片貝で世界一の四尺玉、日本一の三尺玉を観た
2011/9/10
ついに、片貝の花火大会にて、世界一の四尺玉を観ることができました。これらは、見本ですが、直径1.2m(四尺)、重量12kg。高さ800mまで打ち上げられます。見に来た子供が爆弾って叫んでました。
片貝は新潟県の長岡市と小千谷市の間位の街で、小千谷市片貝町。新潟三大花火大会の一つ、片貝の花火大会で有名な町です。通称、片貝の花火大会は、浅原神社秋季例大祭奉納大煙火が正式名称で、片貝まつりとも呼ばれます。
毎年、9月9日・10日に開催される秋祭りで、浅原神社は、花火だけでなく、神輿や太鼓演奏、露天など普通のお祭りも催されています。また、花火の町独特の玉送り、筒引きといった神事もあり、町内にて執り行われています。
さて、映画「おにいちゃんのハナビ」はご存知でしょうか。高良健吾、谷村美月主演の実話をもとにした物語です。このモデルとなった町が片貝。病弱な妹のために兄が花火の打ち上げを決意するストーリーです。
片貝の花火は、神社への奉納であり、さらにはお祝い、弔いの花火です。
花火の紹介で流れるアナウンスは、通常の花火大会だと企業スポンサーの名前の羅列だったりしますが、ここ片貝では、個人やグループが多く、打ち上げに込めた願いを披露してくれます。こちらが番付表。
個人での結婚・出産・長寿のお祝いから、お亡くなり・年回忌など弔い、グループや企業はプロモーションや感謝など多彩に渡ります。そして、それを読むアナウンスの方。メッセージを情緒的に膨らませてくれます。
今回は、震災に対する思いも数多く読み上げられ、感慨深いものがありました。
神社への奉納、打ち上げの願いを伝えるアナウンス。これを聞きながら花火を見ると、「おにいちゃんのハナビ」がもう一度観たくなってきました。
さて、東京の隅田川の花火大会のように、回りに高すぎる建物もない町ですから、混雑する町中からでなく、バイパス沿いや上越道付近の農道などでも鑑賞している人もいるようです。
離れた所から観ても、音の片貝。迫力は満点のようです。さて、初めての私は、やっぱり、人気の鑑賞スポットをGETしたいものです。まずは、浅原神社境内へ。ここには有料の桟敷席がありますが、これは春から売り出し、即完売とのこと。
次に、その手前の自由席。こちらは入場に千円の奉納。着いた17時半では時すでに遅く、ほぼ満席。一人だと入れそうですが、かなり厳しそうです。
そして、近所の片貝小学校へ。このグランドもおすすめだということで、やってきました。18時前の時点では半分くらい埋まっている感じですが、体育館?、林の近くだと影になってしまうので、極力、後ろの方へ。若干隙間があり、陣取りました。
さて、打ち上げの19時半まで30分くらいとなり、そろそろトイレへと。しかし、長蛇の列。私は神社までの沿道にて済ませていたので、事なきを得ましたが、30分じゃ無理な人数が並んでます。特に女性の方、お気を付けを。フジロックとかと違って、臨時トイレは2個づつくらいしか設置されていません。
あと、往復は今回、湯沢からのツアーバスを申し込みましたが、土曜日で小千谷インターも料金所出待ち渋滞から、幹線も渋滞。15時半に湯沢を出て、町内の駐車場に着いたのが17時半。さらに、帰りもそこを22時過ぎに出て、湯沢着が1時。行かれる方は十分に時間余裕を持って臨みましょう。
あらあら、もう19時半。時間に合わせ追って打ち上がります。三尺玉2発、四尺玉が22時ころに1発の打ち上げがメインです。
ここからは説明は要りません。Youtubeに載せた動画もどうぞ。
世界一正四尺玉
日本一正三尺玉
尺玉2弾
連発