今年のゴールデンウィークは九州です。北九州、別府、九重、黒川、そして、宮崎。

これで、私の全県制覇計画も完了しました。

全県制覇も、通過しただけは除いて、最低でも食事したとか、温泉に浸かったとか、なんらか活動したことを基本にしています。
日本の都道府県は47。もうすぐ全県制覇かなと気がついたのも40県目あたりでしょうか。しかし、最後の宮崎は本当についでがありませんでした。

一夜目は北九州

今日、25日の夕方に東京を立ち、九州に入っております。目的は、宮崎県に行き、全県制覇達成です。 今夜は北九州小倉泊で、まずは繁華街に出て一杯。といつつ、営業時間の関係からラーメン魁龍魚町店に。これから本番なので、ミニラーメン。こってりドとんこつです。次に鍛冶町の焼き鳥屋一心。全然知らない焼き鳥屋ですが、なんか盛り上がっているので入ってみました。カウンターと少しの座敷のお店ですが、カウンター内では女将さんがでっかい一枚物の豚バラを小分けにしています。侮れない。 まだ、宵の口ですが、明日は朝早くから別府に移動予定。寝過ごさないように気をつけねば。わかっちゃいるけどやめられない。。。


新北九州空港と、小倉駅


魁龍のミニラーメンと魚町


焼き鳥一心

ということで、やっぱりはしご。
ショットバーのコルトレーンでまったりしたあと、やっぱり、〆はラーメン!と、力ラーメン(ちからラーメン)で、とんこつラーメン。先程はミニラーメン、ここはフルサイズです。北九州の両ラーメンはこってりでした。


ショットバーのコルトレーン


力ラーメン

二日目の26日は、黒川、湯布院、別府のとり天でございます

宮崎に向かう特急にちりんの中にいます。大分ー宮崎間は単線で、対向とすれ違う度に駅で停車。別府−宮崎間の所要は3時間15分。車でも相当かかるそうです。東国原知事が言うとおり、熊本ルートに比べ交通に時間がかかりすぎますね。では、昨日のおさらい。 二日目は朝からお腹いっぱい。昨夜の力ラーメンが3時だったので、さすがに空腹感はありません。そいうことで、買っておいたヨーグルトを食べて、小倉駅へ。ここから別府への移動はJR九州のソニックです。JR九州はユニークな車両がいっぱいで、特にグリーンは座席も含め満足感もあります。3列シートの革張りです。電源が付いているのがいいです。振り子式電車なんでしょうか、カーブでかなり横に向きます。 私の前の席の人、乗務室の後ろのラウンジにずーといます。「鉄」でしょうか。グリーン席料金を運転風景に使うなんてねぇ。

新北九州空港まではスターフライヤーでした。黒と白を貴重とした機内で、革張りシート。スターフライヤーは新参の航空会社ですが、こう言ったちょっと上の感じがするサービスは、新幹線なんかに比べ満足感が高いです。

さて、約1時間で電車は別府駅に到着。ここからは、レンタカーを借りて一路、黒川温泉へ。 別府市内から久住に行きそこで昼食。九重連山を望む、里の駅「星ふる館」で溶岩プレート焼肉。この辺りの名産黒毛和牛の豊後牛のロースをいただきました。とろけるというより、がっしり肉汁系な私好みの牛です。ただ、たれが普通すぎ。

さらに道を進め、黒川温泉着。連休ということもあり、観光客で賑わってます。もっと人が少なければ、OLに人気のひなびた温泉郷なんでしょうね。

川の両脇に温泉宿が並んでおり、まずは、洞窟風呂の新明館へ。立ち寄り湯は協同組合仕切りで一人1回500円均一。3湯入れる手形は1200円です。洞窟風呂ですが、昔、ここの主人が掘ったらしく、中で入り組んでいます。透明の柔らかい温まるお湯でした。あと、露天風呂もあり、木々の下で湯を楽しめます。

次は、隣のふもと旅館。こちらは、内湯と外湯が立ち寄り可能で、男性はもみじの湯でした。この時期ですので、当然、もみじはありませんが。新明館のとなりなので、泉質はあまり変わりませんでした。

