海の日三連休は、道南縦断。積丹、ニセコ、函館 四日目 八雲

海の日三連休は、道南縦断。積丹、ニセコ、函館 初日 札幌
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海の日三連休は、道南縦断。積丹、ニセコ、函館 三日目 函館
海の日三連休は、道南縦断。積丹、ニセコ、函館 四日目 八雲
2013年7月15日(月)
この旅も最終日となりました。まずはコアップガラナを飲んで元気をつけて出動。

函館の朝と言えば朝市。一応、観光客なので出発までちょっとのぞいてみます。

8年前の前回は、ウニイクラ丼をいただいて満足しておりましたが、今日は、この後に超メインを控えているので、ご飯はナシで、活イカ。函館と言えば活イカがやっぱり食べたくなります。朝市では、水槽に泳いでいるものをその場で調理してくれます。

今日はこれを、刺身と稚ホタテのお味噌汁。イカは小振りなの一杯分で、さすがに活造り。ゲソも動いていて、口に入れると引っ付きます。身もコリコリ。

これで一杯やったら美味しいでしょうが、これから車の旅。残念です。
函館駅は、前回来た時から立て替えで立派になっています。以前は想像より小っちゃい駅だったのに。
そして、今回は至る所にGLAYの看板やポスターが掲げられています。地元出身スターの大型野外ライブです。

さて、今日は八雲町まで行きます。大井町の飲み仲間のハルちゃんの生まれ故郷で、facebookにすごく美味しそうなお寿司の写真。八雲のお寿司屋さんだそうで、今回ご紹介いただきました。
道央道を経由して、八雲駅へ2時間弱。八雲町は昨日寄った長万部と、大沼の間にある町で、太平洋にも日本海にも面している唯一の町です。そのお店は、駅前にあります。

駅の駐車場に車を止めて、お店へ。亀やさん。実は、ミシュランに☆付きでは無いですが、ビブグルマン(お勧め)で紹介されているお店です。

お店に入ると、今日は上の座敷に予約が有るそうで、せっせと握りが並んで行っています。ネタケースを見ながらも、お昼なので、お店の名前が付いている亀寿司を注文。期待が膨らみます。

そして、握りが到着。まずは美しい。見るだけで惚れ惚れ。近海物のオンパレードで、甘くて柔らかいトリガイ、本マグロもちゃんと生。そして、道南特有な甘塩たらこの軍艦。握りのセットに入っているのは、道南の特徴だそうです。そして、いくらでなくて筋子。これも特徴の一つだそう。ウニのミルキーさと言い、逸品です。

そして八雲と言えば、日本海側で採れる天然物のアワビ。積丹のふじ鮨でも味わえましたが、八雲のはまた格別。でも亀寿司には入っていません。なので、追加で1貫。コリコリだけでなく、旨味もしっかり伝わってきます。こちらの酢飯も好み。なんと、アワビをもう1貫追加してしまいましたが、ハルちゃんの紹介というパワーのおかげで、アワビ2貫はサービスいただけるという幸せ。お腹いっぱいです。函館から八雲までハルばる戻って来た甲斐がありました。
さて、夜の飛行機までまだまだ時間は有ります。ここ八雲駅は太平洋側。ここから、日本海側まで、国道277号線をひと走り。約50分くらいかかって秘境の秘湯に到着しました。

ここは、八雲町の熊石(くまいし)から山奥に入った平田内温泉です。熊石はアワビの養殖や天然アワビが名産で、先ほどのアワビもここ産です。
この平田内温泉。温浴施設も有るのですが、お勧めで川のほとりの露天風呂があるとの情報。

駐車場から歩いて200mくらいでしょうか、小屋のようなものが下に見えてきます。その下には川、その手前に岩風呂。脱衣場は男女別れていますが、湯船まで岩場を降りますので、周りからは丸見え。女性にはかなり厳しいお風呂です。ある意味、女人禁制?。ただし、水着はOKです。

お風呂はかなり熱めですが、川の水がホースで引かれていて、それでうめる形式。風呂上りにはもう一度外にホースを出す必要があります。
しかし、開放感100%。渓流の流れの音も心地よく、じんわり効いてくる温泉に浸かりますが、湯の花が底に溜まっていて滑りやすくちと危険。
大自然のお風呂を堪能できて幸せです。では、函館へと戻ります。その途中、江差追分の辺り、厚沢部(あっさぶ)。大量の風力発電機が並んでいます。10基、いや山の上にもあります。調べてみると28基あるようです。

1時間半で函館に戻ってきました。まだ時間も有るので、元町の方へ寄ってみました。函館山のふもとから、港への真っ直ぐ降りる坂は、函館の特徴的な風景としても有名です。

教会や旧公会堂などが並ぶ、この地区は観光客でいっぱいで、函館らしい感じです。

空港に行く前に、最後に函館ラーメンでもいただかないと。名物ですし。JRAの函館競馬場は、夏競馬が開催中ですが、今日は月曜日の祝日でお休み。ちょっと寄ってみました。
そして程なく、函館市内の温泉街湯の川温泉。以前、ずん・どうに入りましたので、今回は一文字。

味噌、醤油とかスープはいろいろありますが、オシは塩ということで、デフォルトの塩ラーメンを注文。このチャーシュー。焼も味の浸み具合も良く、とってもマッチしています。昼のお寿司の満腹もこなれてきたので、するすると完食です。

函館空港は、湯の川温泉からすぐ。今回の積丹・道南の旅もこれにて終了。今回の行程は、土日月での移動距離633km。札幌から積丹、ニセコ、そして、函館、八雲に戻って、函館。長距離移動の北海道。夏の北海道はあちらこちら動き回ってしまいますが、旨いものだらけ。次は冬でしょうかね。また戻ってきます。