帯広から釧路へ。ばんえい競馬とオンネトー入浴

9/14 夏の北海道 道東へ。まずは札幌着
9/15 襟裳の夏は何も無い夏です? 札幌から帯広そして襟裳岬
9月16日(日)
北海道三日目です。
今日の帯広の朝は、ちょっと蒸し暑く、北海道らしくない感じです。
さて、今日は最終的に釧路市まで。その前に、帯広観光を。

まずは朝食にと来たのが、広小路近所のパンの満寿屋。昨夜のBARですすめられた帯広のソウルフード。まこりーの氏からの推薦もあり、白スパサンドとコロッケサンドを購入。

白スパは、いわゆるサラスパ入りサンド。何のことはないサラスパが挟まってるわけですが、ちょっとピリ辛。山わさびでしょうか?そんな感じのピリ辛で美味しいです。朝食にぴったり。
帯広と言えばばんえい競馬なのですが、これが14時半出走。まだまだ時間があるので、周辺観光でも。
と言いながら着いたのがカレーチェーンのインデアン。大阪にも同じようなロゴのインデアンがありますが、どうも大阪のインスパイアなのでしょうか。

11時オープンで、直後に入りましたが、見る見るうちに満席。みなみ野店という住宅地にあるお店でしたが、地元のお客さんで一杯のようです。
出てきたカレーは、大阪のインデアンそのもの。でも基本はマイルドだそうなので、辛口にしてみたら当たりです。辛さは、普通→中辛→辛口→大辛→激辛と5段階。

トッピングの種類が多いのは家族にもいいですね。ルーもインディアン、野菜、ベーシックの3種類から選べます。デフォのインデアンを399円でいただきました。美味しい。
さて、やっと観光ですが、帯広と言ったら「愛国から幸福まで」の切符じゃないですか。大昔に流行った気がしますが、当時、北海道旅行した親戚から、切符をもらったような気がします。

帯広市内から30分ほどで愛国駅に到着。国鉄広尾線の駅舎が残りますが、既に廃線。1962年2月1日に廃止となったそうです。

駅舎内には当時の鉄道グッズが飾られ、交通博物館となっています。ホームにはSL9600系が止まっており、記念撮影で皆さん集まっています。その切符ですが、駅横の売店で売られていました。キーホルダーやパウチなど。復刻版でも、番号や日付の刻印が入っているとうれしいものです。

そして10分ほど南に走ると、今度は幸福駅があります。こちらも観光客が訪れるスポットですが、「幸福」の方が人気あるのでしょうか、売店が2つあります。

ホームには気動車のキハ22系が並んでいて、みなさん記念撮影中。幸福駅、女性観光客が多い気がします。

そうこうしていると、いい時間なので、帯広競馬場へ。こちらでは、世界で唯一のばんえい競馬が行われています。漢字の表記は「輓曳」でそりを引くスタイルを表します。

場内には食事や物産などの店舗、とかちむらもあって、家族連れでも楽しめます。今日はお子さんが乗馬できるイベントもやっています。

さて、投票です。
時間的に2歳馬の1R1Rしかできませんが、1,000円くらいはかけてみましょう。オッズ表などを見ながら、1カムイマリン、7ロースガール、8アアモンドミルキーで三連複1,000円を購入。

競馬のスピードは遅く、走行に合わせて歩いて追いつけるくらい。途中、坂が2か所あり、そこが見せ場でもあります。
さあ、ゴール寸前という所で4が座り込み。のんびり競馬です。

結果ですが、1カムイマリン、7ロースガールは入ったものの、8アアモンドミルキーが5位。残念ながら外してしまいました。着順は12798で万馬券。残念。

ここからは、釧路までの大移動です。道東道という上から読んでも…という高速で、足寄ICまで向かいます。その先は釧路まで。
1時間ほどで足寄に到着。

足寄と言えば松山千春さんです。旧足寄駅に作られた道の駅銀河ホール21に入ってみると、松山千春コーナーや記念碑、売店にも千春グッズが並んでいます。

松山千春も弊社に所属していたことがあり、ヒット曲の数々はいまだに売れ続けています。なんとトップアーティストの中に、旧譜の売り上げで松山千春が入っているくらいです。凄いなー。
ここで給油して釧路へ。ここまでで約400㎞走っていますが、入ったガソリンが20L。軽とは言え、燃費20㎞。北海道の燃費の良さとエコカーの実力は凄いですね。

足寄から1時間ほど走って着いたのはオンネトー。阿寒国立公園にある温泉と湖。湖もシーンとした神秘的な湖で、オンネトーとはアイヌ語で「年老いた沼」と言うそうです。

湖から戻り、オンネトー温泉に。付近から硫黄臭が漂い、昨夜のBARで「凄いですよ~」と勧められたのがよく分かります。
宿が2軒あり、景福さんの方に入ってみました。混浴(パーテーションあり)の露天風呂と、内湯がありますが、そりゃ、露天風呂ですよね。

エメラルドグリーンと白の神秘的な岩風呂で、温度は低い。どちらかと言うとぬるい。でもゆっくり入って湯を楽しめます。刺激は強くないですが、硫黄臭が凄い。しばらく硫黄臭をまといながらになりそうです。

日も暮れて夜。最終行程の釧路へ。まだ1時間以上はかかります。夜で全く分からない阿寒湖を抜け、釧路市内へ。ホテルチェックインは19:40。この2日間で530㎞の走行でした。

釧路夜の部です。でも、9時半過ぎの日曜日。三連休と言っても日曜日の夜は早いようです。あまり店がやっていません。
くるくると街を廻ってみまして、入ったのがつぶ焼屋のかど屋。メニューが名物つぶ焼とラーメン。あとは飲み物のみ。潔いというか。何と言うか。

つぶ貝は常に焼かれていて、直ぐに出てきます。大ぶりのつぶ。アツアツで出てきますが、さざえのつぼ焼き風になっています。

まあ、これは一軒目ということで、次にはすぐ横の鮨政へ。でも、連休であまりネタが無く、おすすめをいくつか。さんま、ほや、いくら、サーモン。さんまも脂がのっていて旨いです。

さて、軽く軽く2軒だったので、さらにもう一軒。その向かいの炭火焼のQ家(くうや)。カキ焼が目に付いたので入ってみました。

厚岸の西にある仙鳳跡(せんぽうし)産とあります。ぷりぷりでミルキー。夏のカキもいいです。で、今夜は終了。なんか、BARとかでコミュニケーションがとれず消化不良の夜。明日夜、挽回と行けばよいのですが。。。