さて、今日は企業訪問です。1社目はLenovo社
。IBMからThink
Pad部門を買った中国企業です。ホテルから約30分。北京も渋滞が多く、郊外に出るにもなかなか進まないことも。
北京大学や清華大学がある中関村は、北京のシリコンバレー。大学を中心にIT企業が集まっており、ハイテクパークを形成している。北京大学は日本で言うところの東京大学で文系に強い。清華大学は理系に強く、日本だとどこでしょうか（東大？京大？筑波大？）。両者とも、政治家やIT長者なども多数輩出して、現在中国で最も注目されている大学です。
中関村のハイテクパーク
ソフトウェアパーク
電光掲示板に
Lenovoもこの中にある、IT・ハイテク企業である。Ｒ＆Ｄ部門のキャンパスに到着すると、歓迎の文字が電光掲示板に流れ出した。感謝感謝。中庭やビルなど、アメリカのIT企業のようなスマートなつくりで、中国っぽく有りません。我々はイノベーションセンターという、ショールームのようなところに通され、そこで、製品や戦略、市場などのプレゼンを受けました。この企業は中国資本ですが、IBMから全世界のThink Padの部門を買収した事で有名です。また、デザインセンターでは、デザイナーがインスピレーションを膨らます素材など多数展示され、実際に使用しているとの事でした。
さて、時間もお昼になり、昼食。Lenovoの食堂で昼食。食堂といっても、個室のVIPルームでハイレベルな中国料理が出てきた。びっくり。日本でもgoogleなど食堂無料とか充実しているとか有りますがやっぱり、IT企業はすごいです。
その次は中国ソフトウェア企業の最大手の一社、東軟集団(Neusoft
Group)。Lenovoから、車で5分ほどの近くにあり、ソフトウェアパークの中に北京拠点があります。Neusoftは、組込みソフトウェアに強いらしく、カーナビから医療器械などにまで開発しているそうです。また、明日の技術者を育てるために、大学を卒業してからの専門学校なども経営しています。そこに全国から人が集まって来るようです。北京のこの拠点は、引っ越してきてばかりなのか、会社の膨張が激しすぎるのか、空き部屋が目立つ。恐らく伸び盛りなのでしょう。
両社とも丁寧に会社案内、業界説明をいただき勉強になりました。
そして、もう、北京を後にする時間が近づいて来ました。北京観光もあまりしていないので残念なのですが仕方がありません。空港までの道中も、高層ビルや高層マンションの建設ラッシュを見ながらの移動。すでに、ものすごい数の高層ビルですが、まだまだ、建て続けています。そうしていると、2008年のオリンピックメイン会場の建設現場が見えてきました。競技場の骨組みが鳥の巣のようになっており、一体どんな形になるのか楽しみです。北京の街はオリンピック一色の展開です。
オリンピックメイン会場
オリンピックのキャラ
次は、北京国際空港から上海虹橋空港に移動です。それがまた中国国際航空(CA)のトラブル。なんと、またキャンセルです。国内線ということもあり、その後の便が取れ一安心。北京空港で夕食を取る事に。
このため上海に到着が30分遅れ、22時過ぎ。バスでホテルに移動。今日も番狂わせです。
今夜･明日の宿泊は、名門錦江大飯店(Jinjiang
Hotel)市内中心部にあり、上海でも古いホテルのひとつで、1930年代創業のようです。古いとはいえ、内装はきれいにしてあり、伝統を感じさせます。する事も無いので、私は一人で近所をブラブラと。繁華街にマクドナルドがあったので、チーズバーガーセット(ポテト・ドリンク付)を注文。12元(190円ほど)と、中国の物価からすると結構高い食べ物のようです。その後は、部屋飲みです。
左より：ホテルのエントランス、繁華街、チーズバーガー
ホテル到着
LINKS
成田空港
中国国際航空CA
翠宮飯店
Jadepalace Hotel 地図
錦江大飯店
Jinjiang Hotel 地図
連想集団(Lenovo Group) 東軟集団(Neusoft
Group) 英業達集団(Inventec
Group)
全聚徳(北京ダック)
北京情報 Beijin
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