今年は大荒れ、嵐の中のCATEC2009 10月8日

CEATECは毎年出かけていますが、こんなに大変だったのは初めてでした。10月8日、折から台風が接近しており、それも940Hpの強力さで伊勢湾台風と同様のコースをたどるという。東京から進路は西に外れましたが、それでも豪雨と強風。午前中はJRが完全ストップという中、なんとか幕張メッセまでたどり着いたわけです。

ということで、通常の横須賀・総武快速線というルートが使えなく、京成線回り、さらに最寄りの西大井も大井町も電車ストップという状況。こうなると、予定時間より到着がかなり押してしまいます。
超、遅刻の中、3つのエリアの見学開始です。
いつもなら、電子デバイス→ホームエレクトロニクスで最初回りますが、今回はそうもいきません。まずは、ホームエレクトロニクスからです。

今回の見どころは3Dテレビ。これまでも各社が実験機ということで展示をしていましたが、ハリウッド映画はじめ、スポーツ、ゲームなども3D対応に取り組んでいて、ソフトも増えてきました。
各社とも、液晶シャッターの組み込まれた眼鏡を掛けてディスプレイを見る方式ですが、若干の違いがあります。ディスプレイ自体はほぼ最新機種のようです。
ソニー
3D対応ブラビアということで、コードが付いた眼鏡を掛けて見る方式です。アニメーション映画、スポーツ、ゲームのブースがあります。


シャープ
こちらはワイヤレス眼鏡です。なので、大勢で見ることができます。

三菱
こちらもワイヤレスですが、ディスプレイがリアプロジェクター方式で、左右各60fpsだそうです。つまり画面は120fps。そのため他社よりちらつきなどが抑えられています。リアプロなので、恐らく場所は取るでしょうね。眼鏡もワイヤレスで、かなり軽く掛けやすいです。

パナソニック
こちらもワイヤレス仕様で、フルHDの3Dを見せています。ソフトはスポーツや映画などブースごとに流しています。なかでも、この冬公開のアバターが3Dで流されています。

その他、4k2kのパネルです。3840×2160の解像度で、FULL HDの4倍の画素数。

日立
他社のような眼鏡式ではなく、多層構造のディスプレイで普通に立体に見えます。さらにディスプレイを脇から見たりすると、前面から見れない部分も見えたりする優れものです。ホログラフの原理を利用したディスプレイです。

東芝
超解像や画像調整を実現するCELLプロセッサを使ったレグザの展示です。その技術を使い、通常の2Dの動画を3Dに変換するもので3Dディスプレイの展示を行っており、眼鏡はワイヤレス方式でかなり軽いものでした。

ケータイ関連
DoCoMoのスマートフォンはwindows mobile6.5の搭載機HT03など。

あと、木製のボディで肌触りがよいTouch Woodは圧縮木材を使い薄くても丈夫だそうです。

KDDIでは、燃料電池ケータイとMIDなど。

燃料電池もかなりコンパクトになりました。このタイプは通常の電池と交換できるようにしたそうです。

WIMAXのUQは組み込みチップや通信カード、MID

富士通は、コンセプトモデルなど。グランプリはスライド式。イマイチ新しさが感じられません。


その他
Tycoエレクトロニクスは、今年もリニアモーターカーを展示。三輪車並みの速度ですが、お客さんも乗れます。そして、大人気ムラタセイサクくんとセイコちゃん。すばらしいバランス感覚です。

windows関連は、今年、マイクロソフトが出展しなかったため、windows7の出荷を控えているのに関連展示は多くありません。Intelがwindows7の展示と、MID。東芝が、スマートフォンにwindows mobile6.5搭載した端末を紹介。


しかし、あまりに時間が無かったため、完全に消化不良でした。残念。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です