黒川温泉はここのところ、韓国からの観光客が多いらしく、韓国語がガンガン。なんか、異国な感じではあります。 別府までの帰りは、由布院を経由して。湯布院は15年ほど前に社員旅行で観光をしたので、ちょっと見に。でも観光名所はすでに5時半を超えているので、どこもクローズ。金鱗湖を見て終わり。

この後、別府にきたら母校の別府学舎、立命館アジア太平洋大学も見ておかないとと思い、校門まで。山のてっぺんにそびえる、えらい立派な門構えです。そして、近くの電波塔のある十文字展望台へ。放送の電波塔が林立するだけあり、別府の街が一望できます。ここから見ると、山のてっぺんの大学キャンパス。要塞のようです。

夜は、ホテルの近所、別府駅前の元町界隈。別府といえば名物とり天。その発祥といわれる居酒屋わたるに行ってみました。カウンター十数席のお店。ステーキやハンバーグ、刺身や煮つけといったメニューをマスター一人で切り盛り。名物のとり天、牛のタタキ、自家製ハムを注文。どれもおいしく、ボリューム満点でした。

その後、もう一杯と近所を物色。Speak Easyというバーを発見。軽く一杯戴き、もう2時。眠くなっちゃいました。ということで、今夜はお開きです。

別府二日目は、佐賀関で関アジ、そして、宮崎へ

4月26日 今日4月27日は、宮崎県の南部、都井岬へ行ってきました。往復200km。九重も200km近く走りましたが、今回合計400km以上の走行です。 では、三日目の26日のまとめ。今日も別府はいい天気です。ホテルの屋上露天風呂から見る別府湾のヨットハーバー、いい眺めです。逆側には別府タワー。

今回は別府観光はせず、今日は佐賀関に向かいます。大分市を超え約40km。写真ではわかりにくいですが、そかからは、四国が見えます。フェリーで70分だそうです。 佐賀関といえば、関アジ関さば。今日の昼食はこれに決まり。漁港を越えてしばらく行ったところの「関アジ関さば館」にて関アジ定食を。身がしまった関アジは、青臭さも無く、東京で食べるより新鮮でおいしいです。

そして、一路宮崎へ。とその前に、半島の先っちょまで行き、四国を望むことに。ちょっと霞がかかっていて写真にはうまく写りませんが、うっすら彼方に見えます。

別府でレンタカーを返し、特急にちなんで、いざ、宮崎へ。13時58分初で、宮崎着が17時13分で3時間15分。それにしても時間がかかりますこの移動。宮崎知事が交通事情の悪さを嘆くわけです。

そして、とうとう全県制覇最後の地、宮崎に到着です。まずは駅から東国原だらけ。街中もそこらじゅう、そのまんま東だらけです。

やどにチェックインし温泉でひと風呂浴びて、歩いて繁華街へ。途中、宮崎県庁を通ると、記念撮影しているおばちゃん達。私も記念に1枚。宮崎市最大の繁華街の西橘通りです。今日は日曜日なのでネオンが少なめ。かなり寂しいです。

宮崎名物をいただきに、「山や」に。宮崎の名物といえば、日向地鶏焼とチキン南蛮。地鶏は炭火で焼いてさらに鳥油をかけ真っ黒にする焼き方。見た目は悪いですが、炭と鳥油の香ばしさ満点の美味料理です。チキン南蛮は鳥のから揚げに甘酢たれを絡め、その上にタルタルソースをかける料理。

レアで焼かれた日向地鶏は歯ごたえ抜群。噛むほどに味わいが広がります。 そして、近所をくるりと徘徊して、はしごです。宮崎といえば焼酎。結局、山やの隣、焼酎バーの森の梟へ。東京ではあまり見かけないボトルもずらり。県外の焼酎、泡盛も置いていて目移りします。マスターから宮崎観光のルートを伝授いただきました。

その後、森の梟の近所に、焼酎バーチェーンの一休を見つけ、さらに入店。常連さんで盛り上がっていたので、明日の宮崎観光のアドバイスをさらに戴き、これで完璧です。そして、夜は更けていきました。

