先週は、Wireless Japanを見に台場に行ってきました

今週水曜日(7/18)は、久しぶりにお台場の東京ビッグサイトに行ってきました。去年に引き続き、Wireless Japanの見学です。このイベントは、ケータイを中心とした無線通信技術の見本市で、地味ながらも見所のあるものです。
インプレスの記事
今年の注目といえば、ZigBeeプロジェクトと、naniです。

naniを提供する、エスモビブース
naniって何?
iPodが北米で発売となりましたが、naniはそれよりちょっと大きいスマートフォンです。emobileのem-oneと同じくらいの大きさで、キーボードを廃した思い切ったPHS端末です。WillcomのW-SIM端末で、他に無線LANやBluletoothも使え、Windows Mobileが搭載され歩行中のネット使用なども楽チンな携帯端末。でも、電話として使うとすると、ちょっと。。。iPodが日本上陸したら一気に駆逐されそうですが、国産機種としては応援したいものです。

nani それなりの画面の大きさがあり、厚さはケータイ並み
くわしくは、ソフィアホールディングス、nani紹介記事
ZigBeeって何?

これは、いまいちちゃんと理解していません。理解できたところをかいつまむと、通信ネットワークを網の目状に基地局を配置するものですが、基地局と本局を直接有線で結ぶのが現在のケータイなどですが、これは基地局同士を結び面積を広げて行きます。また、今まで繋いでいた基地が潰れても直ぐにリルートして、経路を復旧したり、トラフィックが重いところを二重化して帯域を増やしたりなどいろいろできるようです。基本的にはソフトウェアで制御しているようなのですが、良くできたネットワークシステムです。だれか、よくわかる方解説を。。。
ケータイキャリア
WILLCOMは、翌日発売のAdvance ESに大きく面積をとって展示。DoCoMo、au、Softbankとも、夏ケータイの紹介と、いつも同じく4Gなどの高速化プランの解説。かなりつまらないですね。

Willcomはアドエス一色。

DoCoMoは毎度の高速通信とコンセプト試作端末ekafの展示
ケータイメーカー
TOSHIBAが燃料電池を紹介していましたが、これまでの技術を再度展示したに過ぎないような気が。Panasonicとか、SHARP、NECも夏のケータイプレゼンに終始といって過言じゃないでしょう。

東芝の燃料電池端末と、動画メインのプレゼン

ソニエリの新型端末(海外向け試作)
Wi-Max
あと、Wi-Maxでしょうか。次世代高速ワイヤレス通信システム。2010年頃には300Mbpsとかの高速通信サービスを実現するシステムです。今のケータイが、auで2.4M、DoCoMoとSoftbankがHSDPAで現在1.5M。これだけ見ても、めちゃくちゃ早いことがわかると思います。ちなみに、有線のFLETS光で100Mです。

YOZANのブース。USB端末や、原宿での実証実験をプレゼン。
この見本市の特徴として、Qualcommのブースなど国内ではあまり見かけないものがあるところでしょうか。
有線ネット通信速度は、この2010年までの30年で1Kから1Gへ百万倍とかの進化をしています。対して無線は0.3Kから300Mにこれも百万倍。共にメガ倍進化の勢いです。