。開催の中日で朝から人が多いです。
CEATECはいつもの通りデバイスから。TDKのBONS-AIは話す植木鉢。本物の盆栽も栽培可能にするそうで、その際は水やりも。アルプスは静電容量でハンドルの握りを監視。
パナソニックはヒトの動きなど空間認知センサーを展示、自動運転技術への対応をアピールしています。京セラのコンセプトカーと信号認知はなかなか。
IOTタウンでは、話題のローソン未来コンビニが営業中。全ての商品にRFIDタグを付け納品して、それをレジ袋に入れてゲートを通り、アプリでQRコードで決済する仕組み。
使う人への説明のある今回でも25秒。慣れれば5秒との事です。これなら良いかも。
IoTタウンでは、店舗マーケティングが多く、折り紙は自販機とQRコード決済。先ほどの京セラではRFIDを使ったシステムは、IoTを店舗展開するうえで多用されていますが、ブランド品に練りこむことで不正商品対策に使っています。
トラッキングデモでは、WIFI電波を使った、店内の動きをマーケティングするトラッキングシステム。こちらはRFIDタグなどは使わないので、まだどの商品が動いたかまで読めませんが、人の滞在とものの流れが可視化できます。
楽天の着せ替えは、服を着ると言うより、紙を重ねる感じ?まあ面白いです。
バンダイは、昨年発表のコミュニケーションロボのハローと、ケータイアプリ同士が戦車に乗って戦うゲーム。こうなると、もはや自分が戦っている感覚は不明。
エンタメ、トータルソリューションでは、間もなく本番4K8Kや、5Gによる映像・データ処理など真新しさは有りません?東芝の有機EL8Kディスプレイの薄さは凄い。
NTTグループの光コンピュータは、ここまで来ると原理すら理解が難しい代物です。auは半球に投影する没入型シミュレーター。去年のINTER BEEでどこかが出していましたが、5G技術を使って展示しているんですね。
ロボットで面白いのがPerfect Networksの全自動お片付けロボット。何か、同持てばいいか、どこへ運ぶか、どう置くかを判断し作業するロボット。会話を理解するだけでなく、指差しとか身振りも理解します。片付けだけでなく、持っても来ます。
CEATEC には、ここ数年工場系も出展されていますが、KMATSUは遠隔操作の重機をデモ。美浜区のIOTセンターの重機をこの場から動かしています。また質物の展示も。センサーによる半自動工事システムでは、無人の重機同士が連携するCGも。もはや、映画『アバター』やドローン戦闘機の世界です。
電子ペーパーでフルカラー。イーインクが展示中です。150dpiで、動画まではキツいですが応答速度は速いです。下は、カラー印刷と組み合わせたサイン。透過ではないので、明るい場所での使用ですが、面白いアイデアです。
CEATEC 2018もひと通り周りました。1~6ホールのみで、総合見本市としては、また縮小したような感じは否めません。小さい1コマ出展の数は多いですが、産業を引っ張る企業のブースは少ないです。VIPが来ると、取り巻き含め優先通過になりますが、佐藤ゆかり総務副大臣が見学中。
幕張メッセまで来たので、日本初オープンまで携わっていた、レジェンドスポーツヒーローズの様子見にイオンモール。
新しくピンポンが導入されてました。平日昼間なので遊び放題ですよ。