5月5日は出雲大社と鳥取砂丘です
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山陰本線移動の旅もあと2日。今日は朝イチで東萩を出て、まずは益田へ。ここで、快速に乗り換えです。宿を出る前、昨夜コンビニで地ビールのチョンマゲを買っていたのに爆睡してしまってました。このまま置いておくのはもったいないので、朝からビール。シャワーあがりりに効きます。



益田到着です。ここで乗り換え。ただ、40分弱あるので、駅前散策。駅ロータリーとちょっと外を覗いて見ますが特に気になるものはなし。まあ、でも暇なんで、観光協会へ。ここでしばしパソコンの充電。あったかいお茶が出てきました。ありがとうございます。
益田は柿本人麻呂のゆかりの地だそうで、ホームに人形が。

そして、快速アクアライナーでいざ、出雲市へ。出雲市までは約2時間。東萩から出雲市まで3時間半です。途中、10基ほどもある風力発電銀座が。こんなにたくさんあるのは見たことないです。



なんだかんだで、出雲市駅に到着。出雲大社と出雲そばがお目当て。ただ、駅から大社までは10km近く離れています。乗る予定の特急まで2時間半。行きはタクシー利用で時間を稼ぎます。
参道の途中で車を降り、そこから歩き。付近のそば屋さんは行列ができているところもあります。その中に出雲大社の模型を展示してるところが。覗いてみると立派な模型です。この長い階段はすごい。

出雲大社は、オオクニヌシノミコトを祀る神社で、あの、因幡の白兎で助けてあげる神様です。暦では11月のことを神無月といいますが、この月、神様が出雲大社で会議をしているので神なし月なのですが、出雲地方では逆に神在月なんだそうです。なるほど。



参道は両側に松が植えられ、荘厳な佇まいを醸し出しています。本殿のところまで来ると、仮本殿がどーんと。現在60年に一度の、平成の遷殿大工事中で、巨大な本殿は工事囲いに包まれています。



さて、腹が減っては、、、ということで、門前の蕎麦屋さんへ。出雲蕎麦は、皮から挽くため黒っぽい色をしているのが特徴で、割りこ蕎麦という、小さなお椀にそばが入っていて、そこにつゆをかけて食べるものが有名です。兵庫の出石蕎麦(でいしでなくいずし)は、小さな皿に盛られた蕎麦を、つゆにつけて食べる形ですが、その逆のようなものでしょうか。今回の「おくに」さんは、その名の通り出雲の阿国から名前をとっているお店で、蕎麦の風味は少なかったですが、いい腰をしたお蕎麦でした。久しぶりに関西系のつゆっていうのも良かったです。



バスで戻ると、約30分。そろそろ、列車の時間が。地ビールを買うのを忘れていました。残念。出雲市から鳥取まではスーパーまつかぜで移動です。特にスピードが速いとか座席が豪華とかないんですが、スーパーです。乗ること約2時間で鳥取到着。



ゴールデンウィークの鳥取は、世界砂像フェスティバルで盛り上がってます。せっかく来たので1,300円は高いなと思いつつも、会場へ。会場へはシャトルバスが20分ごとに出て、砂丘観光の渋滞個所を通らず会場へ。この期間、一般車両は砂丘近辺は交通規制だらけでだめですね。萩もそうでしたが。



入場して、先ほどの出雲そばが少なかったので、鳥取のおそばにも目が向いてしまいました。市内のやぶきんだそうで、お店も出店しているようです。

会場内には、砂丘の砂を固め、それを削った砂像が立ち並んでいます。「世界」と付くのは世界各国のアーティストが制作したからなんでしょうか。



一番大きなのが、最奥のガリバー。像のほとんどが童話をもとにしている中で、異彩を放つのが三宅裕司の小便小僧。水は出てません。

さて、砂丘に来たんですから砂丘へ。シャトルバスで移動。砂丘会館の前から入丘。靴だと砂が入り、歩きにくいので裸足に。夏だと焼けた砂が熱いんでしょうが、そろそろ夕闇の時間。砂が冷たく、ぞくぞくっと。



しばらく歩いて、馬の背を上る頃には、息も上がりぽっかぽか。しかし、観光客が多いですね。

沈む夕日は見られませんでしたが、赤く染まった雲が砂丘と重なってきれいでした。昼よりこの時間のほうがよさそうですが、既に馬車もラクダも営業終了。



ホテルの温泉でひと風呂浴び、夜の街へ。鳥取駅周辺は温泉地で、今回泊まったホテルも天然温泉です。温泉は暖まります。



で、まず、末広町のぐらっちぇへ。お刺身、椎茸のおろし和えと名物とうふちくわなど。

お品は地のもので、赤身もまぐろの子供だそうです。白いかも甘くいい感じです。とうふちくわは、豆腐と竹輪の中間くらいの練り物。どれもおいしくいただきました。
その後ははしご酒。雨がパラパラと来たので、ショットバーのカナイチヤに。店先に「スイカ・ソルティ・ドッグ」なるものが書いてあるのが気に掛かり吸い込まれました。



店内は、地元サッカー球団を応援するスポーツバー的なショットバーで、そのスイカ・ソルティ・ドッグはもちろんスイカ果汁を搾って作られます。グレープフルーツのような酸味は薄いですが、かなりイケます。そして、生ハムのカレー。鳥取はカレールーの消費量日本一なんだそうで、待ち中には鳥取カレーの看板などが目立ちます。このカレー、生ハムの味わいと、コクのあるスパイシーな欧風カレーがいい感じ。これはやっぱりビール。



さて、この旅も今夜がラストナイトなので、もう一軒。名前はLUZ、こちらはカジュアルなバーです。なんと、芋焼酎の「くさび」が置いてあります。今日はこれにて終了。
明日は、城崎経由で帰宅です。
   
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