最終日の9/19。月曜日の祝日のため、いつもどおり目が覚める。9時過ぎには近所のマツダレンタカ−にて車を借り受け、一路、繋(つなぎ)温泉へ
市内を西へと進み、約20分。御所湖という、ダムによってできた人造湖の畔に温泉町が広がる。
ネットで調べると、縄文露天風呂なるものが。愛真館という宿の風呂らしい。早速立ち寄ってみる。
この付近、縄文時代の遺跡が多数発掘されているらしく(あの神の手教授??)、この宿の建設現場からも多数遺産が見つかったらしい。そこで、縄文式住宅のような形に、露天風呂の上にやぐらを組み、石を配置したとのこと。
薄めのアルカリ泉のようで、昨日の函館上湯川と違って、水の感触はサラサラ。800円の立ち寄り湯代で、この他、もうひとつある大浴場にも入浴可能だ。
実は、昨日の前沢牛ちょっとイマイチ。油の風味が少々物足りなかった。うーん、と唸って、これなら前沢へ行ってしまおう。盛岡の観光は全然できなかったが、南へ下る事に。
1時間ほどで前沢ICを降りる。お目当ての味心に向かう。ここは、前沢牛ブランドの立役者ともいえる牧場の直営。
期待が大きいようで、1から2時間待ち。こりゃ、この後のスケジュールに影響すると、市内の前沢牛の店に。牛の里と言うその店は、ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼き、焼肉といろいろ選べる。ステーキと牛刺しのセットB(サーロイン)を注文。
あれ、ミディアムレアにしたのに、片面、火が通り過ぎているような気が。まあ、昨日と違い脂もおいしいので良しとしましょう。
そして、花巻へ。花巻といえば宮沢賢治。明治のマルチアーティストとも言うべき彼の足跡を柄にも無くたどってみる。
まずは、アメニモマケズの詩碑。賢治の住んでいた家、耕していた畑の近所にある。
そして、宮沢賢治記念館、イーハトーブ記念館を見学。宮沢賢治記念館には夢と理想を持った学校の先生、そして農民である賢治の詳細が記されている。
レンタカーは花巻乗り捨て。そこから仙台に出ようと思ったのだが、うまく接続できない。仙台で1時間も無駄ができてしまう。そのため、盛岡行きのやまびこ57号に乗り逆行。
盛岡で少々の接続で、こまち94号に乗車。このたびもこれで終了という事になりました。