4月28日は宮崎観光、南へ向かいます

宮崎といえば、神話の国。でも、北の高千穂に行くにはちょっと遠いので、昨夜のアドバイス通り、南へ向かいます。

朝からレンタカーで日南へ。市内を越えてしばらく行くと「伊勢海老」の旗が続きます。盛り上がります。昨夜、焼酎バーのマスターに勧められた「ドライブイン大海」に。まだ11時半だったので先客はなし。伊勢海老の活き造りの定食を注文。お品が出てくる頃には、予約の団体さんたちがぞろぞろ。見る見るうちに満席に。そうしていると、お刺身、伊勢海老、サザエのつぼ焼きと出てきます。これは盛りだくさん。地物の刺身も、伊勢海老もプリプリで満足感大。それなりに値の張るランチですが、せっかくですから。最後に、活け造りについてきた伊勢海老の頭がお味噌汁になって登場。朝ごはんを抜いて良かったです。

そして、一路、都井岬へ向かいます。宮崎から100km弱。かなり道のりは長いです。南郷を越え、徐々に道も悪くなり、かなりの時間がかかり、都井岬に到着。もう、1時半を越えてます。昼食から2時間。遠い。都井岬は宮崎最南端の岬。野生の馬が放牧されていて、草を食べています。そして、先端には都井岬灯台が。

さて、最南端にも着いたことだし、一休みして、宮崎へ戻ります。
その途中に観光地に立ち寄り。

まず、鵜戸神宮へ。日南の鵜戸にある由緒正しき神社で、桓武天皇の頃建立されたとされてるようです。本殿は岩の洞窟の中に作られ、ピッタリと収まっています。こんな神社は見たことがありません。 そして、さらに北上し、青島へ。青島は干潮時にはつながりそうな島で、島の中には青島神社があります。こちらも立派な本殿でした。

宮崎に戻るともう夜。往復200kmの旅は結構ハードです。ということで、うわさの宮崎牛をいただきに。なにやら、種牛を松坂ほか、各地に提供しているそうで、焼酎バーの皆さんからも、地鶏に続いてプッシュされたものです。昨夜の山やの近所、西橘通りにある焼肉「りょう」へ。カウンターのみのお店で、りょうさん曰く、一人で楽しめる焼肉屋を目指すとかなんとか。カウンター越しに話も弾み、出張族や私のような一人旅の人にお勧めです。

では、今日のお勧め上ヒレ、上ハラミ。どれも生で食べられる一品です。周りをさっと焼いて、たたき状態のヒレは柔らかく、牛のうまみも抜群。ハラミは表面をちょっと強めに焼きいただくと柔らかく深みのある味。あと、レバ刺しもきっちり血抜きがなされ、おいしくいただけました。

最後に、カルワサなる一品が出てまいりました。さしが素晴らしいカルビをあえて、こんがり焼き、わさびを乗せ大葉でくるんでいただくものです。うまい脂が、わさびで相殺され、さっぱりかつ、濃厚な相反するうまさが口に広がります。でも、焼肉を一人で食べると種類がこなせないので、ちょっと残念。でも、このりょうは、ハーフもOK。一人焼肉の強い見方です。 今夜も、はしごを開始。やはり、焼酎バーということで、昨夜も遅くまでお世話になった一休へ。今日はカウンター内が二人。地元の酒好きで盛り上がっています。今日も、東京ではあまり無いお酒をと「庄三郎」「川越」をいただきました。庄三郎は芋臭さがうすく、でもまったりとしていて、川越はそれなりに芋っぽい。私は川越かなと。

さて、別府、宮崎とまだラーメンをいただいていません。一休で宮崎のラーメンはどう?と聞いたら、最近、辛ラーメン(からーめん)という、そば粉入り盛岡・韓国冷麺の麺で、真っ赤なスープなのがうまいとのこと。その中でも発祥の東風屋(こちや)がおすすめと。ということで、ハーフサイズの3辛を注文。そんなには辛くなく、スープもうまかったです。隣の水商売風の女性は25辛を注文していました。25辛はどんなものでしょう。えらい気になります。

さて、勧められたもう一軒、とんこつ系です。ここもハーフがあり、それを。お店は横道家(おうどうや)です。濃厚なとんこつで、関東で言うところの家系。ばっちし〆ることができました。

 

夜が明けて29日は帰るだけ

チェックアウトを済まし、レンタカーで空港へ。帰りはJALです。これにて、全県制覇完了。全県制覇については追って書きたいと思います。

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