初めての台湾。<<後編>> 高雄・台南~台北
2018/4/30(月祝)
今日は台湾新幹線3日乗り放題と言う、外国人向け切符を買って、終点の高雄に向かいます。噂通りに700系型新幹線ですね。15分早いのに自由席ででも乗ってれば、40分早く着けたのにと残念がってます。
高雄の左営駅に到着。近代的な駅のデザインです。
駅前の商店街で酸辣湯と小籠包食べて、レンタサイクルで周遊します。クレカ読み込みタイプなので借りやすいです。気温30度超えは暑い。
クーラーのきいた店内でビール飲みながらゆっくりできます。
さて、自転車で出発。線路を超える橋の上で、台湾でも鉄っちゃんが居ます。撮り鉄でしょうか。
左営駅から自転車で10分ほどの蓮池潭。
王様と仏教の一大テーマパークです。
カラオケのおっちゃんも暑い中、気持ちよさそうに歌ってます。
塔とか像の中も登れたりしますが、暑いのと時間もないので今回は登りません。
元帝廟は大きな大仏。北極玄天上帝とのこと。
蓮池潭湖畔の孔子廟。立派ですね。
では街中へ向かってみます。新左営駅(新幹線左営と同じ駅)から台鉄で高雄駅。素直に地下鉄MRTに乗れば早いのにミスっちゃいました。台鉄から高雄でMRTに乗り換えて三多商圏駅に向かいます。
三多商圏駅には台北101が出来るまで台湾で一番高かった85大楼があります。
初めての街は高い所に登るってことで、250TDWも払って74階の展望台へ。
人いないですね。地元民も楽しめるショッピングモールやレストランにでもすればいいのに。台湾第2の街、高雄が一望でした。
再び自転車で、古い街中から愛の河に回り込んでサイクリング。
愛乃河は高雄のウオーターフロントですね。遊覧の水上バスも走っています。
愛乃河を歴史博物館から愛河乃心まで5Kmくらい走って、後駅からMRTに乗車。愛乃河は市民に親しまれている河だそうで、ランニング、サイクリング、カラオケなど
汗もかいたし、新幹線でスーパードライ。台湾でも居酒屋新幹線って思ったら、いや、着いてからにします。ショットバー新幹線オープン。ホームには700T系が3編成並んでます。
今夜の宿泊地、台南に到着。新幹線の高鐵台南駅は、街から台鉄で30分も離れています。やっぱり田舎な感じ。
台鉄台南駅に着いて、バスで宿まで移動。
宿にチェックインして、シャワーでさっぱりしてから繁華街へ出掛けます。
宿近くの民族路二段にある、八三鱔魚意麵で、台南名物の鱔魚意麵(田うなぎのあんかけ焼きそば)と猪肝湯(豚レバスープ)。
鱔魚意麵はケースの赤黒いアナゴなモノが入っていて、酸っぱ甘辛でこれが美味しい。肝臭さのないスープは生姜も入って温まります。鱔魚意麵の麺もタイプが選べます。
民族路を西に向かって歩いていると、海安路交差点にバー発見。水分補給に台湾ビール1杯。バーと思っていたら、ちゃんとお料理を出すお店でした。Funkoo。
また歩いて神農街に入ります。趣のある小路です。
道を見ると下北辺りにありそうなバー。太古Taikooって名前です。頼んだモスコミュールは、クラッシュド生姜も入ってる本格派。で、棚を見ると京都クラフトGINの季の美も並んでます。恐るべし台湾。
更にてくてく歩いて、台南の繁華街をうろうろします。台南は今夜一泊だけですから、あれこれ回りたいものです。
友愛街の友愛鹽酥鶏。鹽酥鶏は鶏の唐揚げのようですが、鶏以外もいろんな串がたくさん並んでます。台北でも気になってたので、基本の鶏。中には骨付きもあり、塩胡椒でカリッジューシーで美味しかったです。フレイバー付けても良さそうです。
あー、のど乾いてきた。台湾のこのような店はドリンク持ち込みが基本でして。
2018/5/1(火)
日本と1時間時差のある台湾。自分時計はそのままで、1時間早く行動。ホテルのビュッフェで焼きそば、野菜炒め類を軽くいただき、自転車をホテルで借りて永楽街らへんで焼肉饅頭。
生の牛を焼いて、挟んでくれます。20TWD。
宿から5Kmくらい。台湾で最も古い城安平古堡の街に来ました。1624年にオランダ人が建てた城の下で広がった城下町。海にも近く、湾が深いことから大湾~台湾と変化したとか。では、老街巡りします。
