今年のCEATECは、一味違ったホームエレクトロニクスに感じた
今年も、千葉県幕張メッセで最先端IT・テクノロジー総合展CDATEC JAPANに行ってきました。今年は、東日本大震災、そして、原発事故による電力危機とエレクトロニクス界には衝撃的な事件があり、まだ、解決していない中での開催となりました。 これまでも、スマートグリッドや、太陽光など発電、キャパシタやリチウムイオンなどの充電・蓄電と言った展示も多くありましたが、単なる省エネでしか見てこなかった気がします。これまで、「節約してくださいね」「はいはい」で省エネグッズを導入したりしていた感覚が、電力が供給されない事態、原子力の是非を全国民に問われるようになり、同じ展示であっても、違う感覚で見ることが出来たのかも知れません。 いつも、情報家電をトップにまとめていますが、今回のレポートは、これからのスマート・ホーム、ホームエレクトロニクスから始めたいと思います。 その他の展示で目立ったものは、電気自動車ソリューション、超高密度ディスプレー、高速モバイル通信っていうところでしょうか。3Dが弱くなった感じがします。 ○電力 これまでも、発電、蓄電は多く展示されてきましたが、使用電力の可視化も重要な視点...