猛暑のビッグサイトでWiress Japan 2008

今日は、東京ビッグサイトでやっているWiress Japan 2008に行ってきました。
昨年のはこちら
無線通信技術というと遠い感じですが、私たちの生活の中に、通信技術はどっぷり溶け込んでおり、取り分け無線技術は、ケータイや放送など無くてはならない存在になっています。このブログも、通信技術が無ければ発信することができませんし、無線を使えば、電波が届く範囲ならどこでもアクセスすることができます。また、伝送速度の向上により、大容量のコンテンツも送ることができるようになってきました。

お題目はさておき、レポートを。ただ、カメラの設定ミスで、160×120ピクセルで撮ってしまってました。気が付かず残念。
今回の注目製品は、SAMSUNG mobileのi phoneもどき端末。Windows mobile端末のOMNIAです。ブースでは、この他、スライド式ケータイで有機ELタッチパネル搭載のSoul、そのふたつの中間的存在のTOUCH WIZがメインで紹介されています。

OMNIMA

SOUL(左)とTOUCH WIZ(右)
OMNIAとTOUCH WIZはディスプレーがタッチパネルになっていますので、インターフェースもi phone的。もっともOMNIAはWindows mobileなので、待ち受けなどの画面設定はいろいろ遊べそうです。OMNIAの面白いところは、ジャイロを搭載しているようで、端末を横にすると画面も横になったりします。便利なのかどうなのか不明。いろいろ、ガジェットも最初から入っています。また、画面の下に光学式ポインターが付いていて、なでるとカーソルが移動します。なかなか使いやすい。ただ、残念なのが画面解像度がQVGA(320×240)なところ。現在使っているemonsterと同等ですが、VGAは欲しいです。

OMNIAは年内に発売だそうです。詳しくは、ITPROが詳細にレポートしています。こちらへどうぞ。
次世代ネットワーク技術では、Super3GとWIMAXですね。
docomoブースではかなりの場所を使って、LTE(LongTermEvolution)のSuper3Gを披露しています。現在の伝送速度は、下り100Mbps、上りで24Mbps程度出ています。かなり速いですね。将来的には上り50Mbpsまで持ち上げるとのことです。

docomoのSuper3G(LTE)展示と実験車
WIMAX関連の展示は実感としてちょっと寂しくなった感じがしました。YOZANがいなくなったからでしょうか。WIMAXブース以外でも各社がWIMAX関連技術を披露していますが、なんか盛り上がり切れていません。
猛暑の中の台場。会場は涼しいのですが、行き帰りのあまりの暑さで気分も悪くなってしまう今日でした。
その他の展示


昨年注目したUMPCのnani(右)は、方向転換したのか店頭ディスプレイ向けに進化していました。

docomoのファッションケータイ(右)は発売中のPRADAの他、サマンサ・タバサ、グラマラスなどのデザイン。