とうとう最終日。鳥取から城崎温泉で途中下車
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2009-05-06 Wed
この西日本横断の旅もとうとう最終日です。朝もきっついながらちゃんと起き、めざまし・とくダネを見て、駅へ。その途中にある駅前市場で朝飯と思ったら、市場は本日休業。食事処は支度中。残念。昨日は市場もやってたのにです。



仕方なく駅まで行き、鳥取へ。ここは鳥取なのですが、なぜか、お隣島根の境港のキャラクター「鬼太郎」屋さんがあったりします。鳥取にはこういったものがないからなんでしょうか。



山陰本線のこの区間、ぜんぜん特急が走っていなくて、各駅停車で浜坂で乗り換え、そして、城崎温泉へ向かいます。



途中、あの高い高い鉄橋で有名な餘部で停車。確かに高い。ここを山陰線で通るのは多分初めてです。こんなところから落ちたらたまりません。でも、過去1回列車が落ちたんです。

約2時間の各駅停車の旅。城崎温泉に到着です。関西にいた頃はよく来たのですが、もう15年振りくらいです。駅前から温泉街に続く道は、改装した店も多いようで、ちょっと明るくなった感じがします。



まずは、湯。てくてく歩いて一の湯へ。ここ城崎の湯はさらっとしているのですが、湯上りポッカポカ。それでは昼間からビールです。

坂本酒店の前にテーブルとイスがあるので、こちらで。このお店。夜遅くまでやっているので、昔、よく利用したのを覚えています。丹波、丹後、但馬のいい酒を扱ってるんですよ。城崎ビールのピルスナーでさっぱりと。湯上りにピルスナー最高。



さて、昼飯です。行きに目についたカニ屋へ。いなばという隣の魚屋がやっていて、食堂で食べるよりかなりリーズナブル。ただ、机椅子は立ち飲み屋程度です。



カニの刺身とカニみそ・ほぐし身の甲羅焼き。この時期のズワイガニなので、ロシア産か冷凍でしょうが、刺身、久々に食べるとおいしいですね。ぜひ、冬のおいしい時期に再訪したいものです。昔、その時期に城崎・豊岡で食べたら本当に旨かったんですよ。キズものとか安いので、そういった奴です。

そこで食べたくなったのが、但馬牛。この地域、但馬牛の原産地域の北限あたりです。日本最古のブランド牛とも言えるこの牛ですが、1,200年前に来日したとの説。そこから、血を混ぜることなく恒久化されてきたようです。



また歩いていると、以前はなかった寺町小路という集合商店が。その中に但馬牛の串焼きを出す店があるではないですか。但馬牛の大串30cmと、ミスジ18cm、城崎ビールのカニビールを注文。ちなみにカニビールは、カニ味のビールでなくカニ料理に合う味に調整を重ねたビール。これもまた最高のセットです。

そうすると、まこり〜のからブログの書き込みが。先ほどまで{イイや」と思っていた出石蕎麦が目の前をちらつきだしました。駅までの帰り、ちょっと時間があったので出石蕎麦の左京へ。極細面は¥すぐに供され、5皿1人前もすぐにペロリ。極細なのにこしと風味が前面に出た旨いそばでした。



そして、山陰線の旅もラスト。城崎駅から京都までは特急きのさきです。指定席は売り切れていましたが、始発駅なので、余裕の着席京都に向かいます。でもこの特急車両、座席は新しいですが、181系って。えらい古い。
自由席なので、多くの人が立ちっぱなしの中、約2時間20分で京都に到着。ゴールデンウイーク客で駅はごった返しています。のぞみへの接続時間は58分。中途半端に時間があったりします。やっぱり京都駅と言えば、たかばしの第一旭。食べたくなってきました。大急ぎで向かうと隣の新福菜館が定休日なためか、8人ほど待ち。時間ヤバイかも。



なんとか席へ。この感じだと間に合いそうです。フルサイズはちょっとと言うことでミニ。なんか第一旭をいただくときはいつもミニな気がします。ちょっとスープが薄目な気がしますが、おおよそいつもの味に京都だなとノスタルジー。早歩きで駅へ戻り、GWで満席のN700系のぞみで東京へ。

とうとう家に着きました。長崎から東京、1400kmの旅。この旅もこれでおしまい。長崎-京都間のチケット。途中下車のスタンプだらけです。

   
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