3日目は南大東島観光と、北へ (2007GW 5/1)

5/1(火)
今日は北大東島への移動日です。といっても、16時発なのでそれまで原付を借りて島内観光です。昨日までと違っていい天気です。

ダイビングの支払いとかで現金が尽きたので郵便局へ。南大東島村役場、農協などが集まっています。そして、観光の始まりです。
まずは、南大東島まるごと館へ。旧南大東空港の滑走路の跡地に立っている。この滑走路の端には団地があったりして、ちょっと変な風景です。


まるごと館は島の自然、文化、歴史などの展示がされていて、ビジターセンターである。昨夜、コウモリのガイドをしてくれた東さんがいらっしゃって、館内を案内してくださった。一度も大陸に引っ付いた事の無い特有の島で、話を聞けば聞くほど小笠原に似ている事が分かります。
一路、島周回道路へ。すると、バリバリ岩という変な名所名。この島は日本列島と違って、フィリピンプレートに乗っているらしいのですが、年に7cmも動いているとの事。そのため島のあちらこちらに亀裂が入っています。ここもその一つ。裂け目の間を通れます。

北港、漁港、西港を回り、塩屋に到着。ここには、岩を切り出したプールがあります。もちろん、満潮時に海水がたまるため、魚もいるようです。

くるっと回って、日の丸展望台へ。海抜57mにある、この展望台からは、島全体が見渡せます。こうやって見ると、結構大きい島なんだとわかります。


この島にはシュガートレインなる、サトウキビを運ぶ鉄道が有りました。1983年まで走っていたそうです。村のあちこちに線路の跡が残っており、当時を偲ばせます。天気も良くだんだん腕が痛くなってきました。そろそろ、昼飯です。ダイビングショップの隣の喜作にて、マグロ丼とろろ定食。けっこうボリュームはあります。

昼からは、星野洞へ。南大東島は珊瑚礁が隆起した島なので、いくつもの洞窟があるらしいのですが、唯一、観光対応しているものです。

基本的にガイドさんはいなく、片手にカセットテープをもって、見学開始です。

中は結構奥まであり、一番下で入り口から40mも低いらしいです。何万年もかけて伸びた石柱など、幻想的な空間であります。
そろそろ、北への移動時間です。南北大東島は8kmしか離れていません。港がしっかりしていないため、南北の往来は飛行機になります。南大東空港から、北大東空港までは最短で5分、今日はは風の向きから10分で到着です。恐らく日本で一番短い航空路線なのではないでしょうか。

飛んで旋回し、北へ。島の北側から回り込み北大東空港着陸。あっと言う間に北大東島に着くと、今夜の宿、二六荘さんからの出迎え。宿に着くと、観光客は数名で、他のお客さんは工事関係者ばかり。夕飯の後も盛り上がる事も無くお休みになってしまいました。