台湾のお墓。沖縄の大きなお墓と似ています。街から安平に来る間に止まっていたオート三輪。荷台に自動遊具が乗っかっているんですね。
安平開台天后宮。1688年鄭成功が海の安全を祈って建立したとののと。天井などの装飾が素晴らしい。
安平の街。観光客多いです。えびせんの香ばしい香りが漂いながら、文殊様にお参り。
文朱殿にお詣り。
安平古堡。1634年にオランダが建てた熱蘭遮城。
鄭成功がオランダに勝ち、王城、日本から独立後「安平古堡」と呼ばれるようになったそうです。
元々の城は一部のレンガ壁のみだそうで、この展望台は1945年に建てられ、1975年に展望台が設けられたとのこと。
安平から汗だくで自転車でまた5Km。朝は26度ぐらいで昼になると、道の気温表示もさすがな32度。
昨夜も来た赤崁で擔仔麺を食べようと、評判のよい赤崁擔仔麺で、海老ロールと。海老ロールはプリプリな揚げ春巻。わさびソースが美味しいです。そして擔仔麺(担ツー麺)は、挽肉にニンニクがズバリ。混ぜずに飲んでもしっかり、挽肉を溶くと甘辛さが広がります。
担仔麺の量もそう多くなかったので、最後に牛肉湯でもと、近くで探すと牛肉の場。「の」を使ってますが、日本人いないです。更に水餃子も。あっさりしてミネラルも補給でき、これは酒の〆だけでなく良いですね。
高鉄台南駅。25分ほど有るので改札外のモスでひと休み。ポテトをつまんで、隣のセブンで一番搾り買って新幹線へ。なんか、この辺は日本同様。 台湾のモスにはバンクーバーのマクドにも有ったセルフレジが有ります。でもモスカードは使えるのにEASY CARDは使えないとな。並ぶ時間短縮できて良いです。
新幹線でビール。日本の一番搾り。ふー、汗が引きます。
西門駅。台北の原宿?
西門その2。渋谷センター街?
西門をくるりと周り、シンボルな西門紅樓。
ガーデンバーに吸い込まれました。紅樓牡丹って店で、誤ってシードル。STRONGBOWなので許しますか。並びに渋谷歩道って名前の店があります。
台北の渋谷では何も食べなかったので空腹な11時。ホテル周りは早く閉まってしまうので、自転車借りて、昨日の牛肉麺屋の近くで、牡蠣や帆立な蚵仔之家を見つけ入ってみました。ビールは無いので近くのコンビニで買えとのこと。
出てきたのは山盛りのカキ天とミルクフィッシュの湯麺。新鮮なカキで磯臭さもなくミルキー。湯麺のミルクフィッシュはハセヒーと言うスズキの仲間らしく、漢字では虱目魚と書き、淡白かつ皮下のゼラチンが厚く肉質もミルキーです。これが〆かな。
2018/5/2(水)
朝6時。空港に向かって出発します。ホテル前からのリムジンでも行けますが、あえて新幹線で。台南に行った時の3日間乗り放題券が使えますので。
高鐵桃園駅でシャトルバスに乗り換えます。帰りはJALなのでターミナル2です。
桃園空港に着いて、免税品にも興味ないのでサクララウンジへ。
サクララウンジで朝食。
焼売も牛肉煮込みはやはり台湾。そしてJALカレーも有ります。ハバネロ持ってりゃ良かった。
台北桃園から3時間半で成田着。与那国、石垣もちょっと見えたでしょうか。ホントは台北松山~羽田が良かったんですが取れず残念。
今回はマイルでビジネスだったのですが、台湾線は距離も近いので、国内クラスJ程度なシートと電源もWi-Fiも無く。更にターミナルも遠く。まずはシャンパンでシャルル エドシック ブリュット レゼルヴ N.V.だそうです。ラウンジでガッツリ食べたので、野菜やおかずを軽くいただきます。
成田第2ターミナルの端の方に着けれてしまい、移動が長いです。途中、到着者向け免税店ができてますね。さて、横須賀線エアポート成田で西大井へ。
花の季節からか、日本にも空気の匂いが、有りますね。 西大井駅から自宅に戻ってきましたが、やっぱ羽田は近くで便利だなと。国際線でも荷物が出てきて1時間もすれば家。成田だと2時間半。自宅上空に離発着進路が設定され、既に飛ぶこともあるようですが、便利さを考えると痛し痒しです。